水管橋の安全について
- [公開日:2021年10月20日]
- [更新日:2021年10月20日]
- ページ番号:36906
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和歌山市の水管橋崩落事故を受け、水管橋の緊急点検を実施
和歌山市の紀の川にかかる補剛形式※の水管橋の崩落事故を受けて、10月18日・19日に、市内にある補剛形式及び大口径(口径300mm以上)の重要となる水管橋40本を緊急点検しました。
※ 補剛形式とは、より堅固とするため水道管を鋼材などで補強されたものをいう。

■緊急点検を実施した水管橋
パイプビーム形式※ 25本(口径300mm以上)
補剛形式の水管橋 10本(口径150mm1本、口径250mm1本、口径300mm以上8本)
橋梁添架管の水管橋 5本(口径300mm以上)
※ パイプビーム形式とは、水道管そのものを橋体として利用しているものをいう。

■点検内容
市内にある水管橋は全部で300本あり、毎年1回、「漏水や腐食がないか」「橋台と防護柵が破損していないか」「前年度の写真と比較し変化はないか」など管体部を中心に目視点検を行っています。
今回実施した緊急点検では、和歌山市の崩落事故の教訓から、通常点検に橋梁部分の橋脚、橋台、支承部など土木的な視点を加えた点検を実施しました。

■点検結果
今回緊急点検を行った水管橋40本については、水管橋としての機能が低下したものや落橋、破損、漏水などの恐れがあるような危険な状況のものはありませんでした。
今後も、安心で安定した給水を行えるよう、継続して水管橋をはじめとする水道管の保全に努めてまいります。
上下水道部 上水道室 上水道保全課
電話 072-848-5519 ファクス: 072-858-8221
▼補剛形式の水管橋を点検する職員

▼直接目視できない場所は、鏡を使って点検しています

▼水管橋の裏部分も点検しました

▼このような補剛形式の水管橋は市内に10か所あります
