【お知らせ】大王製紙(株)三島・川之江工場を見学
- [公開日:2022年8月4日]
- [更新日:2022年8月4日]
- ページ番号:34954
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

10月22日、大王製紙(株)三島・川之江工場を見学
愛媛県四国中央市にある、大王製紙(株)の基幹工場となる三島工場は、世界最大級の臨海製紙工場として、紙・板紙をパルプから一貫生産しています。国内の紙・板紙生産量の約8%を担う工場となっており、あらゆる品種の紙を一貫生産できるシステムを有しています。また、廃棄物の再利用にも取り組んでおり、限りある資源の有効活用に努めています。
本市では、焼却ごみを削減するため、地域主体の集団回収を柱に、令和元年6月より一般ごみの中に含まれる再生可能な紙類(新聞紙、段ボール、雑誌・雑がみ)の行政回収を実施しています。
今回、行政回収した紙類の納入先である、大王製紙(株)三島・川之江工場で見学した古紙のリサイクル工程については、環境学習に取り入れていきます。
※令和3年7月16日に、枚方市・信和商事(株)・大王製紙(株)と紙類のリサイクルに関する協定を締結しました。(別ウインドウで開く)
●信和商事株式会社のホームページはこちら(別ウインドウで開く)
●大王製紙株式会社のホームページはこちら(別ウインドウで開く)

古紙利用率拡大の取り組み
これまでリサイクルできなかった難処理古紙を、リサイクル可能な繊維は古紙として利用し、利用できない廃棄物のみ焼却ボイラーの燃料として使用することで、紙とエネルギーへのリサイクルを行っています。

排出されたプラスティック類は、ボイラーの燃料として使用することでエネルギーとして使用

《古紙のリサイクル工程》
(1)前処理工程(破砕機・磁選機等で鉄や大きな異物を除去)
(2)離解工程(古紙を繊維状に溶解)
(3)粗選工程
(4)精選工程((3)・(4)で古紙の細かな異物を除去)
(5)脱墨工程
(6)漂白工程

工場の倉庫内に山積された難処理古紙

無選別で回収された雑がみ

リサイクル工程で除去されたもの

各工程から排出された紙以外のプラスティック類

板紙用途の古紙利用向上 ~難処理古紙の利用~
従来廃棄物として処分されていた難処理古紙を、段ボールの原料として使用し、循環型社会へと貢献しています。離解設備(パルパー)の改造や除塵設備(スクリーン)の改良・増強をすることで多様な種類の古紙を利用しています。
◆難処理古紙
雑誌の付録として付いているCDやDVDなどのプラスティック類やビニール貼り表紙、各種ラミネート加工品などの紙以外の異物が多くふくまれているもの。
◆離解設備(パルパー)
古紙等の一度使われた紙を溶かしてパルプ(繊維の集合体)にする装置
◆除塵設備(スクリーン)
流入しているごみを除去する設備
お問い合わせ
枚方市役所 環境部 循環型社会推進室 ごみ減量推進課 (直通)
電話: 072-849-5374
ファックス: 072-848-1821
電話番号のかけ間違いにご注意ください!