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あしあと

    伏見市長の情熱日記「人生の一冊」(令和元年12月)

    • [公開日:2019年12月3日]
    • [更新日:2020年6月1日]
    • ページ番号:26710

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    広報ひらかた令和元年12月号掲載

    人生の一冊

    枚方T-SITEで10月中旬から3週間、枚方ゆかりの著名人らの「人生の一冊」を紹介するフェアがあり、私はデール・カーネギー著「人を動かす」を選びました。1936年初版の人間関係を築く上での原則をまとめた世界的ベストセラーで、自己啓発書の原点とも言われています。

    本との出会いは18年前。政治家を志し、勤めていた商社を辞める準備をしていたとき、会社の先輩から贈られました。先輩は若くして亡くなり、遺された本は人生の道しるべ的な存在となりました。

    心に留めているのは『相手の立場に身を置いて考える』という言葉。人と仕事を進める際、自分の都合を押し付けても相手は快く動いてくれません。歩み寄ることで意欲を引き出し、お互い利益を得る関係を築くことが成功への一歩になるという考えです。

    まちづくりにも同じことが言えそうです。例えば、市の玄関口にふさわしい魅力ある空間を目指す市駅周辺再整備。民間事業者が意欲的にビジネスを展開したいと思える将来像を示せるかが問われています。関わる人々のやる気をいかに引き出し巻き込んでいくか、「人を動かす」の実践に挑む日々です。あなたにも人生の一冊、ありますか?

    「伏見市長の情熱日記」について

    市長コラム「伏見市長の情熱日記」は「広報ひらかた」に連載しています。