伏見市長の情熱日記
菊と音楽で彩る枚方の秋
日本を代表する秋の花である菊は、枚方での歴史が長く1912年に開催された「ひらかた菊人形」まで遡ります。大正時代には菊づくりが盛んに行われ、「菊花展」が1956年にスタート。1967年には「市の花」に制定されるなど枚方を象徴する大切な花になっていきました。
令和となった今もこの伝統は続いており、10月29日から「菊フェスティバル」を開催します(5ページ参照)。ニッペパーク岡東中央や枚方市駅周辺が菊で美しく彩られ、私も毎年心待ちにしています。
しかし、この菊づくりは簡単なものではありません。ふっくらとした形を作るには丹念な手入れが必要で、温度や天候の変化にも日々対応しなければなりません。さらに、近年は猛暑による発育不良や開花時期が遅れるなどの影響も受けています。それでも作り手の努力と技術により開催期間中に徐々に花開き、見事な作品に仕上がっていきます。
そして、11月9日にはニッペパークで「枚方宿ジャズストリートプラス」とのコラボも予定しています。ジャズミュージックを聴きながら菊を鑑賞できるのは枚方ならではのイベントです。菊と音楽で彩る枚方の秋をぜひ会場でお楽しみください。