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ほけんしょ通信3月号

[2021年3月1日]

ID:34105

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「食塩の目標摂取量」と「栄養成分表示の活用」について(令和3年2月4日放送分)

皆さん、すでにご存じだと思いますが、「食塩のとりすぎは体によくない」と言われ、減塩に取り組んでいる方も多いのではないでしょうか?

厚生労働省が定めている「日本人の食事摂取基準」では、成人の1日あたりの食塩の目標摂取量を、男性で7.5g未満、女性で6.5g未満と定めています。

食塩は、ナトリウムと塩素からできていますが、このうちナトリウムは、体液のバランスを一定に保つ働きがあるなど、人間が生きていくうえで、欠かすことができない大切なミネラルです。

ただ、食塩を多くとると悪影響がでます。たとえば、食塩を多くとると、体内のナトリウムの濃度が上がり、それを薄めるために水分が増加し、これにより、血液量が増えて血圧が上がります。また、血圧が上がってパンパンに張った血管は弾力を失い、圧力に耐えるために血管壁が厚くなって血液が流れる内腔が狭くなります。これが動脈硬化で、脳卒中や心筋梗塞などのリスクを高めてしまいます。

さて、さきほど、1日あたりの食塩の目標摂取量は男性で7.5g未満、女性で6.5g未満とお伝えしましたが、国の調査によると、平均摂取量は、男性は10.9g、女性9.3gと男性も女性も目標量を上回っているのです。

そこで、減塩に取り組むことが大切となります。うす味に慣れる、塩分の多い食品を食べ過ぎない、みそ汁などの汁物は1日1杯にするなどといった方法のほかに、減塩食品、加工食品を利用する際に、袋や箱にのっている栄養成分表示を参考にすることをおすすめします。

栄養成分表示では、食塩相当量が表示されています。たとえば、カップ麺には、1食あたりの食塩相当量が5.0gなどと表示されています。加工食品に含まれる食塩相当量を参考にして、食塩の少ないものを選んだり、利用する回数や量の目安にすると、減塩につながります。栄養成分表示は、容器包装に入れられた加工食品には記載がされていますので、まだ栄養成分表示をみたことがない方は、ぜひみてください。

以上、保健医療課がお伝えしました。

「特定不妊治療費の助成」と「不育症治療費の助成」について(令和3年2月18日放送分)

本日は「特定不妊治療費の助成」と「不育症治療費の助成」についてお伝えします。

まず、特定不妊治療費の助成についてですが、枚方市では、不妊に悩む方へ特定不妊治療費の一部を助成しています。

特定不妊治療とは、体外受精または顕微授精のことで、子どもが生まれてくることを望んでいるにもかかわらず、特定不妊治療以外の治療法では妊娠の見込みがないか、極めて少ないと医師に診断されたご夫婦に、指定医療機関で受けた治療費の一部を助成しています。

ご夫婦のどちらかが枚方市にお住まいであること、治療開始時の妻の年齢が43歳未満であることなど条件がありますが、今年の1月1日以降に終了した治療については、所得制限を撤廃し、事実婚も対象とするほか、助成金額、助成回数も拡充します。準備ができ次第、枚方市ホームページでお知らせしますので、しばらくお待ちください。また、今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響から、年齢要件や所得要件について一部緩和を行っています。

申請期限は、妊娠判定の結果が出た日、または治療を中断した日の属する年度の末日3月31日までです。結果が3月の場合は4月14日までです。去年の4月以降に妊娠判定の結果が出た方、治療を中断した方は、早めに申請をお願いします。

次に、不育症治療費の助成についてお話します。

不育症とは、妊娠しても、2回以上、流産、死産を繰り返し、結果的に子どもが持てないことを言います。

枚方市にお住まいで、不育症の治療が必要であると医師に診断された方が国内の医療機関で治療を受けた場合、1年度につき30万円を上限に助成しています。申請期限は、出産または流産した日から3ヶ月以内ですので、早めに申請をお願いします。

なお、特定不妊治療費の助成、不育症治療費の助成ともに、対象となるのは保険適用外の治療費で、治療途中での申請はできません。また、申請期限を過ぎると、受付ができませんのでご注意ください。詳しくは、枚方市保健所のホームページをご覧いただくか、保健予防課へお問い合わせください。

「子宮頸がん」と「乳がん」について(令和3年2月25日放送分)

最初に「子宮頸がん」についてお話します。「子宮頸がん」は子宮頸部と呼ばれる子宮の入り口にできる「がん」です。子宮の入り口付近にできるため、婦人科の診察で観察や検査がしやすく、発見されやすい「がん」です。最近では、20~30歳代の女性で増えています。

「子宮頸がん」は、正常な状態からすぐ「がん」になるのではなく、異形成といわれる「がん」になる前の状態を何年か経てから「がん」になります。異形成の時期では、おりものや出血、痛みなどの自覚症状がありません。

「子宮頸がん」の多くの原因は、ヒトパピローマウイルスの感染です。このウイルスは、性行為で感染するとても身近なウイルスです。ヒトパピローマウイルスに感染しても多くの人は自分の免疫力でウイルスを排除することができますが、ウイルスを排除できずに感染が続くことで、「子宮頸がん」の前がん病変である異形成や「子宮頸がん」に進行します。ウイルスによる感染から子宮頸がんに進行するまでおよそ10年かかるといわれています。また、喫煙により、「子宮頸がん」発生の危険性が高まります。

続いて「乳がん」についてお話します。「乳がん」は日本人女性に一番多いがんで年々増加傾向にあり、11人に1人が「乳がん」にかかる危険性があるといわれています。「乳がん」にかかる女性の数は30歳代後半から増加し、40歳代後半から50歳代がピークを迎えます。ご自身や身近な人がかかる可能性の高い「がん」の一つといえます。

「乳がん」は乳管の中に悪性のがん細胞ができ、それが増殖していくものが多いと言われています。また、しこりとして見つかる前に、乳房の周りのリンパ節や遠くの臓器に転移して見つかることがあります。

しかし、早期に発見し適切な治療を開始すれば約90%以上が治癒します。早期発見のためにも、日々の自己触診とあわせて定期的に検診を受けましょう。枚方市では、枚方市民の方を対象に、今説明した女性特有の2つのがんを発見することができる、がん検診を実施しています。

子宮頸がん検診は、20歳以上の女性であれば毎年500円で、各取扱い医療機関で受けていただけます。

乳がん検診は、40歳以上の女性であれば2年に1回1000円で、各取扱い医療機関で受けていただけます。

乳がん検診につきましては、さらに市民の方に受診していただきやすいよう、4月1日より検診期間を変更します。詳しくは枚方市ホームページまたは広報ひらかた2月号をご確認ください。厚生労働省では、毎年3月1日から8日までを「女性の健康週間」と定め、女性の健康づくりを国民運動として展開しています。この機会に、がん予防のための生活習慣の見直しとがん検診を受けて、自らの健康に目を向け、健康づくりの実践への第一歩を踏み出してみませんか。

以上、地域健康福祉室健康増進・介護予防担当がお伝えしました。