街の話題
江戸時代から続く津田の伝統
今年3月市登録文化財に 春日神社の秋祭り
10月18日・19日、津田元町の春日神社で秋祭りが行われました。地域の7つの町が丈約160㎝の大ちょうちん(左写真)を飾る風習は江戸時代から続くもので、今回も100人以上が準備に参加。寛政2年(1790年)に寄進された記録が残る口径約90㎝の大太鼓には子どもたちが集まり、出店などでにぎわう境内に力強い音色を響かせました。幼少期から参加している谷嶋裕司さん(46歳)は「地元の祭りが文化財に登録され驚いた。次の世代にも引き継いでいきたい」と話しました。
一日警察署長の翼さんが防犯訴え
安全安心まちづくり枚方大会に約3000人
10月19日、ニッペパーク岡東中央で安全安心まちづくり枚方大会が開かれ、OSK日本歌劇団トップスターで市PR大使の翼和希さんが一日警察署長として特殊詐欺防止などを呼び掛けました。近年、インターネットを介した特殊詐欺などにより高齢者だけでなく若年層にも被害が出ていて、府内での今年の被害額は昨年1年間をすでに上回り9月末の速報値で過去最高の87億円以上となっています。翼さんは詐欺へのより一層の警戒とともに「無差別のつけ狙いに十分注意して」と訴えました。
読み方同じ、違いはたくさん
蹉跎小が松江市の佐太小とオンライン交流
10月16日、蹉跎小学校と島根県松江市立佐太小学校の3年生が「さださだカーニバル」と題してオンラインで交流しました。蹉跎小学校の児童が授業中に同じ読み方の学校を見つけたことがきっかけで実現。当日は両市にある“さだ”神社の飾り物や児童数など、児童が考えたクイズや質問を出し合い、まちの違いに驚く様子も。牧志和幸さん、高橋愛実さんは「クイズで松江市や佐太小学校のことを知ることができた。これからもっと仲良くなりたい」と笑顔で口をそろえました。
思い出の菊を今年も一緒に枚方で
1000鉢の菊と菊人形がまちを彩る
ひらかた菊フェスティバルが10月29日から20日間開催され、大小さまざまな菊や菊人形が市役所周辺など各所を彩りました。枚方の菊を楽しみに毎年帰国するアメリカ在住のシーグラー夫妻。植物好きのジェリーさん(写真左)は「花火のようにきれいでとても感動しました」と咲き誇る大菊を称賛。妻のタミコさん(同右)は「夫と出会った枚方はずっと思い入れのある場所。今年も一緒に菊を見られてうれしい。日本に帰って来るなら枚方です」と笑顔で話しました。
