ひらかた菊フェスティバル
10月25日(水)~11月13日(月)
秋の風物詩として市民の力で受け継がれてきた菊文化。市内各所を市の花「菊」が彩る枚方ならではの秋をご堪能ください。
問合わせ先、観光交流課 電話841-1357、ファクス841-1278
ひらかた菊花展
菊愛好家や市内学校園の子どもたちが育てた約1000鉢を展示。ニッペパーク岡東中央の特設花壇のテーマは「国見山の」。今年は枚方市民菊人形の会が作成した1m超の人形も。ニッペパーク岡東中央や市役所周辺、ふれあい通りで展示。無料。
▲昨年のふれあい通りの様子
工夫を凝らし丹精込めた菊づくり
枚方市菊花展実行委員会
24人の実行委員で約1000鉢の菊を育てる同委員会は、サプリ村野で週5日活動しています。菊花展が終わっても来年に向けた土づくりや親株作りなど、菊作りは年中無休。そんな中、酷暑で菊の伸びが悪いと話すのは同委員会の北尾泰章さん(写真)。「帰宅後も上手に伸びているか気になってしまう」と菊作りへの情熱をのぞかせました。暑さで根の吸水力が落ちると土中の水分が根腐れの原因にもなるため、水をやりすぎないようにしたり、日除けを設置したり工夫しながら大切に育てています。
▲1本の苗から5本の枝を伸ばす大菊の5本仕立て
特設花壇がスケールアップ
今年の特設花壇は昨年より幅を約2m広げ、奥行きも深くより立体的に。同委員会副委員長の山本雅啓さんは「迫力を増した花壇をぜひ多くの人に見てもらいたい」と意気込みます。
▲昨年の特設花壇「那智の滝」
問合わせ先、維持補修課 電話841-1435、ファクス841-3830
問合わせ先、菊花展実行委員会 電話805-3527、ファクス805-3529
市民菊人形展
大河ドラマの印象に残る場面を表現する市民菊人形展。今年のテーマは「どうする家康」。市役所別館北側・枚方市駅2階コンコース・市民の森・ニッペパーク岡東中央特設ステージで展示。無料。
▲昨年のテーマ「鎌倉殿の13人」
職人技が光る伝統の人形制作
ひらかた市民菊人形の会
12人のメンバーが週4日、サプリ村野で活動しています。平成18年から菊人形を制作する同会の技芸はまさに職人。頭作りでは、「唇一つ取っても顔の向きで表現する大きさが変わります」と同会メンバーの坂本奈三郎さん(写真)。動かない人形でいかに場面の雰囲気を伝えられるかが腕の見せ所です。
▲さまざまな頭を表現するメンバーの顔はどれも真剣そのもの
細部まで手間暇かけて丁寧に
大河ドラマに欠かせない小道具もほとんど自作しています。大西伸夫さん(写真)は段ボールで本物そっくりのお膳を作成。今年の展示では背中を見せる配置になる菊人形があるため「いつもは生菊を長持ちさせるため背部に付ける水苔の根巻きが見えない工夫を試みたい」と話しました。
▲裏を見るまで段ボールと分からない精巧さ
問合わせ先、ひらかた市民菊人形の会 電話・ファクス840-7869
枚方宿街道菊花祭
かつての宿場町の面影を残す京街道沿いを地域住民や市内の小中学校で育てられた菊が彩ります。
◆俳句大会
10月25日~11月13日に呼人堂(岡東町10―3)、枚方宿鍵屋資料館に設置の投句箱へ。枚方市在住の人は下記コードからも応募可。
問合わせ先、枚方宿地区まちづくり協議会 電話090-2384-6709、ホームページhttps://www.hirakata-shuku.org