インスタ隊と行く! #TOBUツアーズ
氷室地域(杉・尊延寺・穂谷地区)や津田地域などの「東部地域」は、都市近郊にありながら豊かな自然に触れられるスポットや特産品、地域の良さを発信する人々など魅力が盛りだくさん。穂谷地区は「にほんの里100選」にも選ばれるなど、東部地域は訪れる人を懐かしい気持ちにしてくれます。美しい里山を守りながら、新たな可能性が生まれつつある東部地域をインスタ隊とともに探りました。秋のお出かけに、足を運んでみませんか。
問合わせ先、環境政策課 電話050-7102-6009、ファクス849-1206
What'sインスタ隊
「#枚方映え で日常に価値を生み出したい」との思いから市職員で形成されたグループ。写真や動画がメインのSNS「インスタグラム」で、枚方の魅力をそれぞれペンネームで発信しています。東部地域での取材の様子も随時投稿します。ぜひチェックを!
市公式インスタグラム
問合わせ先、広報プロモーション課 電話841-1258 ファクス846-5341
“TOBU”のミリョクを見つけました
【1】地元産の新鮮な野菜が並ぶ JAの朝市
何度も足を運んでもらえる、愛される朝市に
毎週水曜午前8時45分から開催され、穂谷で採れたサツマイモやナスなど、旬の野菜が並びます。なんと、お客さんの8割がリピーター。
おいしく新鮮な野菜が格安で買えるので、足を運ぶ人がどんどん増えています。病みつきになる甘さの「くりりんかぼちゃ」など、面白い野菜も売っています。
穂谷ふれあい市グループ代表 岡本淳一さん
撮影した写真はインスタグラムでチェック!
【隊長】すーたん(写真左)
私が買ったサツマイモは天ぷらがおすすめだそう。食べ方を教えてもらえる距離の近さもいいですね。
<アクセス> 尊延寺6-23-1 京阪枚方市駅からバスで約40分、京阪バス「尊延寺」下車徒歩約1分 電話︎858-8044(JA北河内氷室支店)
【2】学び、魅力を知る 里山楽校
里山の豊かな自然を体感し、楽しみながら保全活動を体験
混みすぎた木を伐り適度な光を取り入れることで健全な森林を保つ「間伐」。そんな里山保全活動を体験できる連続講座「里山楽校(さとやまがっこう)」では、実践を通じて里山について勉強し、魅力を体験できます。詳細は農業振興課(電話841・1348)へお問い合わせを。
▲ノコギリ初心者でも、扱い方を習って直径20cm以上の幹を切断できました。
里山を守るという思いを持った人はためらわず参加してほしいですね。保全活動だけでなく、茶摘みや竹紙作りなども実施しています。
NPO法人竹取物語の会 代表 小出哲男さん
撮影した写真はインスタグラムでチェック!
【隊員】がっしー
ヒノキの香りが最高!お風呂に入れて楽しめそうですね。
里山活動「一日体験会」もやってます!
毎週水・日曜午前9時30分から、野外活動センターで竹林の間伐体験などの体験会を実施中。申し込みは電話で同センター(電話858-0300)へ。
<アクセス> 穂谷4550(野外活動センター) 京阪枚方市駅からバスで約40分、京阪バス「三之宮神社」または「穂谷」下車徒歩約15分
【3】自家製の食材を使った「農家のデザート」 ツイキーソフト
ソフトクリームで多くの人を笑顔に
昨年6月にオープンした杉農園直営のソフトクリーム販売店。濃厚なソフトクリームをはじめ、自家製の食材を使った揚げ物やパンなどを販売しています。「ツイキー」はマダガスカル語で「笑顔」。「ソフトクリームで多くの人を笑顔に」という思いが込められています。
杉農園で採れた食材を使った料理を提供する「杉・五兵衛」のアイスクリームの評判が良かったのがきっかけで、ソフトクリーム作りに挑戦。研究を重ねて「農家のデザート」がコンセプトのソフトクリーム屋が完成しました。
杉農園代表取締役 𡌛島郷さん
撮影した写真はインスタグラムでチェック!
【隊員】たくぼん
自家製の手羽煮を実食。白ご飯、何杯も食べられそう!
付近にはヤギ2頭の姿も。人間の食べ残しなどを食べて出たフンは堆肥として使われていて、ヤギもスタッフなんだとか。
▲写真は秋季限定の「おいもさんソフト」。
<アクセス> 杉責谷1―992―3 京阪枚方市駅からバスで約30分、京阪バス「上渡場橋」下車徒歩約15分 電話090-7208-2121
“TOBU”をよりよくする活動に出会いました
【4】美しい里山の風景を次代につなぐ ひらかた独歩ふぁーむ
出身地枚方の美しい里山風景を守り、生かしていきたいという思いから穂谷で有機農業に取組んでいます。
7年前にひらかた独歩ふぁーむを開園し、現在では2.3ヘクタールの畑で10種類以上の農作物を育てています。ひらかた独歩ふぁーむは自分自身が独立独歩でやっていくという意味といろんな人の一歩を応援したいという思いで名付けました。
美味しい野菜を作ることは大前提で、「こんなものがあればいいな」という声に耳を傾けていろんなことに挑戦し、穂谷を知ってもらうことで里山と人をつなぎ、美しい里山を未来につないでいきたいですね。
2年前から地元原料を使ったクラフトビール「THE HOTANI CRAFT」に使用するホップの栽培に取り組む大島さん。涼しく寒暖差が大きい穂谷はホップの生産に適しており、クラフトビールを通じて穂谷を知ってもらい、地域と農業が元気になる一助になればうれしいと話します。
里山の間伐材から作った竹チップを畑の土を柔らかく保つ緩衝材として活用。 他にもたい肥にできないか試行錯誤の最中だそう。
【5】その土地の個性を大切に 里山農園「テロワール」
テロワールでは、仕事をやめて農家になるのはハードルが高いと考える人でも仕事帰りや週末に農園に立ち寄り、生活の中に農業をプラスすることで日々を豊かにしてほしい、と農業スクールの運営や収穫体験、新規就農者へのサポートなどをしています。
代表の谷本葉つきさんが農園を開いたきっかけは4年前。取り壊し予定の古民家を引き取るために穂谷を訪れた際、農家の後継者不足や耕作放棄地が増えているという現状を知り「何かできないか」と農業に関わることに。
屋号「テロワール」の言葉の意味は「その土地の個性」。谷本さんは「空き家や休耕地などの課題がある中でも、穂谷には可能性がある。この土地ならではの個性や魅力を大切にしたい。これから、穂谷の野菜を使った古民家レストランなんてできたらなと思っています」と話します。
“TOBU” にはさまざまな可能性が
東部地域は、豊かな自然環境を生かしたこの土地ならではの取り組みと、「その魅力を多くの人に知ってもらいたい」との思いを形にする人たちによってさらに魅力が深まり、さまざまな可能性を秘めていることがうかがえました。あなたも自然と調和する持続可能なライフスタイルを「#TOBUツアーズ」で発信してみませんか。
農業スクール「農ガクLab.」インスタ隊が体験してみました
農薬や化学肥料に頼らない野菜作りを穂谷の現役農家が指導。2週間に1回、土曜に活動しています。
▲カリフラワーの苗を植えました。
テロワールホームページ
【隊員】タラくん
サツマイモ・落花生・ショウガを一緒に収穫。「農業の素晴らしさを伝えたい」という農家さんの思いが伝わりました。
【隊員】よっしー
稲刈りを昔ながらの方法で体験。今はコンバインで簡単に収穫できますが、手作業だと大変です!