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ほけんしょ通信7月号

[2020年7月14日]

ID:31080

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「HIV/エイズ検査・梅毒」について(令和2年6月4日放送分)

本日は、「HIV/エイズ検査・梅毒」についてご紹介させていただきます。

実は毎年6月1日から6月7日は「HIV検査普及週間」で、枚方市でも6月7日まで京阪枚方市駅のデジタル広告でお知らせしています。感染の心配がある方は、是非この機会に検査を受けましょう。

エイズは、HIVウイルスによる感染症で、免疫力が低下し、さまざまな病気にかかりやすくなる病気です。主な感染経路は性行為です。

皆さんは1年間でどれくらい新たなHIV感染者やエイズ発病者の報告があるかご存じですか?

2018年の全国での報告数は約1,300件でした。

大阪府でも2018年はHIV感染者116件、エイズ発病者41件、合計157件の報告があり、約2日に1人のペースで感染者・発病者が出ています。年齢の内訳は、20代から30代の若い世代に多いのですが、中高年の世代も少ないというわけではなく、性行為を行う人なら誰もが感染する可能性があります。

以前は、原因不明で有効な治療薬が無く、死に至る病気というイメージがあったかもしれませんが、現在は治療法の進歩によりHIVに感染しても感染を早期に発見し適切な治療を受け続ければ、免疫力の低下を予防したり、エイズの発病を遅らせたりすることができ、今までとほぼ変わらない生活を送ることができます。

だから、早めの「検査・相談」が大切なのです。

枚方市保健所でもHIV検査を行っています。検査は無料・匿名で受けることができ、予約も不要です。年末年始と祝日を除く毎週火曜日。受付時間は10時から11時30分です。

そしてもう一つトピックスとしてお知らせしたいことがあります。梅毒が、20代女性で急増しており、8年間で約20倍に増えています。梅毒もHIV/エイズと同じく主な感染経路は性行為です。妊娠している人が梅毒に感染すると早産や赤ちゃんに障がいが起きることがあるので、妊娠中は感染予防のためにコンドームが必要です。妊娠している方は妊婦健診で検査を受けることができます。また、枚方市保健所では、HIV検査と一緒に梅毒・クラミジア検査も受けることができますので、ぜひ同時に受けましょう。梅毒・クラミジア検査のみは受けられませんのでご注意ください。

詳しくは、枚方市ホームページなどをご覧ください。

「食中毒予防の三原則」について(令和2年6月11日放送分)

本日は、「食中毒予防の三原則」についてお話します。

食中毒予防の三原則、それは、食中毒菌等を「つけない」「増やさない」「やっつける」です。

一つ目、「つけない」は食品に食中毒の原因となる菌やウイルスをつけないことです。

二つ目、「増やさない」は食品についている菌を増やさない、又は、除去できなかった菌を増やさないことです。

三つ目、「やっつける」は食品についている菌やウイルスをやっつけることです。

それでは、この三原則を踏まえて、ご家庭でできる食中毒の予防について、6つのポイントに分けて、お話します。

一つ目のポイントは、食品の購入です。購入した肉や魚などは水分が漏れないようにビニール袋などにそれぞれ分けていれ、他の食品に菌をつけないようにしましょう。また、購入したら、寄り道をせずに持ち帰り、菌を増やさないようにしましょう。

二つ目のポイントは、家庭での保存です。持ち帰ったら、すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れて、菌を増やさないようにしましょう。肉や魚などは食中毒菌がついている可能性があるので、菌が付いた肉汁や水分で他の食品を汚染しないように、冷蔵庫の一番下の段に入れましょう。

三つ目のポイントは、下準備です。調理を始める前には、きちんと手洗いをしましょう。手指にも、食中毒の原因となる菌やウイルスがついていることがありますので、石鹸液を用いて十分に手洗いをして、食品に菌やウイルスをつけないようにしましょう。

四つ目のポイントは、調理方法です。ほとんどの食中毒菌は、加熱することで、やっつけることができます。中心部の温度が75度、1分間以上の加熱をしてください。肉や魚の加熱の目安は、中心部まで、色が変わっていることです。

五つ目のポイントは、食事で気をつけることです。食事をする前には、必ず手を洗いましょう。調理後の食品は、長く常温に放置せずに、温かいものは温かいうちに食べましょう。

六つ目のポイントは、残った食品の取扱についてです。調理した食品は、できるだけすぐに食べるほうが望ましいですが、残ってしまった食品を保管するときは、小分けにして、冷蔵庫等で保管して、菌を増やさないようにしましょう。保管した食品を食べるときは、再加熱して、残っている菌をやっつけてからにしましょう。時間が経ちすぎたものは、思い切って捨てるようにしましょう。

以上の6つのポイントを守り、食中毒予防の三原則、食中毒菌等を「つけない」「ふやさない」「やっつける」を覚えて、安全で楽しい食事にしてください。

「熱中症」について(令和2年6月18日放送分)

今日は、これからの季節、特に気をつけたい、「熱中症」についてお話します。

私たちの身体は、高温多湿な環境に長くいると、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調整機能がうまく働かなくなり、体内に熱がたまった状態になります。熱中症が起こるとめまい、立ち眩み、吐き気や頭痛などの脱水症状が現れ、重症になると意識障害などが起こります。また、熱中症は屋外で活動している時だけではなく、就寝中など閉め切った室内でも発症し、救急搬送される事例もあります。

特に、今年は新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、「新しい生活様式」として、「身体的距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗い」や「密集・密接・密閉の3密を避ける」等の対策を取り入れた生活様式の実践を求められており、これまでとは異なる生活環境下で夏を迎えることになります。そのため、例年以上に熱中症への注意が必要な状況です。それは、外出自粛の日々が続き、身体が暑さに慣れていないこと、マスクをつけて過ごしていることで、体内に熱がこもりやすくなっていることやのどの渇きが感じづらくなる傾向があるため、知らないうちに脱水が進んでしまう可能性があるからです。熱中症は命に関わる可能性がある病気ですが、適切な対応と予防法を知っていれば防ぐことができます。

それでは、熱中症の対応方法をお伝えします。熱中症を疑う症状があれば、すぐに涼しい場所へ移動しましょう。身体を冷やすために、衣服をゆるめ、冷たいタオルや保冷剤で首筋やわき、足の付け根を冷やしましょう。水分、経口補水液などの水分補給をしましょう。自分で水が飲めない、呼びかけに対する返事がおかしい場合は、すぐに病院を受診するか救急車を呼びましょう。

次に、新しい生活様式での熱中症を予防するポイントを5つお伝えします。

1.換気しながらエアコンを使用するなど「暑さを避けること」

2.屋外で人と2メートル以上を確保できる場合にはマスクをはずすなど「適宜マスクをはずすこと」

3.のどが渇く前に「こまめに水分補給すること」

4.体温測定・健康チェックなど「日頃から健康管理すること」

5.無理のない範囲で「暑さに備えた体作りをすること」

の5つです。

熱中症の発症には、その日の体調も大きく影響します。健康な人でも、睡眠不足などで熱中症になりやすくなります。また、高齢者、小さい子ども、体調不良の人、肥満の人、障がいをお持ちの人、心臓病や腎臓病といった持病のある人も注意が必要です。

熱中症の症状は、発熱など新型コロナウイルス感染症の症状にも似ているため、見分けるのは難しいかもしれません。だからこそ熱中症になる環境や生活を避けて熱中症を予防し、元気にお過ごしください。

「歯周病検診」について(令和2年6月25日放送分)

今回は、「歯周病検診」についてお伝えします。

みなさんは1日に何回歯を磨きますか?最新の歯科疾患実態調査で最も多かった歯みがき回数は、「1日に2回」、次に多かったのは「1日に3回以上」でした。40年前の同調査では「1日に1回」が最も多く、それに比べると日本人の歯みがき回数は年々増加していることから、歯みがき習慣は非常に良好であるといえます。歯みがきの回数が増えているので、歯周病になる人も減っているだろうと思うかもしれませんが、実際には歯周病にかかっている人は減っていません。歯周病は、「世界で最も罹患率の高い感染症」としてギネスブックに認定されていて、成人している日本人の約80%が罹患しているともいわれています。

歯周病は、歯槽膿漏とも言い、歯ぐきの赤みや腫れ、出血・口臭といった症状があり、重度になると歯を支える骨が溶け、最終的に歯が抜けてしまいます。それに、自覚症状なく、ゆっくり進行していく病気と言われています。歯周病の原因は主に、歯周病菌が作る、歯垢や歯石ですが、他にも歯並びや食事・睡眠などの生活習慣も関係しています。歯垢はかたくなると歯石になり、歯みがきでは除去できません。また、歯周病と全身疾患との関係も解明され、歯周病と糖尿病が相互に悪影響を及ぼすことや、肺炎や心疾患にも深く関わっていることがわかっています。

枚方市では歯周病予防を目的に、「歯周病検診」を実施しています。満35歳から70歳の5歳刻みの枚方市民の方を対象に、誕生月に案内はがきを送付しています。対象年齢の方は、歯周病検診を検診料500円で、翌年の誕生日の前日まで受診することができます。取扱歯科医院は、ひらかた健康便利帳やホームページでご確認ください。

お口の健康は全身の健康の源です。おうちでの歯磨きはもちろん、歯が痛くなくても、定期的に歯科健康診査やクリーニングを受けて、家族みんなでお口を健康に保ちましょう!