ひらかた菊フェスティバル
10月23日㈬~11月11日㈪
市では大正時代から「菊人形」展覧会が開催されるなど、菊づくりが盛んに行われてきました。昭和42年に市の花に制定されて以来、市民に親しまれてきた菊が今年も枚方の秋を彩ります。
問合わせ先、政策推進課 電話841-1149、ファクス841-3039
ひらかた菊花展
ニッペパーク岡東中央や市役所周辺、ふれあい通りで展示。無料。
菊愛好家や学校、幼稚園の子どもたちが育てた約1000鉢を展示します。今年の特設花壇のテーマはひらかた万博。さまざまな種類の菊を使い、会場の奥行きを生かした作品を披露します。
菊の世界を楽しむ3つのポイント
学校や幼稚園からの出展が多い「3本仕立て盆養」。観賞時の注目ポイントを枚方市菊花展実行委員会委員長の北尾泰章さん(右写真)に教えてもらいました。
⑴花の大きさ…満開となり咲き誇っているか。
⑵葉の状態…虫食いがなく生き生きときれいか。
⑶高さ…3本の菊が1m~1m60㎝の範囲で段々となり
前方からきれいに見えるか。
「この3点が揃うと見栄えが良く特に優れている菊です。会場ではこのポイントに注目して観賞すれば一段と深く菊の世界を楽しめますよ」と北尾さん。ぜひ今年は一味違った見方を楽しんでみては。
▲菊の魅力や観賞ポイントを話す北尾さん
▲昨年の菊花展に出展された3本仕立て盆養
問合わせ先、公園みどり課 電話841-1404、ファクス841-3830
問枚方市菊花展実行委員会 電話805-3527、ファクス805-3529
市民菊人形展
市役所別館北側・枚方市駅2階コンコース・市民の森・ニッペパーク岡東中央特設ステージで展示。無料。
今年は大河ドラマの「光る君へ」がモチーフの菊人形たちが会場を彩ります。
新たな装いで2度楽しめる
期間中、菊は元気がなくなるので前半と後半で人形を入れ替えます。「菊の咲き方も違うので、ぜひどちらの装いも見てほしい」とひらかた市民菊人形の会メンバーの山口惠子さん(左写真)は話します。
◀一つずつ心を込めて制作
環境を整えて伝統技芸を守っていく
「菊人形への水やりを自動化したいんです」と意気込むのは同会代表の牛嶋和文さん(右写真)。1日2回、菊の根2~3本をこぶし大の水ゴケで束ねた根巻にジョウロで40分かけて丁寧に水やりをします。菊の生育に欠かせない作業ですが負担も大きいため、牛嶋さんはタイマー付き散水機にシリコンチューブを接続して自作で自動化に取り組みます。「負担を減らし参加しやすい環境を整えることが、伝統技芸を継承することにつながるんです」と思いを込めます。
▲園芸用の極細点滴チューブを使った自動水やり機を自作
同会ではボランティア会員を募集しています。菊人形作りの技芸体験も可能。申込方法など詳細は電話で同会にお問い合わせを。
問合わせ先、ひらかた市民菊人形の会 電話・ファクス840-7869
枚方宿街道菊花祭
宿場町の面影を残す京街道沿いを地域住民や市内の小中学校の児童・生徒が育てた菊が彩りを添えます。
◆俳句大会
10月23日~11月11日に呼人堂(岡東町10―3)、枚方宿鍵屋資料館に設置の投句箱へ。市民は枚方宿地区まちづくり協議会ホームページの専用フォーム(右記コード)からも応募可。
問合わせ先、枚方宿地区まちづくり協議会 電話090-2384-6709、ホームページhttps://www.hirakata-shuku.org