広報ひらかた

まちの話題

響け、プロに学んだ音色

大阪フィルとの共演で観客を魅了

 2月19日、枚方ジュニア・ウインド・オーケストラ演奏会が総合文化芸術センターで行われました。公募で選ばれた市内在住・在学の生徒たちが4カ月にわたる大阪フィルハーモニー交響楽団メンバーらの指導を受け共演。体を揺らしながら笑顔で演奏する団員やうっとりと聴き入る観客の様子も。リーダーの吉井和さん(17歳)は「ミスもしたけど楽しくて仕方なかった。この大切な経験を部活でも生かしたい」と笑顔でした。


みんな幸せに暮らせるように

平和願いキャンドル3000個点灯

 3月4日、恒久平和への祈りを込めた平和の燈火(あかり)がニッペパーク岡東中央で開かれました。 世界平和を願い黙とうが捧げられた後、小中学生が平和や非戦をテーマにイラストやメッセージを描いたキャンドルなど約3000個が灯されると、会場は温かい光に包まれました。自分たちで描いたキャンドルをクラスメイトと見に来た藤阪小学校5年の小嶋夏実さんは「世界中のみんなが幸せに暮らせるように願いを込めた」と話しました。


観て、切って、切り絵を堪能

枚方で5年ぶり たけうちちひろさん原画展

 市PR大使で切り絵作家のたけうちちひろさんの絵本原画展「みんなのいちにち」が、2月19日〜3月5日に御殿山生涯学習美術センターで開催されました。たけうちさんの展覧会は枚方では5年ぶりで、初公開の原画や枚方に関する作品67点が展示。最終日のワークショップでは幼児から大人までの32人が、切り絵でロボットなどを制作しました。参加した西田奈生さん(6歳)は「後ろに歯車の飾りをたくさんつけたのがこだわり!」と笑顔でした。


「空飛ぶクルマ」が淀川に!

強風の中、府内初の試験飛行

 2025年大阪・関西万博で実用が目指される「空飛ぶクルマ」の試験飛行が3月2日、淀川河川公園で行われました。市内での社会実装を見据え、ひらかた万博の一環として一般社団法人MASCと市の連携で実施したもので、府内での試験飛行は初めて。強風の中、無人の機体が事前にプログラムされた淀川上空のルート932mを5分2秒で飛行しました。MASC事務局長の坂ノ上博史さん(45歳)は「風速8.3m/sの中でもいろいろなテストができた。今後も枚方市と協力していければ」と話しました。


自転車競技で初の世界大会

シクロクロス日本代表の副島達海選手

 1月26日、市内在住の副島(そえじま)達海さん(19歳)がオランダで2月に開催されたUCIシクロクロス世界選手権を前に市役所を訪れました。同競技は砂地や階段などが設置されたコースを途中、自転車を担ぐなどして周回する過酷なレース。「まずは完走することが目標」と語っていた副島さんはヨーロッパの強豪選手ら51人が出場する中、40位で完走。「カーブで他選手に勝る場面もあり手応えを感じた。来年も日本代表になり、より高みを目指したい」と話しました。


書きぞめで日本一

関西創価小に市民文化賞を授与

 全国書きぞめ作品展覧会・小学校団体の部で全国優勝した関西創価小学校に、市は3月7日、市民文化賞を授与しました。個人でも兵庫県知事賞などを受賞した小林智子さん(写真右)、櫻井明美さん(同左)、岩本貴美子さん(同右から2番目)が同校を代表して来庁。伏見市長は「全国優勝は日頃積み重ねた練習の成果。これからの自信にしてほしい」と話し、小林さんは「家族も喜んでくれて嬉しい」と喜びを語りました。


遊びと癒やしの空間が街中に

ストリートピアノや絵本を親子で楽しむ

 3月10日~12日、市役所周辺にストリートピアノやスケボー広場、人工芝などが現れました。公共空間の利活用や魅力づくりを検証するため、枚方市駅周辺のまちづくりの社会実験として市が民間団体と開催したもので、人工芝で絵本を読む親子の姿も。娘がストリートピアノに触れるのを見ていた30代女性は「ふらっと通りかかると家にはないグランドピアノに娘が興味津々。親もホッとできる遊び場があるのは嬉しい」と話しました。


サポーターの声援勝利呼ぶ

FCティアモ二川新監督の初陣飾る

 3月12日、たまゆら陸上競技場でFCティアモ枚方のJFL2023開幕戦が行われました。元日本代表・二川新監督の初陣の相手は、同チームが昨年勝ち星をとれなかったFCマルヤス岡崎。両者が強固な守備でぶつかる中、斧澤選手の先制ゴールを守り切ったティアモが1-0で勝利。声出しが解禁されたサポーターの応援もチームを後押ししました。観戦した稲葉聡さん(45歳)は「家族で楽しめた。推しの選手の今後の活躍に期待」と笑顔でした。