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教育委員会委員の所感 (平成30年2月9日 教育委員会協議会)

[2019年10月15日]

ID:25712

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教育委員会委員の所感

奈良渉 教育長

私から2点報告をいたします。

一つは、2月3日土曜日でございますが、枚方市と枚方市教育委員会、それとNPO法人ひらかた環境ネットワーク会議の三者が共催をいたします「ひらかたエコフォーラム2018」がメセナひらかた会館で開催されました。第1部では環境保全や環境問題について、積極的に取り組んだ団体の表彰式が行われましたが、学校園の関係では、市長賞に、蹉跎西幼稚園、蹉跎西小学校、樟葉北小学校、菅原東小学校が選ばれ、教育委員会賞には、蹉跎幼稚園、樟葉西小学校、樟葉南小学校、田口山小学校、中宮中学校が選ばれました。受賞した学校園では、環境教育の一環として、子どもたちが環境問題について主体的に身の回りの環境問題について関心を持ち、環境の大切さについて考えていく取り組みを実践されておりました。

第2部は、ごみ減量に関する講演会が予定をされていたんですが、私は次のイベント会場に行かなければならず、ロビーで行われていました各企業や環境関連団体の取り組みを紹介するブースを覗いた後、係の方の勧めで、体験コーナーで自転車発電の体験をさせていただきました。手動ハンドルを回して白熱電球、蛍光灯LEDを回す体験をするのですが、白熱電球を回す時は力を込めなければ回せませんが、LEDの場合はほとんど力を入れずに回しただけで点灯したことには少し驚きました。LEDの電力消費量が少ないことは知識としては知っていても、実際に体感することで、その違いがよくわかり、感心しました。

ひらかた環境ネットワーク会議の皆さんは、このような体験学習を取り入れた出前授業もされているということです。これまでにもいくつかの学校園で出前授業をされたということですが、まだ認知度が低いようです。各学校園が環境教育を充実させるためにも、このような出前授業を取り入れていってほしいと思いました。

同じく、2月3日に、全国高等学校ラグビーフットボール大会で優勝した東海大学付属仰星高校ラグビー部の優勝パレード及び報告会が、岡東中央公園で開催をいたしました。担当課でありますスポーツ振興課は、パレードの実施に当たりまして、関係機関との折衝や警備などの配備で、随分ご苦労をおかけしましたが、パレードや報告会には多数の来賓の方々や市民や関係者の皆様が参加され、選手へのインタビューや、スペシャルゲストの枚方市のPR大使でもあります川崎麻世さんによる監督や校長への花束贈呈などで大いに盛り上がり、地元枚方の仰星高校のラグビー部の快挙をたたえることができました。

私からは以上です。

吉村雅昭 委員

私は、1月27日、第10回漢字をテーマに思いを伝える作文コンクール、並びに、1月29日、ホテルアウィーナでありました兵庫教育大大学院の谷田教授の特別の教科の道徳の全面実施に向けてということで、主に評価等について非常に示唆深い話を聞かせていただきました。

まず、27日の漢字をテーマに思いを伝える作文コンクールですけれども、第10回ということで多くの作品があり、非常にスタイルが定着してきたと思っております。自分の思いでしっかりと短い中で語っていくということが本当に素晴らしいと思いました。

ちなみに、こういう漢字をテーマにという形での発表ですけれども、読んだ後感想文を書くというように、文章を書くことに連動させていけば、読書活動の充実への一つの大きなきっかけになります。小学校における図書館の利用率等については非常に高いと聞いておりますが、中学校では激減し、高等学校ではさらに激減していく。図書館に行かないという傾向に全国的になっています。では、小学校で培った図書館を利用するということがなぜ中学校では減るのかという分析も必要ですし、枚方市は数年前から学校へ図書館専門職員を配置しており、次年度、全ての学校に配置されると聞いております。配置されただけでいいのかということではなくて、小学校からの接続でいかに魅力ある図書館を運営しながら、中学生の本離れ、活字離れに少しでも歯どめをかけて、自分が読んだものを伝える。例えば文章に残す、感想文にする、家族で話し合う、あるいはクラスメートと話し合うという、さりげないことの中に、そういうことが活かされていけばいいと期待を持っております。

29日の道徳の教科化の話の中で、最終的に私が感じたのは、道徳という特別な教科の中の評価というのではなくて、全ての教科、学校生活全てに道徳という部分はベースにあるということです。ですので、教職員が特に意識をして、道徳だからというように教科を意識するのではなくて、自然に子どもたちと接するという、その基礎を各教科で持っていただく。あるいはこれを義務教育から高等学校につなげていくという視点が大事だと感じました。

以上、所感です。

橋野陽子 委員

4月21日に、「第5回こころをつたえよう!ひらかた朗読大会」に審査委員として出席しました。子どもたちは冬休みやお正月も練習で大変だったことと思います。指導された先生方やご家族の皆様、ありがとうございました。出場した子どもたちは堂々と朗読し、練習の成果を出し、かわいい声、きれいな声、心に響く声で、たくさんの朗読を聞かせていただきました。審査委員長の端田宏三先生は、朗読は文章の流れ、作者の気持ち、その作品を好きになり、聞いてくれたみんなを楽しませると助言していただき、マナーのいい朗読会でしたと言われていました。30名の応募中、藤阪小学校の出場数が7名と多く、昨日、藤阪小学校を訪問させていただきました。教頭先生とルプラ昌子先生が児童に、朗読大会があることを給食の放送などで伝え、保護者の方々も子どもたちの出場したいという思いに応え、申し込まれたようでした。

3年1組のルプラ先生の国語の授業を見させていただきました。優秀賞をとられた原田奏音さんは、私に気づき、少し照れくさそうにしていました。お勧めの本を紹介するという授業で、目当ては「自分の言葉で発表しよう」でした。一生懸命考えるのですが、大好きな本をみんなに伝えたくて、本を丸写しするような児童が多かったように思いました。ルプラ先生は、その時々に応じて、時間の取り方、その子に合った指導、声かけをされていました。みんなが本に親しんでいるようで、グループになり、お友達のお勧めの本を交換して読んでいる姿がとても印象的でした。

最後には、グループから1名前に出て、好きな場面を発表してもらうのですが、みんなが発表したくて、グループみんながじゃんけんで決めているところがとても意欲的なクラスで、やはりルプラ先生が児童をよく褒めていることがわかり、とても嬉しくなりました。原田奏音さんの好きな場面の朗読では、クラスみんなが聞き入り、惹きつけられ、その本の先を知りたくなる朗読を披露してくれました。子どもたちが一冊でも多くの本と出会い、その本を理解し、豊かな心を育んでほしいと思いました。

以上です。

神田裕史 委員

私からは、主に2点お話ししたいと思います。

1月27日に、第10回漢字をテーマに思いを伝える作文コンクールの表彰式と発表会に出席しました。29日に、大阪府都市教育委員会研修会がありまして、兵庫教育大学大学院の谷田増幸教授の道徳教育の抜本的充実に向けてという講演が、来年度から小学校で教科となる道徳の学校での年間指導計画や指導方法の工夫、評価のあり方について、具体的な進め方について話していただきまして、非常に勉強になりました。

さて、2月2日ですけれども、杉中学校英語科の1年生の公開授業を参観しました。このことについて述べたいと思います。教室へ入りますと、子どもたちが元気でどのように授業が始まるかと思っていると、先生が教壇に立ちますと、さっと静かになり、集中していました。初めの単元は、25の重要な単語を使って、ビンゴゲームをしながら読むことができるようにするというものでした。ゲームをしながら習得していくという授業で、指導者の中村先生はほぼ英語で説明し、生徒たちも同様に受け答えをして、ほぼオールイングリッシュに近い授業でした。新しい単語を学ぶとか、ビンゴを楽しむという、学習の目当てをきちっと書かれまして、展開場面で二人ペアでのリーディングを多く取り入れて、全体で発表していくと。目当てに向かって、生徒が楽しく取り組んでいる姿がとても印象的でした。コミュニケーション活動の取り入れ方など、いくつかの課題がありましたが、生徒が先生の進める方向にどんどん惹きつけられて、50分間が短く感じられた授業でした。英語科では、デジタル教科書を活用する授業を何度か見ましたが、教師の英語力で進める授業はとても指導力が必要であるとともに、授業を見ていますと、学習指導が積極的な生徒指導であるということも改めて思いました。

この公開授業後、研究協議会と講演がありまして、研究協議会では教科ごとに、全教職員が参加しておりましたので、教科ごとに6つのグループに分かれて、主体的・対話的な学びに向かわせるにはどうするとか、どのような仕掛けや工夫があったら良いとか、それぞれの教科でどのように活かすことができるか、そういう共通したテーマについて話し合われました。杉中学校は少し大きい学校ですので、6人の英語科の教師がおり、このグループごとに英語科の先生が入って、授業の流れについて、英語科と他教科との関連を進めながら授業を解説しながら進めていました。中学校での研究協議会としては非常に良いスタイルだと思いました。中学校では、全教職員が参加する研究授業とか協議会ができない理由によく教科の壁があるということを言われておりましたが、杉中学校の英語科の公開授業や研究協議会を見ていますと、教科に共通する授業のポイントとか、自分ならどのような発問をするとか、共通することについて協議されて、教科の壁をなくするように工夫されておりました。

講演は、関西外国語大学の英語科教育法の教授であります新里眞男氏でした。どの教科でも求められている主体的な学び、対話的な学び、深い学びについて、ご講演されたわけですけれども、公開授業をもとに、どの教科にもわかるように話されました。中学校の教師をされ、文部科学省の教科調査官をされていたということで、授業についての改善点など、とても具体的でわかりやすい講演でした。
全国学力テストや学習状況調査から、枚方市の中学校では教科部会を時間割に位置づけて、教科での公開授業や全体での研究授業を行って、授業改善を進めることが求められております。杉中学校の公開授業では教科会にも、公開授業の前の教科会にもこの新里教授を招いて指導を受けておられて、そして指導案を教科会で検討して、策定されているということでした。

杉中学校、昨年度の公開授業も行きまして、いろいろ課題もありまして、その反省から、國光校長から、今回はぜひ参観してもらいたいという話がありましたので行きましたが、Hirakata授業スタンダードに基づいた指導案と授業展開で、昨年度とは見違えるほど改善されていました。今年度から取り組んでいる枚方市の研究指定校の学力向上研究モデル校の取り組みが、他の中学校でも一歩一歩取り組まれていることを紹介しまして、所感とします。以上です。

谷元紀之 委員

2点、報告します。

初めに、1月27日の第10回漢字をテーマに思いを伝える作文コンクール、表彰式発表会についてです。

表彰式の後、優秀賞、最優秀賞を受賞した児童・生徒が作文を発表しました。受賞された作文はどの作品も漢字をテーマに自分の思いを綴った素晴らしい作品ばかりでした。一つの漢字や熟語から子どもたちの経験や体験、調べたことから感じた思い、言葉が持つ力、家族とともに喜び、悲しむ姿、何かに挑戦する勇気、思春期の悩みや友情、自分の気持ちと向き合うことの大切さなど、どの作品も素直に表現していました。子どもたちの大人とはまた違った発想、視点、想像力、洞察力に驚かされると同時に感心し、教えられることも多いと感じました。

各学校では、言語能力の確実な育成に向け、主体的・対話的で深い学びの充実を図るため、実践研究を進めています。漢字をテーマに思いを伝える作文コンクールは、子どもたちの学校生活や日常生活の中から学んだことを思考し、表現し、語彙力を身につけるなど、作文を通して発表できる素晴らしい舞台であると改めて認識した次第です。審査員の方を初め、学校関係者や教育委員会の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

次に、2月2日に行われた杉中学校の公開授業についてです。杉中学校は、枚方市から学力向上推進事業の指定を受け、学力向上委員会教科部会を軸としたわかりやすく魅力ある授業づくりに取り組んでおられます。公開授業は1年生の英語科で、「重要単語を使って読むことができる」という目標設定で授業が展開されました。1年生の3学期の授業でしたが、授業者はオールイングリッシュの授業を目指し、生徒たちもゲームを中心にした授業に積極的に取り組んでいました。50分の授業が短く感じられ、授業後、生徒たちは楽しかった、面白かったと話しながら教室を出ていく姿が印象的でした。授業者の中村先生は7年目の先生で、杉中学校は2校目だということです。國光校長先生は、中村先生について、非常に熱心で、生徒からの信頼も厚く、常に生徒とコミュニケーションをとりながら授業を進めている素晴らしい先生だと褒めておられました。

研究協議は、「明日からの授業が変わる研究協議」と題して、四つの授業を見る視点を決め、活発に意見交流をされていました。指導助言者である関西外国語大学、新里眞男教授は、英語を学んだら英語を使えないと意味がない。そのためには伝えたいメッセージと言語を結びつける必要がある。授業では英語で話せるようになるために、コミュニケーション活動を毎回の授業に取り入れなければならない。オールイングリッシュといっても、教師の一方通行ではなく、双方向のコミュニケーションが必要であると言われました。今日の授業でどれだけコミュニケーションの時間があったのか。ペアで対話をしたり、単語ではなく、文章で先生の質問に答えたりしながら、生徒が主体となる授業を実践してほしいと指導助言されました。主体的・対話的で深い学びの授業実践を推進し、さらに授業の工夫改善をしてもらいたいと思いました。

以上です。