広報ひらかた

伏見市長の情熱日記

自由で楽しい放課後を!

 私が子どもの頃は、公園や近所の広場で野球や追いかけっこなど自由に遊べましたが、近頃は様々な制約があり、子どもたちが遊びを通じて学び育つ機会が少なくなってきていると感じています。
 4月から全小学校で開始する「放課後オープンスクエア」(6ページ参照)では、自分たちでルールを作ったり、時には話し合って問題を解決するなど、遊びの中で人間関係や創造性を培える環境を提供したいと思っています。先日、先行実施している小学校を視察しましたが、子どもたちは教室で宿題をしたり、運動場で楽しそうにサッカーやドッジボールをしていました。私も誘われ一緒に遊び、子どもたちが自分たちで考え自由に過ごせる場所になっていると感じました。また、従来より土曜日には、地域や保護者の皆様の協力により実施している「枚方子どもいきいき広場」で、地域の特色ある遊びやスポーツ、芸術活動など、子どもたちだけではできない体験を通じて子どもの育ちを支えていただいています。これらの事業を通じて、学年の枠を超えた交流や地域の皆様とのふれあいなど、人との関わり方を学び、自主性や社会性といった「生きる力」を育んでほしいと願っています。