広報ひらかた

迫る! 昨年市内で倍増!
特殊詐欺の危険

昨年1月~12月の府内での特殊詐欺の認知件数は2656件と前年比約29%増、市内でも前年比約2倍の133件で政令指定都市を除くと府内最悪を記録しました。危険はすぐそこに迫っています。「自分は大丈夫」と考えず、よくある手口や対策を今一度確認しましょう。

 問合わせ先、危機管理政策課 電話841-1147、ファクス841-3092


市内の認知件数

R4年:67
R5年:133

倍増や!


「ATMで還付」は詐欺!

還付金詐欺

 自治体や年金事務所などの職員を名乗り「医療費を還付します」などと電話。言葉巧みにATMへ誘導し、電話で指示を出しながら犯人の口座に振り込ませます。


「コンビニで電子マネー購入」は詐欺!

サポート詐欺

 パソコンやスマホなどに偽のウイルス感染の警告を表示させ、修理(サポート)名目でコンビニで電子マネーを購入させて財産をだまし取る架空料金請求詐欺の一つ。電力会社や電話会社を騙った自動音声ガイダンスを利用した手口も。

1年前にも言うたのにまだ引っ掛かりまっか?


高齢者対象
7月1日から開始
録音機器の無償貸与

 電話に取り付けて不審電話を録音できる機器を無償貸与します。対象は65歳以上の人がいる世帯。先着700台(1世帯1台)。▶貸与期間 令和13年3月末まで(貸与期間満了後は譲渡)。▶申込 7月1日から市役所別館3階危機管理政策課にある申込書(市ホームページから取り出し可)、高齢者本人の住所および年齢がわかる身分証を持って同課へ。

録音!?詐欺できんわ

全市民対象

 同課窓口で簡易版の配布も。先着3000台。申し込み不要。


「自分は大丈夫」が 危険

 特殊詐欺の手口は多様化・複雑化しています。最近では定額減税に関する給付金をかたるものも。自治体がATMの操作やクレジットカードの提出、キャッシュカードやクレジットカードなどの暗証番号を求めることはありません。また、特殊詐欺以外にも、有名人をかたった投資詐欺や恋愛感情に付け込んだロマンス詐欺なども急増しています。「自分は大丈夫」とは考えず、日頃からニュースや新聞で新たな手口などの情報を収集し気を付けましょう。

枚方警察署 生活安全課長
二村 真人


切り取って電話機に貼りましょう

「ATMで還付」「電子マネー購入」は詐欺!
お金が絡む電話は折り返し。

枚方警察署

電話845-1234、ファクス841-8251

交野警察署

電話891-1234、ファクス891-1346

信頼できる相談相手の名前