広報ひらかた

禁野小学校の新校舎が完成 豊かな学びを育む新しい学校のカタチ

令和6年7月から建設が進められていた禁野小学校の新校舎が完成し、いよいよ2学期から子どもたちが通学します。新しい学校を見学しながら、豊かな学びを育む市の取り組みを紹介します。

問合せ先、新しい学校推進課 電話050-7105-8020、ファクス 851-1711

禁野小学校 校長の永山です。

新校舎の特色や子どもたちの学びを紹介します!

まちの特色が育む愛着心

禁野小学校の新校舎の立地を生かし、学校生活の中でまちの特色や地域の豊かさを感じられる校舎づくりをしています。地域を身近に感じることで学校や地域への愛着を育みます。

天の川テラス

高台のテラスからは、枚方のまち並みや淀川を望めます。

見学会に参加した 保護者の声

天の川テラスに足を踏み入れた途端に、子どもたちが駆け出す姿が印象的でした。

玄関

玄関や図書館には友好都市・高知県四万十市の木材を使用し、温かみのある空間になっています。

きんやっこ広場

「コ」の字型に配置した校舎はメインとなる玄関をはじめ、きんやっこ広場を囲むように留守家庭児童会室や図書館、体育館などの入口が集まり、地域の利用を想定した造りになっています。

学びが深まる特別教室

理科室や音楽室などの特別教室では、子どもたちが授業に集中し、学びが深まるよう、机の配置や教室の造りなどさまざまな工夫を施しています。

理科室

教壇を扇状に囲み後ろの席からもホワイトボードが見えやすく、また先生からのサポートもしやすい配置です。

見学会に参加した 保護者の声

ラジオDJの気分を味わえるガラス張りの放送室があり、子どもたちに楽しんでもらうための工夫を感じました。

音楽室・音楽テラス

開放的な音楽テラスで、保護者や地域の人を招いた演奏会もできます。

開放的な空間から生まれる、主体的な学び

教室だけでなく学びが校舎全体へ広がることで、学ぶ場所やどのように学ぶかを子どもたちが自ら考え、自ら選択できる環境になっています。

オープンスペース

広い廊下では、他クラスとの協働学習や学習発表など、空間を生かした自由度の高い学びが可能です。

見学会に参加した 保護者の声

枠にとらわれず、開かれた空間でそれぞれの個性を尊重しながらのびのびと学校生活を送ってほしいですね。

学校図書館

壁がなく、授業の中で生まれる「なぜ?」を直ぐに調べられ、子どもたちの学習意欲を高める環境を整えています。

新校舎を中心とした地域づくり

2つの地区が統合し、ここからまた新しいコミュニティがスタートします。防災拠点や地域住民の憩いの場としてこの新校舎を中心に、子どもたちから高齢者まで世代を超えて交流できる、温かいコミュニティにしていきたいと考えています。近くの関西外国語大学とも連携し、地域の特色を生かしながら、みんなが愛着を持てる地域づくりを目指していきます。

禁野校区コミュニティ協議会 会長 森 祟さん

誰もがやりたいことに挑戦できる「ワクワクが止まらない学校」

4月の始業式で新校舎の写真を見せたときの、体育館に響き渡った子どもたちの驚きと喜びの声は忘れられません。校内でも「早く新校舎に行きたい!」とよく声をかけてくれます。あらゆる場所にワクワクする学びの場が用意された新校舎で、子どもたちが「どこで・誰と・どのように学ぶか」を主体的に選択・決定・調整し、自ら行動を起こせる力を養ってほしいです。目指す学校像である「大人も子どもも笑顔があふれ、ワクワクが止まらない学校」の実現に向け、従来の学校の枠にとらわれず、誰もがやりたいことに挑戦できる場所を子ども・先生・保護者・地域の皆さんと一緒に創り上げていきます。

禁野小学校 校長 永山 宜佑

みんなの学校でも進む 学びの環境整備

市では全ての子どもたちが安心して学べる環境づくりを進めています。禁野小学校の新校舎はその学校像を形にしたものです。ここからは禁野小学校の施設とあわせて、みんなの学校でも整備が進む取り組みを紹介します。

安全で安心な学校生活

禁野小学校新校舎では!

感覚過敏によるストレスで不安な気持ちが大きくなった際、外部の音や視線を遮断し、気持ちを落ち着かせることができるカームルームのほか、エレベーターなどを備えることで安心して学校生活を送れる環境を整えています。

みんなの学校でも!
気持ちを落ち着かせ、安心できる居場所づくり

心が少し不安定になった児童などが安心して過ごせるよう、各小学校では、既存の教室を活用した「ほっとルーム」の設置などに取り組んでおり、全ての子どもたちが安心して学校生活を送れるよう、きめ細やかなサポートを行っています。

エレベーター整備で誰もが利用しやすい学校へ!

階段の段差など移動の障壁を無くし、子どもたちや地域の人たちが移動しやすいバリアフリーな環境づくりのため、学校施設へのエレベーター整備を順次進めているほか、全市立小中学校にバリアフリートイレを整備しました。

放課後の居場所と地域の防災拠点

禁野小学校新校舎では!

児童の快適な移動や保護者の送迎導線を配慮して、明るく開放的な校舎内に留守家庭児童会室を設置し、児童の多様な活動に対応できる環境づくりを整えています。また、太陽光発電や非常用発電機、マンホールトイレなど、もしもの時に地域を守るさまざまな設備を設置しています。

みんなの学校でも!
放課後の居場所づくり

留守家庭児童会室や放課後オープンスクエアを一体的に運営するほか、体験活動の場である枚方子どもいきいき広場を実施しています。また、体育館などの学校施設を有効活用するなど、児童が安全かつ安心して過ごせる環境を整え、子どもたちの多様なニーズに応えられるよう取り組んでいます。

地域の防災拠点

地域の避難所としての安心を高めるため、全市立小学校に小型の非常用発電機を配備しています。

お知らせ

禁野小学校の避難所・留守家庭児童会室・放課後オープンスクエアは8月25日㈫から新校舎に機能が移転しますのでご注意ください。

新しい学びの充実へ

施設計画課・施設整備課・施設管理課

体育館空調・トイレの洋式化・ドライ化・グラウンド改修でより快適に!

体育館への空調設備の導入と、トイレの洋式化・ドライ化が全市立小中学校で完了。ぬかるみや水はけ不良などが起きているグラウンド改修も計画的に進めています。

学校施設のZEB化で地球に優しく快適に!

脱炭素社会の実現に向けて環境配慮と快適な学習環境を両立するため、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化を進めています。教室などの空調設備を省エネ型へ更新し、照明器具をLED化することで、CO₂排出量や電気代の削減を図り、子どもたちにも、地球にも優しい学校づくりに取り組んでいます。

おいしい給食課

学校生活の充実は毎日の食事から!小学校給食費の無償化

市独自の取り組みとして市立小学校に通う児童の給食費を無償化。毎日安心して栄養バランスの取れた食事ができるほか、ごんぼ汁などの郷土料理や行事食も取り入れ、「食育」の観点からも子どもたちの健やかな成長を支えます。

教育政策課

プロの指導サポートで泳力向上。広がる水泳授業民間活用

インストラクターの指導サポートによる小学校水泳授業が広がっています。泳力向上だけでなく、屋内温水プールでは天候に左右されない計画的な授業実施や年間を通じた水泳授業が可能になるなど授業カリキュラム設定の上でもメリットがあります。今年度は24校で実施する予定で、令和10年度までに全市立小学校への拡大を目指します。

新校舎から広がる教育の未来

学校は子どもを「育てる」場所ではなく、子ども自らが「育つ」場所です。本市では、1人1台端末を活用したICT教育や課題解決型学習(PBL)などの新たな学びを通じ、自ら考え、学ぶ「子ども主体の学校づくり」を進めています。この新校舎は、そうした新しい学びや多様な挑戦を支える、未来の学校像の第一歩です。私たち教育委員会も変化を恐れず学び続け、学校・家庭・地域と力を合わせて、市内全ての子どもたちが日々「学校に行きたい」とワクワクし、夢と志をもって意欲的にチャレンジできる環境づくりを進めていきます。

市教育委員会 教育長 谷元 紀之