広報ひらかた

市政ニュース

3月定例月議会

令和2年度当初予算案などが可決

 令和2年3月定例月議会が3月27日に終了しました(17日までの内容は4月号に掲載)。27日には、総額約2812億円の令和2年度一般・6特別・3企業会計予算案のほか、新型コロナウイルス感染症対策経費を含む令和元年度一般会計補正予算案などが可決されました。人事案件では、副市長の選任のほか、公平委員3月定例月議会令和2年度当初予算案などが可決会委員に田中潤子氏を、固定資産評価員に岸弘克氏を選任すること、教育委員会委員に橋野陽子氏を任命することに同意がありました。また、「総合的な過疎対策の充実、強化を求める意見書」など5件の意見書が可決されました。

問合せ先、市議会事務局
電話841-1528 ファクス841-0240

副市長に小山隆氏

 議会の同意を受け、小山隆氏が副市長に再任されました。任期は令和2年4月1日から令和6年3月31日までの4年間。 小山氏は昭和56年、枚方市に入職し、都市整備部長、土木部長(理事)などを歴任、平成28年4月から現職。64歳。

病院事業管理者に宮垣純一氏

 市は、4月1日付で病院事業管理者に宮垣純一氏を任命しました。任期は令和2年4月1日から令和6年3月31日までの4年間。宮垣氏は昭和58年、枚方市に入職し、財務部長(理事)などを歴任。60歳。

令和2年4月1日発令

人事異動

 総数は648人(医療職および教育職を除く)。部長級以上は次の通り。( )内は前職。

▼市駅周辺等まち活性化部長(市駅周辺等活性化推進部長)兼瀬和海
▼市民生活部長(市民安全部長) 石田智則
▼観光にぎわい部長(産業文化部次長) 武田俊哉
▼健康福祉部長<福祉事務所長>(健康部長) 山崎宏
▼健康福祉部保健所長(健康部保健所長) 白井千香
▼子ども未来部長(子ども青少年部長) 杉浦雅彦
▼会計管理者(福祉部長<福祉事務所長>) 古満園美
▼教育委員会事務局総合教育部長(総合政策部次長) 前村卓志
▼市議会事務局長(教育委員会事務局社会教育部長) 淨内俊仁
▼監査委員事務局長併公平委員会事務局長(長寿社会部長) 横尾佳子
▼市立ひらかた病院病院長兼診療局消化器センターセンター長(市立ひらかた病院病院長) 林道廣
▼市立ひらかた病院副院長兼医療安全管理室長兼診療局外科主任部長兼消化器センター消化器外科(市立ひらかた病院副院長兼医療安全管理室長兼診療局外科主任部長) 木下隆

問合せ先、人事課
電話841-1281 ファクス846-2271

人口の将来見通しと集中的に取り組む施策

まち・ひと・しごと創生総合戦略(第2期)を策定

 市は、人口減少に対応するため「枚方市まち・ひと・しごと創生総合戦略(第2期)」を策定しました。人口の将来見通しを示した「人口ビジョン」と令和2年度~5年度に集中的に取り組む施策をまとめた「総合戦略」で構成しています。今後、市民が住み続けたい、市外の人が住みたいと思える魅力的なまちづくりを進めます。
問合せ先、企画政策課
電話841-1254 ファクス841-3039

空き家活用で最大100万円

若者夫婦・子育て世帯を応援

 市内の空き家を活用して定住する若者世帯や子育て世帯を対象に、空き家の除却や住宅の新築・リフォームにかかる工事費用を最大100万円補助します。空き家取得前に事前協議を行い、解体および新築またはリフォーム後に交付申請・交付請求を行います。
▼対象者
 40歳未満の夫婦または18歳以下の子を持つ世帯。
▼居住要件
 (1)~(3)のいずれかの条件を満たす世帯。
 (1)市外に1年以上居住している。
 (2)市内の賃貸住宅に1年以上居住。
 (3)申請年度内に結婚し、市内の親の住居に居住。
▼対象空き家
 昭和56年5月31日以前に着工された居住のない一戸建ての住空き家活用で最大100万円若者夫婦・子育て世帯を応援宅または長屋で枚方市立地適正化計画に定める都市機能誘導区域、居住誘導区域または居住環境保全区域のいずれかにある建物。
▼対象行為
 空き家を取得し、当該空き家を除却し、跡地に住宅を新築する行為または空き家を取得し、当該空き家を耐震改修およびリフォームする行為(左図)。
▼交付金額
 (1)(2)いずれも最大100万円。(1)新築 空き家を除却し、新築する工事費の合計。(2)リフォーム 空き家を耐震改修しリフォームをする100万円以上の工事費の合計の1/2。
▼事前協議
 市役所分館2階住宅まちづくり課へ。
▼その他
 木造住宅耐震化補助制度と結婚新生活支援補助制度との併用が可能で、併用すると最大235万円を補助。詳細は住宅まちづくり課へお問い合わせを。

問合せ先、住宅まちづくり課
電話841-1478 ファクス841-5101

手帳に貯めた高齢者ポイント

タクシー券に交換できます

 高齢者お出かけ推進手帳に貯めたポイントを、4月から新たにタクシー券に交換できるようになりました。500ポイントで500円分。利用できるタクシーは大阪タクシー共通乗車券運営協議会(電話06-6125-5400)へお問い合わせを。交換場所は市役所別館2階地域健康福祉室(長寿・介護保険担当)、総合福祉センター、楽寿荘。手帳はポイント交換場所、各地域包括支援センターで配布中。

問合せ先、地域健康福祉室(長寿・介護保険担当)
電話841-1461 ファクス844-0315

被災地へ義援金を送付

 市民の皆さんからこれまでに寄せられた令和元年台風第19号に対する義援金17万5832円は、日本赤十字社を通じて被災者に届けられました。枚方市社会福祉協議会では、引き続き被災地に対する義援金の受け付けを行います。

問合せ先、健康福祉総務課
電話841-1369 ファクス841-2470

液体ミルク等の救援物資で避難所環境を良好に

平和堂と災害時協定を締結

 市は3月30日、㈱平和堂と災害時協定を締結しました。大規模災害時に市の要請に応じ、液体ミルクなどの食料品や調味料、衣料品、日用品等の救援物資が避難所等に供給されます。同社専務取締役の夏原行平さんは「連絡体制や支援物資を共有することで災害時に、迅速な対応をしたい」、伏見市長は「市民のみなさんに安心感を与え、良好な避難所環境を守ることができる」と話しました。

問合せ先
危機管理室
電話841-1270 ファクス841-3092
契約課
電話841-1345 ファクス841-2015

30周年の感謝込めて

コロナ対策にビオルネからマスク5万枚

 4月13日、商業施設「ビオルネ」を運営する枚方パートナーシップス㈱からマスク5万枚の寄付を受けました。同社から新型コロナウイルス感染症予防に役立ててほしいとの申し出を受けたもので、同社代表取締役の岡部宏明さん(写真右)は、「ビオルネ30周年記念開業事業を予定していたが、新型コロナウイルスの流行によりイベ ント開催の目途が立たない中、できる社会貢献をと決断しました」と話し、伏見市長は「品薄の中でマスクを頂けるのは非常にありがたい。感染を拡大させないため、市内医療機関や福祉関連施設・教育機関・保育所等へ配布させていただく」と話しました。

問合せ先、危機管理室
電話841-1270 ファクス841-3092

市民の皆さまへ

緊急事態宣言から1カ月感染拡大防止につながる行動を

 大阪府をはじめ7都府県に「緊急事態宣言」が発令され、間もなく1カ月がたちます。この間、外出の自粛要請に伴い、市民の皆さまには学校の休校や公共施設の休館、また事業者の皆さまには休業や縮小、在宅での勤務など、大変なご不便をおかけしておりますが、ご理解とご協力をいただいておりますことにお礼を申し上げます。

 また、こうした状況下においても、保育や介護の現場など、生活するうえで必要な施設に従事されている方々がおられます。とりわけ、4月以降、国内外で感染者が急増する中、対策の最前線を担う医療・保健の現場では、感染のリスクとも隣り合わせの緊張状態で、長期間にわたり懸命に従事いただいております。こうした方々のご尽力により、今もなお最低限の社会機能が維持できていることに、心から感謝を申し上げます。

 しかし一方では、誤った情報や認識により、感染者やその家族、医療従事者が不当な扱いを受ける事例も見受けられ、大変残念に思っています。このような時こそ、治療に専念できる環境を守るため、また、自らや身近な人が安全に安心して生活するために、お互いを思いやる気持ちをもって冷静な行動を心掛けてください。

 この非常事態を乗り越えるためには、皆さま一人一人の行動にかかっています。人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減できるよう、今一度自らの行動を見直し、食料の買い出しや医療機関への通院など、生活の維持に必要な場合を除き、外出しないよう、お願いいたします。

 本市としましても、国が支給を表明している給付金や、市民・事業者の皆さまへの各種支援については、速やかに実行できる体制づくりを行うとともに、市独自の経済対策を含め、市民の皆さまが安心して暮らすことができる対策をしっかりと講じてまいります。この難局をともに力を合わせて乗り越えていきましょう。

枚方市長 伏見隆

※市役所の各課の配置は6月号でお知らせします。