事実、日本人の2人に1人ががんになる
令和元年のデータでは、日本人の2人に1人が一生のうちにがんになるといわれています。しかし、がんは検診で早期に発見することで、完治する可能性も高くなります。がん検診を受けてみませんか。
問合わせ先、健康づくり・介護予防課 電話841-1458、ファクス840-4496
生涯でがんになる確率
男性65.5%
女性51.2%
診断から10年後の生存率
がん発見時の進行度(ステージ):1
■肺 72.0%
■大腸 92.6%
■胃 91.3%
がん発見時の進行度(ステージ):2
■肺 35.0%
■大腸 83.4%
■胃 57.8%
がん発見時の進行度(ステージ):3
■肺 14.2%
■大腸 70.1%
■胃 36.6%
がん発見時の進行度(ステージ):4
■肺 2.2%
■大腸 12.7%
■胃 6.6%
早期発見で多くが完治
がんは細胞の老化などによって起きる病気で、健康に自信がある人でもがんになる可能性があります。しかし、がんの多くは早期に発見することで治療して治すことが可能です。右のグラフはがんと診断された人がその時点から10年後に生存している確率を表しています。例えば大腸がんや胃がんなどは早期に発見すれば9割以上が治ります。
(グラフの数値は、国立がん研究センター「院内がん登録2009年10年生存率集計」より)
特定健診とセットで
医療機関によっては、40歳~74歳を対象に生活習慣病の予防を目的とした特定健康診査を実施しています。がん検診と特定健診をセットで受けることも可能です。10月4日、今道清子さん(65歳・写真)は肺がん・大腸がんの検診と特定健診を広瀬医院で受診。採取した便を提出し、レントゲンや採血、問診などが行われ20分程度で全項目が終了しました。今道さんは「1回あたりそんなに時間もかからないし、両方が一度で済むのもありがたいです」と話しました。
症状がないうちから受診を
普段の診療では症状などがなければ検査は行えませんが、がんは症状が出る頃には既に進行している可能性が高いので、無症状のうちから受けられる検診が大切です。また、がんを見つけ出すためには前回との比較が重要なため、毎年同じ医療機関で受け続けることも大切です。
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