広報ひらかた

まちの話題

枚方産ホップで新たな試み

障害福祉サービス事業所利用者が手摘み

 7月25日、穂谷でホップが収穫されました。東部地域活性化へ向け3年前から栽培を開始。今年は農家の人手不足や障害者雇用などの課題を組み合わせて解決しようという事業の一環で、専門家指導のもと市内6カ所の障害福祉サービス事業所の利用者らが月替わりで農作業に従事。一つ一つ手作業で摘み取りました。田中智也さん(写真左)は「ホップをちぎるのに力が必要で大変だった」と話しました。10月中旬にこのホップを使ったオリジナルクラフトビールが完成予定です。


天野川に願いの光

約720個のランタンが彩る

 8月5日、手作りのランタンを天野川に流す「ゆめのほしフェスタ」が天津橋周辺で開かれました。河川敷ではサックス演奏やカレーなどのキッチンカーでにぎわい、ランタン作りのワークショップでは、参加者が思い思いの願い事や絵を描いていました。日没後は夜空の「天の川」に見立て約720個のランタンを放流。家族3人で訪れた柳光謙一さん(39歳・写真左)は「家族が健康に過ごせるよう願いを込めました」と笑顔で話しました。


駒音響く、真剣勝負

プロ棋士の佐藤康光九段に対局挑む

 8月5日、総合文化芸術センターでひらかた将棋イベントが開かれ、講座やトーナメント戦に96人が参加しました。トーナメント戦を勝ち抜いた𠮷田和輝さん(写真右)が市PR大使の佐藤康光九段に挑戦。静寂にパチンと高い駒音だけが響く中、勝利まであと一歩と追い込むも、終盤に攻守が入れ替わり佐藤九段の速い攻めを受け125手で投了。𠮷田さんは「調子は悪くなかったけどただ強かった。またいつか挑戦したい」と話しました。


これなあに?聞いてみよう!

穂谷川の生き物を親子で調査

 8月11日、穂谷川で生き物を探すイベントが開かれました。小学生親子10組が枚方高校生物飼育部やNPO法人ひらかた生物飼育部LABOと生き物を観察。「なにかいる!」と声が飛ぶと、同部の部員が「これはヌマエビだよ」と教えていました。見つかった10種類以上の生き物の特徴について、同部顧問の三井裕明さんが「これは水の流れの無い川を好んで生息しています」などと解説。石戸義人さん(10歳・写真右)は「生き物の生態を知れて楽しかった」と話しました。


暑い枚方での熱い試合に1400人が熱狂

元世界王者を7回KOで撃破

 8月6日、市PR大使の本石昌也さんが会長を務めるグリーンツダボクシングジムの興行「クラッシュボクシング」がKTM河本工業総合体育館で開かれ約1400人が観戦ました。最高気温が36.4度を記録する中、会場は試合の熱気に包まれ汗を流して応援する人の姿も。メイン試合で同ジムの日本フェザー級2位の前田稔輝選手(写真右)が元IBF世界スーパーバンタム級1位のマイク・タワッチャイ選手(同左)と対戦。終始ガードを固める相手を前田選手が7ラウンドでKOすると歓声が起こりました。試合後に前田選手は「結果だけじゃなく内容も求めたい。より厳しくレベルアップを目指す」と意気込みを語りました。


スペシャルゲストに長谷川穂積さん登場

 第6試合後に元世界3階級制覇の長谷川穂積さんがスペシャルゲストとして登場しました。無料招待の小学生の中から抽選で当たった10人がリング上で長谷川さんからサイン色紙を受け取り記念撮影。田宮本町在住の垂野大哉さん(10歳・写真左)は長谷川さんの大きさに驚きながらも「優しそうだった」と話しました。