広報ひらかた

伏見市長の情熱日記

大雨からまちを、市民を守る!

 6月に入り、梅雨の時期となりました。近年、全国各地で集中豪雨による浸水被害が発生しているため、大雨を心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 本市では、下水管や水路の整備とあわせ、雨水を速やかに排水するため、9か所の雨水ポンプ場の運転を行っています。さらに、浸水被害が多く発生している地区では、雨水貯留管を整備するなどの対策を行っています。

 現在、楠葉東公園から楠葉中央公園までの道路の下、約1キロメートルの区間に、内径約5メートルで、約2万トンの雨水を貯めることができるよう整備を進めています。

 貯留管及び流入管の工事は完成していますが、引き続き、道路上に溢れた雨水を取り込む取水施設の工事を実施しています。工事が完了した一部区間ではすでに稼働を開始しており、今後も整備を着実に進め、浸水対策に取り組んでいきます。

 ひとたび、河川が氾濫するような事態になると、浸水区域にお住まいの方は避難を余儀なくされます。自然災害の脅威を忘れてはいけませんが、災害の危険を軽減し、市民の皆様が安心して暮らせるよう、今後も災害に強いまちづくりを進めていきます。