広報ひらかた

枚方家族 第62回

佐藤 義人(さとうよしひと)さん

 鍼灸師、スポーツ選手のメディカル面を対応する専門家・アスレチックトレーナー。氷室小学校、杉中学校、枚方津田高校出身。平成27年ラグビーワールドカップ日本代表チームのメディカルスタッフとして帯同。選手から「神の手」と称され、代表チームの躍進を支える。令和4年からラグビーの堀江翔太選手と共にトレーナー育成プロジェクト「STA」を始動。

山や田畑が遊び場

 3歳から28歳まで枚方の宗谷で過ごしました。今もですが自然がたくさんあり、子どもの頃は山や田畑が遊び場でした。穂谷川を上流に登り湧き水を探しに行ったり、山奥に秘密基地を作ったり、思い出が詰まった場所で、今でもトレーニングをしによく訪れています。

 高校でサッカーに夢中になりプロを目指していましたが、大怪我を負ったことをきっかけに同じような境遇の人の手助けをしたいと今の道に進みました。23歳で枚方に鍼灸院を開院し、今ではラグビーやサッカーの日本代表など世界で活躍する選手たちのトレーニングに携わっています。枚方から世界へつながっていることをうれしく思います。

▲自宅前で保育園の芋掘りで取ったサツマイモを並べ笑顔(4歳)。

▲高校3年生の引退試合にて(写真中央)。