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「枚方市公共施設マネジメント推進計画」を策定しました

[2017年4月1日]

ID:10683

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表紙

枚方市では昭和40年代から50年代にかけての急激な人口の増加に合わせて、学校などのいわゆるハコモノ施設や、道路や上下水道などのインフラ系施設といった、「公共施設」の整備を進めてきました。
そういった時代から30年以上経った現在、これらの公共施設の老朽化が進行しており、それに伴う施設の改修や更新など、今後の財政負担が大きくなることが予想されています。さらに、今後は少子高齢化に伴って生産年齢人口(15~64歳)が減少していくと予測されており、市税収入の増加が難しい状況となっています。
こういった状況を踏まえて、将来も必要な公共施設の維持と整備を行っていくために、「枚方市公共施設マネジメント推進計画」を策定しました。
この計画に基づいて公共施設のマネジメントを推進していき、ニーズに合ったより良い公共施設の整備を進めていきます。

公共施設についての3つの課題

1.老朽化している施設の更新時期が集中します

枚方市の市有建築物は、大規模な改修が必要となる目安である、建築してから31年以上のものが、10年後には全体の84.4%になります。
また、道路や上下水道などのインフラ系施設についても将来的に老朽化がどんどん加速していきます。

 

[建築年別の延床面積構成比]

建築年数の延床面積構成比

枚方市 ひこぼしくん

2.人口構造の変化によるニーズの変化が予想されます

少子高齢化による年齢別の構成の変化に合わせて、公共施設に対するニーズも変化することが予想されます。
また、本市では急激な人口の増加に合わせて市有建築物の整備を進めてきましたが、平成24年をピークに人口が減少に転じて、今後も減少し続けると予想されるため、市有建築物の保有量について人口とのバランスを考えていかなければなりません。

 

[総人口および人口構成の推計]                              [施設分類別・建築年別の延床面積と人口推移]

総人口および人口構成の推計
施設分類別・建築年別の延床面積と人口推移

3.公共施設の維持管理費用の確保が困難となります

シミュレーションの結果、今後40年間の公共施設の更新・改修費用の年間の平均額は160億円で、過去5年間の平均額の108億円を大きく上回り、年間52億円の不足となります。


 

[公共施設の将来更新・改修費用と過去5年間の決算額平均値]

公共施設の将来更新・改修費用と過去5年間の決算額平均値

公共施設のマネジメントに関する基本的な方針

課題解決に向けたシミュレーション

公共施設の三つの課題の解決に向けて、公共施設の管理に関する基本方針を定めるにあたり、今後40年間の市有建築物における更新・改修にかかる更新等費用を以下の表の三つの想定シナリオに基づきシミュレーションしました。
シナリオ

全体の結果は以下のようになり、シナリオ(3)では、1年当たりの将来の更新費用が過去5年間の更新等費用の年間の平均額を下回り、今後の財政と更新等の費用のバランスを保つことができるという結果になりました。

シナリオ結果
シナリオ3

公共施設の管理に関する5つの基本方針

公共施設を取り巻く課題とその解決に向けたシミュレーションに加え、以下の通り公共施設の管理に関する5つの基本方針を定めます。

公共施設の管理に関する五つに基本方針1長寿命化の推進2施設総量の最適化3施設トータルコストの縮減4将来のまちづくりを見据えた最適配置5市有地の有効活用

施設類型別の管理に関する基本的な考え方

この基本方針にしたがって、施設の類型別の管理に関する基本的な考え方を以下の通り示します。

類型別の考え方

計画の推進

公共施設マネジメントの推進サイクル

基本方針に沿って公共施設マネジメントを効率的に推進する庁内横断的な体制として、関係部署で構成する「公共施設マネジメント推進委員会」、またその下部組織である「公共施設マネジメント推進会議」を設置します。

そして、公共施設の長寿命化や総量最適化の取り組みなど、上記の組織において実行が決定されたものについては、以下に示すPDCAサイクルにより推進していきます。

PDCAサイクル

公共施設の一元管理

公共施設の評価等に必要なデータをすぐに活用できるように、公有財産管理台帳における市有建築物の基本的なデータに加え、施設にかかるコストや住民の利用度などの定量的なデータを定期的に収集し、一元的なデータベースとして管理します。

またその情報を毎年度「施設カルテ」として施設ごとに公表し、公共施設の評価に活用します。

一元管理

施設評価の実施

施設カルテをもとにした一次評価(定量評価)と、まちづくりの視点や防災的視点などをもとにした二次評価(定性評価)を行い、これらの結果を踏まえた総合的な評価から、「維持」「集約化」「複合化」などの施設の方向付けを行い、マネジメントを推進していきます。

施設評価の進め方

公共施設は、私たちの生活になくてはならないものです。

自分のためにも、次世代を担っていく子供たちのためにも、まずは公共施設が抱えている問題を知ることが大切です。

そして、より良い未来を築くためにどうすれば良いのか、一緒に考えていきましょう!

【本編】一括ダウンロード(PDFファイル)

本計画は以下の場所でも閲覧いただけます。

 ・市役所行政資料コーナー(市役所別館6階)
 ・財務部 資産活用課(市役所本館3階)