広報ひらかた

伏見市長の情熱日記

東部地域の活性化に向けて

 今月号で特集(7ページ参照)もされていますが、本市の東部地域には、穂谷の野外活動センターやドッグラン・野球場がある東部公園など賑わいの場に加え、伝王仁墓や旧田中家鋳物民俗資料館といった歴史文化スポットもあります。最近では、地元で採れた農作物での商品開発も進められており、すももサイダーやクラフトビールなどが誕生しています。

 また、日本の原風景ともいえる里山や豊かな自然、田畑といった緑も東部の魅力と私は考えています。人々の生活において自然は心身を癒す非常に大切なものです。東部の豊かな自然を、これまで先祖代々継承されてきた地域住民の営みの場であり続けるとともに、市民の憩いの場としても残したいと思っています。

 しかし、自然や里山、農地の保全には人の手による管理が必要であり、東部地域でも担い手の育成が課題となっています。荒廃を防ぎ、豊かな自然を残すためには、多くの人にその魅力を楽しんだり体験してもらい、大切さを感じていただくことが必要です。

 地域住民や地域活動団体、企業など様々な主体をはじめ市民の皆様と一緒に豊かな自然を子どもたちに残す取り組みを進めてまいります。