広報ひらかた

伏見市長の情熱日記

健やかな成長を願って

 今年3月に「枚方市子ども・若者総合計画」を策定しました。この計画は、「子ども・若者が笑顔で健やかに成長できるまち枚方」を基本理念として、ライフステージに応じた5つの目標を定めたものです(2〜5ページ参照)。
 子どもや若者が抱える課題が複雑化する中、施策の推進にあたっては、一人ひとりの人権と最善の利益の尊重をすべての取り組みの基礎とし、命や心の健康に関わる問題に対しては本市一丸となって対応していきます。いじめや虐待にあった子どもたちへの心のケアや、ひきこもりになった若者たちが社会的に自立することをめざした多様な支援が必要と考えており、児童や生徒に寄り添った相談支援の充実を図るため、全中学校区へのスクールソーシャルワーカーの配置に取り組むとともに、悩みを抱える若者やその家族に対しても居場所や相談体制を整えていきます。
 私は、子どもや若者の皆さん一人ひとりがこのまちで笑顔で元気に育ち、自分らしく生きられ、社会の様々な場面で活躍する姿を見ることをとても楽しみにしています。皆さんが自らの意思で将来を選択し、それぞれが望む人生を歩んでいけるようこれからも応援します。