令和5年度当初予算
まちづくりを着実に進めます
令和5年度当初予算は、市議会議員選挙と市長選挙が予定されているため骨格的予算とし、主に市民の安全・安心や福祉の向上に役立てるもので、緊急で必要性の高い事業や国の制度に基づくものを計上する方針で編成しています。財源確保に取り組むとともに、子育て・教育環境の充実に取り組むほか、枚方市駅周辺の再整備を進めるなど魅力ある都市基盤の整備を進めます。
問合わせ先、財政課 電話841-1311、ファクス841-3039
▲総合型放課後事業を全公立小学校で実施
▲魅力向上・地域経済の活性化に向けた観光施策の推進
▲王仁公園にスケートボード場整備
子育て環境の充実
令和5年8月診療分から子ども・若者の医療費助成を拡充
15億7171万円
現行0歳~15歳としている保険診療分の医療費の一部自己負担分を除いた費用と入院時食事療養費助成の対象年齢を18歳までに拡大します。 また、19歳~22歳の市民の入院費にかかる保険診療分の一部自己負担分を除いた費用と入院時食事療養費を助成します。
総合型放課後事業を全公立小学校で実施
14億6779万円
全ての公立幼稚園で給食提供を開始
3124万円
教育環境の充実
福祉・教育スクールソーシャルワーカーの増員による相談支援体制の充実
5695万円
中学校給食の全員給食に向けた
給食共同調理場の改修設計
911万円
障害のある子どもたちへの支援教育の充実と
学校エレベーターの整備
3億3453万円
学校空調設備の整備
6億5102万円
子どもたちの熱中症対策に加え、避難所の環境改善に向けて、小中学校の体育館に空調設備を整備します。また、教室等既存空調設備の維持管理と更新に向けた検討を実施します。
魅力ある都市基盤の整備
枚方市駅周辺の再整備
63億4205万円
枚方市駅北口駅前広場などを含む③街区の再開発事業(令和6年度完成予定)が事業期間中の最盛期であり、そのための補助金、安全・安心な歩行空間の形成や交通動線の円滑化に向けた外周道路整備工事などの支援を行います。また、事業の進捗に合わせて、市駅前複合施設内に整備する市民窓口や図書館などの行政サービスの再編の運営管理や内装工事の詳細の検討に取り組みます。
市駅南側エリアについては、環境影響評価などを実施するとともに、民間が主体となりまちづくりなどを行うエリアマネジメントの仕組みの導入を目指すための社会実験などに取り組みます。
京阪本線連続立体交差事業・関連まちづくり事業の推進
36億4402万円
都市計画道路の整備
10億9031万円
王仁公園にスケートボード場を整備
3000万円
健康・福祉のまちづくり
難病対策事業の充実
1105万円
母子保健事業の充実
117万円
新型コロナウイルス感染症対策
28億1494万円
共同生活援助支援の充実
8630万円
グループホームでの重度障害者の受け入れ促進に向けて、新規開設補助金、運営支援補助金などを見直し、人材確保の支援や施設の改修、運営にかかる助成などを充実させます。
その他の主な取り組みと予算額
魅力向上・地域経済の活性化に向けた観光施策の推進
2166万円
魅力向上・地域経済の活性化に向けて、「思わず立ち寄りたくなる淀川の中継港へ」をコンセプトに観光施策を推進。民間事業者等による持続的で魅力ある事業展開を目指し、データ収集・分析に基づくプロモーションをはじめ、淀川を起点に地域資源を周遊するツーリズム開発や、アウトドア体験、水辺アクティビティが楽しめる河川空間活用に向けた実証イベントに取り組みます。
脱炭素社会の実現に向け公共施設への太陽光発電設備の導入を検討
1300万円
デジタル環境の整備
3億9311万円
令和7年度末までの住民基本台帳や税、児童手当など20業務の情報システムの標準化・共通化に向けた対応を進めます。 生涯学習市民センターや総合文化芸術センターなど公共施設等にフリーWiーFi環境を整備し、デジタルサイネージを導入します。また、来庁者の利便性の向上と業務の効率化を図るための都市づくり情報を集約した窓口端末の設置のほか、地域活性化支援センターでフリーWiーFi環境やテレワーク環境を整備します。
LED防犯灯の新設・取替・修繕費用を補助
3998万円
雨水ポンプ場の耐震化・設備更新
5億2180万円
ひらかた万博の周知・啓発
331万円
令和5年度一般会計当初予算
市議会3月定例月議会にて議決された令和5年度の当初予算をお知らせします。
一般会計1545億円 前年度比55億円(3.7%)増
歳出
民生費:49%
子育て支援や生活保護など
752億2574万円
土木費:13%
道路・公園の維持管理など
212億1726万円
衛生費:10%
保健所の管理運営やごみ処理など
153億4848万円
教育費:9%
学校施設の管理運営やスポーツ振興など
137億9637万円
公債費:8%
過去に借入した市債の返済など
120億4823万円
総務費:7%
市全般の管理事務など
108億6858万円
消防費:3%
消防や防災活動など
45億9617万円
その他:1%
13億9917万円
歳出では、民生費は社会保障関連経費の増などにより22億8700万円増加、衛生費は新型コロナウイルス感染症対策経費などの減により5億1200万円減少、土木費は枚方市駅周辺再整備ビジョン推進事業経費などの増により37億9000万円増加しています。
歳入
市税:37%
市民税、固定資産税、市たばこ税など
572億2758万円
国・府支出金:33%
特定の事業のために国や府から交付
512億7303万円
市債:8%
公共施設整備事業などのために市が借入
116億8390万円
地方交付税:9%
各自治体で標準的なサービスが確保できるよう国が交付
140億円
地方消費税交付金:6%
地方消費税を財源に人口などに応じて府から交付
87億2326万円
その他 7%
115億9223万円
歳入では、市税は個人市民税や固定資産税等の増などにより、11億3100万円増加しています。また、地方交付税は23億円増加、市債は臨時財政対策債の減などにより、4億7600万円減少しています。
全会計の予算総額は2862億6509万円
市には福祉や教育、道路整備などさまざまな事業を行うための一般会計のほか、6つの特別会計と3つの企業会計があります(左表)。特別会計と企業会計は、国民健康保険料や水道料金など市税以外の収入を使って事業を行うため、事業ごとの収支や資金管理などが行いやすいよう、一般会計とは区別して設けています。
各会計別当初予算総額
(単位:百万円、金額は十万円の位を四捨五入)
会計区分:一般会計
令和5年度当初予算:154,500
前年度比(▲はマイナス):5,500
会計区分:特別会計|国民健康保険
令和5年度当初予算:41,041
前年度比(▲はマイナス):▲1,903
会計区分:特別会計|自動車駐車場
令和5年度当初予算:98
前年度比(▲はマイナス):0
会計区分:特別会計|財産区
令和5年度当初予算:118
前年度比(▲はマイナス):▲ 8
会計区分:特別会計|介護保険
令和5年度当初予算:36,706
前年度比(▲はマイナス):1,396
会計区分:特別会計|後期高齢者医療
令和5年度当初予算:7,569
前年度比(▲はマイナス):209
会計区分:特別会計|母子父子寡婦福祉資金貸付金
令和5年度当初予算:28
前年度比(▲はマイナス):1
会計区分:企業会計|水道事業
令和5年度当初予算:14,371
前年度比(▲はマイナス):2,292
会計区分:企業会計|病院事業
令和5年度当初予算:12,908
前年度比(▲はマイナス):53
会計区分:企業会計|下水道事業
令和5年度当初予算:18,926
前年度比(▲はマイナス):▲ 1,718
会計区分:全合計
令和5年度当初予算:286,265
前年度比(▲はマイナス):5,822
※企業会計の予算は、収入と支出が一致しないため支出額を記載。