広報ひらかた

だから枚方

だから調査隊と調べる今選ばれる枚方の「教育」

 枚方市は平成25年から12年連続で20歳~44歳の夫婦世帯で転入が転出を上回ったほか、0歳~14歳の転入超過数は府内で令和4年に1位、同5年には2位となるなど、多くの若者や子育て世帯から選ばれています。今回は「子どもたちの主体性を育む学びの場」に焦点を当てて、 「~だから、枚方」と選ばれる理由を徹底調査します !

 問合わせ先、広報プロモーション課 電話841-1258、ファクス846-5341


調査するのは…「だから調査隊」

 実際に街へ飛び出して、子育て世帯に選ばれる枚方の魅力を調査する広報プロモーション課職員!

だから枚方 point

枚方が選ばれるポイントをこのマークでお知らせ

まっちゃん隊員

就学前から教育環境が整っているらしいよ!さっそく見ていこう!

おいちゃん隊員

文部科学省から採択された取り組みを行ったり、日本ICT教育アワードでデジタル大臣賞を受賞したりしているみたいです!

15ページではエリアごとに市のおすすめスポットなどを調査中!要チェック!


おいちゃん隊員

まっちゃん隊員!何やら就学前の子どもたちが小学生と交流してますよ!

まっちゃん隊員

ほんとだ!こっちでは小学生が授業でひらかたパークに行ってる !なぜかな…?


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だから枚方
幼児教育と小学校教育の架け橋

遊びを通して主体性を育む幼児教育から
教科学習などを通して主体性を育む小学校教育へ

 幼児教育から小学校教育へうまく移行できない状態が続く小1プロブレムの解決のため、市では国から採択を受けて令和4年度~6年度に「架け橋プログラム」を試行実施。香里小学校区をモデル校区として、5歳児と小学1年生の育ちや学びのカリキュラム「架け橋コンパス」を作成し、幼児と児童や先生同士の交流などに取り組んできました。その結果、入学期の行き渋りが減少したという声もあり、 今年度から全小学校区で本格実施しています。


だから枚方POINT

架け橋プログラムが採択されたのは全国で19自治体だけ!

公立保育幼稚園課・教育指導課


みつけようまなびのめ
架け橋プログラムの取り組み

子どもたちの学び(遊び)の羅針盤
「架け橋コンパス」

 就学前施設や家庭などでの遊びを通した学びを小学校教育でも生かせるよう、幼児期の経験(遊びや生活)を学習環境に取り入れたカリキュラム。就学前施設と小学校の先生がタッグを組み、全44小学校区がそれぞれ作成している「校区版架け橋コンパス」は枚方ならではの取り組みです。

校区版は「自然が多い」「子どもたちが集まれる公園がある」などの地域特性に合わせて作られてるんだって!

▲幼児期からなじみのある折り紙やパズル、こまを小学校の授業で活用


先生同士の交流

 小学校の先生が就学前施設の遊びや生活を見学したり、就学前施設の先生と架け橋コンパスを一緒に作ったりする中で、子どもの学びや育ちについてお互いが大事にしていることを共有できます。

5歳児の力を知ってもらうきっかけに!

 架け橋プログラムをきっかけに、小学校の先生に「子どもたちはただ遊んでいるんじゃなくて、遊びの中で学んでいる」「5歳児はここまでできる」ということを知ってもらえたことが大きな一歩でしたね。

香里ケ丘保育園
㟢 博 先生

遊ぶ意欲を学ぶ意欲に!

 就学前施設でどのように育ってきたのかを知ることで子どもへの理解が深まります。また、交流を重ねていくうちに日々の授業でも「遊びを通して主体的な学びを引き出す」という意識が強くなっていきました。遊ぶ意欲を学ぶ意欲につなげられたことで「休み時間も授業して!」と子どもたちから声が上がるようにもなりました!

香里小学校
渋田 将 先生


幼児と児童の授業交流

 水遊びや学校紹介などの交流は、幼児にとっては遊びを通した学びから「小学校って楽しそう」という期待感に、児童にとっては年上として自ら考え接することで自信や自己肯定感につながります。また5歳児は先を見通す力がある程度身についてきているので、授業を経験することで就学への不安感の解消につながります。

Voice 小学1年生保護者の声

 授業交流の日、学校から帰ってきた子どもの楽しそうな表情に驚きました。就学後も遊びを通した取り組みが友達づくりのきっかけになるなど、楽しんで学校に行ってくれるのは安心できます!

だから枚方POINT

幼児教育と小学校教育の段差を緩やかにする取り組みが進んでいるんですね!


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だから枚方
子どもたちの未来を見据えた新たな教育

 子どもたちが社会に出ても自ら対応できる生きる力の育成を大切にし、学校が子どもを「育てる場所」ではなく、子どもたちが未来に向かって「育つ場所」とするためICT教育や課題解決型学習(PBL)など未来を見据えた新たな教育を取り入れています。


Project Based Learning

課題解決型学習って?

子どもたちが自ら考え、自分なりの解決方法を見つけ出す学習方法

 令和9年度から全市立小中学校・全クラスでの実施を目指し、各学校の先生をメンバーとしたワーキングチームを結成。どの先生でもPBLの授業に取り組めるように定義や要件を整理した「枚方版PBLヒラカタノタカラプロジェクト」を作成し、各校での実践が始まっています。

教育指導課・教育研修課


PBL推進の担当者にインタビュー

 PBLでは子どもたち自らの「学びたい」という意欲を尊重することで、学習につまずいた時に考え方を変えられる粘り強さが生まれます。自分自身で達成できたという経験が子どもたちの自信や得意分野の発見につながり、そこから子どもたちの考え方や生き方が形成され、社会を生き抜く力につながると考えています。

東香里小学校 ピオルコフスキー・潤先生


だから枚方POINT

他の自治体がPBLの授業を見に来るくらい枚方市の授業って進んでるんだ!


日本ICT教育アワード3年連続受賞!

全国トップクラスのICT教育がさらに充実

 令和2年度から全市立小中学校にいつでもどこでもネットにつながるiPad を1人1台導入し、子どもたちが自分の好きなタイミングで調べたり、まとめたりするなど、自分の学びを深めるためのツールとして個別最適な学びが広がっています。今年度から端末を更新し保存容量や操作性が向上。さらにアプリなどを通じた共同編集が可能になったことで子どもたち同士の交流や活動などの協働的な学びも広がっています。全ての子どもが主体的に学びやすく、「いつでも・どこでも・学びを止めない」環境を整えています。

教育研修課


▲ミシンの使い方を動画で確認しながら子どもたちだけで準備を進めています(長尾小学校5年生の家庭科の授業)

◀アプリに目標設定や振り返りを入力することで、自分の達成度を可視化します


 現在の学校教育では、知識を一方的に教えるだけでなく、子どもたちが自ら考え、主体的に学びながら、多様な人と協力して納得のいく答えを導き出す力、そして、変化の激しい社会を心豊かに生きる力などを育むことが求められています。こうした背景から、PBLやICT教育などの取り組みを進め、子どもたち一人一人が未来社会で自信をもち、自分の可能性に挑戦できるよう、学校教育の充実に努めていきます。

学校教育部長 新保 喜和


だから枚方POINT

社会の変化に合わせた取り組みが、子どもたちの未来を見据えた教育に繋がります。


招提小学校のPBL授業を調査!

 今年3月から招提小学校のすぐ横に今池フロート型太陽光発電所ができたことをきっかけに自分たちと電気との関わりを学び、電気の大切さ、環境への配慮などについて子どもたちが考えました。

招提小学校でのPBLの様子をYouTubeで公開予定

どんな授業なのか実際に調査してきました!


①授業や日常生活で生まれた問いや地域・社会の課題を見つける

[?]日常生活で電気をたくさん使うけど、その電気はどこで・どのようにつくられるんだろう…

[?]発電方法を調べると地球温暖化などの環境問題もあるみたいだけど、これってどうしようもないのかな…

私たちってこんなに電気を使ってたんだ!

環境に優しい発電方法はないのかな?


だから枚方POINT

調べ学習などでタブレットを有効に使っていますね!

全国学力・学習状況調査では授業での端末活用率が全国平均約70%の中、枚方市は小中学校ともに100%!


②見つけた問いや課題の解決を見据えた活動

 学校の近くの池にソーラーパネル(下・左写真)ができてる!設置した会社の人に聞くと生き物や環境に優しい発電方法だってことが分かったよ!

太陽光を適度に遮るから、藻類やプランクトンの異常発生を防いで水質が改善されるので生き物にも優しいんだよ!

今池の電気がひらかたパークで使われているところを見に行ったよ !

▲フロート型ソーラーパネル(今池)

[?]私たちが使う電気も発電できるかな?


③自ら考え、自分なりの答えを出す

 私たちの生活で使う電気を発電できるほどたくさんの池はないことから、使う量を減らすことも必要だって気付いたんだ!みんなでアイデアを出し合ったよ!

身近なものでできるうちわ(下写真)や手元でエアコンなどを操作できるアプリを考えました。

自分たちなりの答えを出せてますね!これが「生きる力」なんですね!


保護者の声

 子どもが冷房の設定温度を以前よりも高くして節電するようになりました。学校での学びの成果が家でも見られてうれしいです。


調査結果

だから枚方POINT

 子どもたちが自ら考えて行動し、「生きる力」を身につけるために枚方ならではの環境や新しい教育方法を取り入れているんだ!


 幼児期の遊びを通して主体的に学ぶ工夫が就学後の学びにも途切れず生かされていたね!


 枚方の地理・文化・企業など身近な地域資源を活用したPBLを通して、地元への愛着も育まれるね!