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第2回枚方市総合計画審議会・会議録

[2011年11月15日]

ID:7781

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日時

平成20年6月15日(日曜日) 15時から18時

場所

枚方市役所 別館 4階 第3・4委員会室

審議会委員

(出席委員)
酒井隆行委員、佐古和枝委員、千葉清司委員、寺見陽子委員、西田政充委員、野口光男委員、野村生代委員、
橋本有理子委員、堀野亘求委員、前田富枝委員、三枝寿夫委員、水嶋忠雄委員

(欠席委員)
稲澤克祐副会長、岩城勝委員、馬野範雄委員、南波正宗委員、花田眞理子委員

<委員 五十音順>

(発表者)
丸井晶子氏(NPO法人 ひらかた環境ネットワーク会議【自然環境・まちづくりチーム】)
稲森郁子氏(尊延寺の自然を守る会)
末岡妙子氏(NPO法人 ひらかた環境ネットワーク会議【公共交通チーム】)
貞方徳憲氏(枚方LRT推進会)
平澤英正氏・岸上隆昭氏(枚方宿地区まちづくり協議会)
有信岳彦氏(NPO法人 ひらかた地域通貨ひらりの会)
多田頼子氏(NPO法人 りりあん)
植田奈保美氏・近堂真理氏(NPO法人 ひらかた市民活動支援センター)
野村由賀里氏(NPO法人 ふれあいネットひらかた)
<発表順>

次第

発言要旨

1.はじめに

(新川会長)
定刻になりましたので、第2回目の枚方市総合計画審議会を始めさせていただきます。
本日は、従前から総合計画改定に向けて、市民提案としてこれまでいろいろとご検討いただきました「きらりひらかた市民会議」の皆さん方にご参加をいただき、そして、10団体の皆さん方からご提案をいただきたいと思っております。
総合計画審議会としましても、本日、いただきますそれぞれの施策提案をしっかりと受け止めて、今後の改定に向けて大いに参考にさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
なお、本日は、木下副市長にオブザーバーとしてご臨席をいただいております。また、竹内市長も、多少遅れて来られると伺っておりますが、後程、ご参加と伺っております。
それでは、まず、事務局より出席状況、本日の資料等についてご説明をいただきたいと思います。

(事務局)
本日の出席委員は19名で、「審議会条例」に基づき、この委員会が成立していることをご報告申し上げます。
資料1「第1回枚方市総合計画審議会会議録」の説明
会事録は、各委員のご確認後、会長と調整し、6月13日(金曜日)から市ホームページで公表しています。
なお、会議録の補足説明として、会議録とは別に「会議録に関する説明」という形で添付しています。また、第1回審議会での資料5、6の評価の取り扱いにつきましては、「そのままですべき」という委員からのご意見がありましたので、削除せずに公表しています。
資料2「第1回枚方市総合計画審議会の要点整理」の説明
資料1の会議録から要点となった部分をとりまとめ、今後の審議の参考にしていただけたらと考えております。
資料3「『きらり ひらかた市民会議』について」、資料4「まちづくりプラン」の説明
本日、発表いただく市民団体の皆さんとテーマを、総合計画の施策体系順に、一覧でご紹介しています。
なお、本日は、9番目の「NPO法人 ふれあいネットひらかた」さんがご都合により、遅れられると事前にお聞きしていますので最後に発表いただきます。また、10番目の「NPO法人 ひらかた環境ネットワーク会議【環境教育サポートチーム】」さんが、ご都合により欠席との連絡をいただいており、本日は、資料のみの配布とさせていただきます。
本日、発表いただきます「まちづくりプラン」につきましては、後日、市ホームページで公表し、ご意見等を募集し、その結果を市民団体に報告する予定です。
資料5「意見・質問カード」の説明
審議会委員や、市民団体、傍聴者による「まちづくりプラン」に対するご意見等を記入していただき、後日、その結果をとりまとめ、市民団体に報告します。

(新川会長)
何かこれに関連しまして、委員の皆さん方からご意見、ご質問等はございませんでしょうか。

(委員一同)
(意見、質問なし)

(新川会長)
本日の進行は、前半5団体に報告していただいたところで一度休憩を置かせていただき、その後、後半の4団体にお願いするという運びで進めて参りたいと思います。
また、各発表団体の方々には10分間のご発表、その後、委員の皆さん方から5分程度の質疑の時間を予定させていただいておりますので、ご協力をいただければと思っております。
なお、ただ今、竹内市長さんがご到着ですので、本日のオブザーバーとして、ご紹介させていただきます。

2.「きらりひらかた市民会議」による施策提案発表会

(1)NPO法人 ひらかた環境ネットワーク会議【自然環境・まちづくりチーム】/テーマ <魅力あふれる生き生きとしたまち>について発表

<質疑応答>

(小野委員)
実は、先程、ご提案いただいたような活動は、地域ごとに若干ずつ芽生えている部分があります。そういう地域で芽生えてきたものを「ひらかた環境ネットワーク会議」で集約して、意見交換をしながら、発展させていくような活動を行っておられるのでしょうか。

(丸井氏)
そういうところを目指していますが、現実には難しい問題です。例えば、ある里山保全に特化した形で活動されている団体の支援をしたり、そういう人たちの思いを市民に向けて発信したり、そういう形は細々と行っていますが、ご指摘のような内容はまだ十分にはできていないのが現実です。

(小野委員)
情報が的確にNPOの皆さんに伝わっていない部分があって、全域で行われているいろいろな取り組みが把握できていないと思います。それは、行政側がもう少し責任を重く捉えて、正確な情報を提供し、連携をとれるような形にすることが必要だと思います。それについてご意見はおありでしょうか。

(丸井氏)
ご指摘のとおりだと思います。なかなか情報が入りにくい状況なので、「ひらかた環境ネットワーク会議」としてどのように取り組んでいくかということが大きな課題となっています。
したがって、取り敢えず、今年度から、そのような団体の方に定期的に集まっていただいて、情報交換しながら進められるような状況を作りたいと考えています。

(小野委員)
情報提供として、継体天皇が即位された「交野天神社(かたのあまつかみのやしろ)」に鎮守の森があります。それで、継体天皇が即位されたことと併せて、「鎮守の森を子どもたちで守ろう」「いろいろと研究しよう」という取り組みが始まっています。そういうことも伝わっていないような気がします。

(丸井氏)
そういう情報はいただいています。それも踏まえて、そういうことが地域の財産になるということをもっと広く、地域の方々に認識していただけるような状況を作るためにも、今回のような形になっているわけです。
もう一つ、同じく「ひらかた環境ネットワーク会議」の中の公共交通部会でも「そのようなところを回ってみよう」という取り組みをされていますので、少しずつですが取り組みが進んでいます。

(小野委員)
最後に、私は行政マンがもっと現場に下りて、ネットワーク会議の皆さんやNPOの皆さんと一緒になって作業をすることで、その辺りを補うことができると思います。これからのまちづくりは、そうしなければできないということを行政の方にお伝えしておきます。

(丸井氏)
ありがとうございます。私たちもそれを非常に望んでいます。

(千葉委員)
自然が開発の中で法律の壁によって失われています。皆さんの活動は、それにブレーキをかけるような活動だと思いますが、ブレーキをかけ得ない現実が悩みとしてあるのではないかと思います。それについて、自然保護の立場でどうするべきか、活動されると、必ず根本の部分で大きな壁に突き当たると思いますが、その点について悩みも含めてお聞かせいただきたいと思います。

(丸井氏)
私たちが活動をしようとすると法律の壁があります。その点について、私たちも学習しなければなりません。
藤阪の方でも大規模開発が行われましたが、私たちは基本的に、「何が何でも開発はだめで、自然を守らなければならない」という考え方ではなく、「開発と保全の共生はバランスを保ちながら進めていくことができるものなのか」と考えています。
それから、全国の情報を収集・分析し、枚方で可能なのかどうか、悩みも抱えながら進めています。
特に、里山の問題については、「無条件で里山を残してほしい」と単純に思うところですが、やはり権利が複雑で難しいので、私たちも自然環境部会の中で学習を積みながら、どうすればよいかと悩んでいます。

(千葉委員)
その通りだと思います。しかし、今、市民の中でも自然保護に対する二つの視点があると思います。一つは、自然は一度人為的に手を加えれば、二度と元通りにならないという視点。もう一つは、一度壊して、またやり直すという考え方です。私は前者を尊重する立場です。ですから、法律があろうと何があろうと、本当に自然を擁護するためには、その自然を丸ごと擁護する、あるいは、税金を使っても自然を買い取るくらいのことを実行しなければ、本当の自然は守れないと思います。

(丸井氏)
ありがとうございます。

(2)尊延寺の自然を守る会/テーマ <里山を活かしたまちづくり(命を大切にする文化を育てるまちへ)>について発表

<質疑応答>

(千葉委員)
尊延寺の自然を守る会は、真から地域を自然破壊から守り、後世に里山を残したいという活動を続けられてこられました。私はその後姿を見てきましたので、エールを贈りたいと思います。

(稲森氏)
ありがとうございます。

(奥野委員)
枚方市で緑が多いのは、やはり氷室、穂谷の辺りかと思います。ですから、これからはフクロウも大事ですが、私はホタルの飛ぶ里山にしていただきたいと思います。
もう一つ、里山を大事にし、緑を大事にして、木を切らないでいただきたいと思います。緑を切らずに、自然に育つようなところで植栽して緑を増やしていただきたいと思います。応援しています。

(稲森氏)
ホタルのお話が出ましたが、私がフクロウの話をしたのは、いかにここの里山の生態系が豊かということをお話ししたかったためです。ホタルについては、場所は秘密ですが、棲息しています。毎年、ホタルの調査はしています。
緑を切らないという話については、自然の循環に合わせたペースや力で人の手が入ると、里山の自然はますます豊かになります。
公園の木とは違うと思いますので、その処理についても、里山の場合は廃棄物が出ません。私たちの会では竹炭を焼いていますので、その燃料に使ったり、冬の間は暖を取る薪にして、そこで焼き芋をしたり、そのような使い方をしていますので、里山自体は循環型社会でゴミが出ないようになっています。

NPO法人 ひらかた環境ネットワーク会議【公共交通チーム】/テーマ <ひとにやさしく安全な交通体系をつくる>について発表

<質疑応答>

(新川会長)
モビリティ・マネジメントはとても重要なテーマだと思います。実際に検討された中で、市民の方々に自発的に公共交通に乗っていただく手立てとして、具体的な方法をご説明いただけますでしょうか。

(末岡氏)
交通環境教育を進めていくべきだと思っています。私たちも小中学校、高校等で交通すごろく等を実施しています。子どもの頃から、交通の問題が環境保全の問題とリンクしていることを十分に理解するための環境教育を行うことで、親がマイカーで移動しようとしたら、子どもが「公共交通を使うべきではないか」と言う、そういう枚方市になるような取り組みをしたいと思っています。

(加藤委員)
単に自然を守るだけでなく、自然という資源を活かしつつ、産業化していく、再生産できるような仕組みや仕掛けを考えられていると思います。
一つは、観光という形で、多くの人たちが自然やいろいろな文化を体験することは必要だと思います。ただ、例えば、地産地消の問題点として、先程、有機栽培で農業をされている方のお話がありましたが、それを普及させようとすると、そういう形がビジネスとして、ある程度は生計を立てられるような、消費の部分とうまく結び付けるような仕組みが必要だと思います。それが、今のところはどの程度なのか、あるいは、それを工夫することによって、もっと拡大して再生産が可能になるのか、その点について伺いたいと思います。

(末岡氏)
地産地消に取り組んでおられる方は、すでに商業ベースに乗った形で活動をされています。地場の完全無農薬野菜なので、引く手数多の状態です。
ただ、それをネットワーク会議は支援していますが、財源確保が一番の悩みです。したがって、地産地消や観光である程度は財源確保に結び付けられるような方法を考えたいと思っています。
それから、観光はどうしてもその場を荒らすことになりますので、その時に必ず公共交通を前面に出した観光地の案内をしなければならないと思っています。

(4)枚方LRT推進会/テーマ <枚方にも市民の足としてLRTを>について発表

<質疑応答>

(池上委員)
トランジットモールについては、非常に面白いと思いますので、実現可能な部分もあるのではないかと思いました。
ただ、LRT導入については、ヨーロッパの事例は非常に道路の幅が広いのですが、実際に枚方市を考えますと、狭猥な道が多いという問題があると思います。例えば、枚方市駅から市民病院に行く場合、LRTを通すとすると、具体的には一方通行のような形で考えればよいのでしょうか。

(貞方氏)
当初から、その問題は枚方の課題として推進会では検討してきました。ホームページ上でさまざまな提案もさせていただいていますが、基本的には、ご指摘されたように、いかにして自動車交通を減らして、公共交通にシフトしていくかということが目的ですので、そのために諸々の施策を組み立てる必要があります。
したがって、当面は一方通行や、LRTは複線ですが、単線も考えられるのではないかと思います。

(小野委員)
例えば、ヨーロッパのトランジットモールは、まちの中心部に外から集まってくるような形態になっていて、中心部は公共交通だけで運用できるような形になっているところが多いように思います。
ところが、枚方市の場合は、南北にJRと京阪電車が走っており、東西軸に軌道がなくて不便な部分があります。そういう面で、枚方市のLRTの発想は、東西軸を指して言われているのか、中心市街地を指しておられるのか、教えていただきたいと思います。

(貞方氏)
ホームページにも掲載していますが、今、ご指摘いただいた2点は両方を考えています。また、尊延寺地区から枚方まで入るのに、ラッシュ時は1時間半もかかる時がありますので、関西外国語大学(穂谷キャンパス)や大阪国際大学の学生のほとんどは枚方市駅には出ないで、直接JRを使って京橋に出ています。そのように枚方市は1号線で二つに分断されているというのが、交通の学者の先生方の一致した意見です。
ですから、市駅中心に活性化しようと思えば、二つとも目的とする必要があるのではないかと考えています。

(5)枚方宿地区まちづくり協議会/テーマ <地域の歴史を生かし人が集まる魅力的なまちづくり>について発表

<質疑応答>

(小野委員)
今回、中心市街地活性化法が改正になり、必ずしもTMOが中心にならなくても行政が方向を示して提案すれば動くような形になりましたので、しっかりと行政が働いて、皆さんと協力して、枚方市の中心としての位置づけを明確にされて、頑張っていただきたいと思います。

(岸上氏)
最近、各地の商店街で、ほとんどの店のシャッターが閉まっている状態が起きているようです。そうなってしまうと、復元して勢いを取り戻すのは大変に難しくなります。
やはり、住民だけ、あるいは行政と一緒に取り組んだだけでは入り切れない場所があります。それは財源の問題もあります。そういうところは、TMOを作れば、政府からの補助金や、まちの活性化のために使う財源をつくれる施設の整備、画廊・レストランなどを行いたい人に安く提供することもできると思います。
しかし、その境目は非常に難しいと思います。努力すればTMOをつくらなくてもできないことはないと思います。ただ、可能性としては、TMOをつくる方がより早くできるのではないかという気がします。

(奥野委員)
以前、この地区では「三矢の夜市」という「市」がありました。あのような催しで人が集まると、やはりまちに活気が出ます。
一つの例として、穂谷の向こうに普賢寺というところがありますが、私はそこの「道の駅」に月に1回くらい行きます。10年ほど前はあまりモノも置いてありませんでしたが、今はいろいろと地場産業のものを販売されていて、木・土曜日・日曜日には車が200台くらい来ていますし、遠くからも集客しています。

(岸上氏)
私も小さい頃は「三矢の夜市」が楽しみでした。元々はお盆の用品を揃えるための「市」だったようですが、当時は通るのも困難なほどの混雑でした。ですから、私たちも、どうにかしてもう一度「三矢の夜市」を復興したいと考えています。
ただ、まだ時間が必要です。いろいろと問題があるので、それを一つ一つ解決しなければなりません。

(岸上氏)
それから、菊人形については、今、市民が保存会を立ち上げ、市民の皆さんがせっかくの良い伝統技術が廃れてはならないと考えて、守ってくれていることをお知らせするようにしています。

(千葉委員)
枚方は京都と大阪の真ん中にあって、文化遺産の恩恵を受けている地域です。ですから、意識的に、先人が残した文化遺産を観光資源として創出し、財源を確保するという割り切った考え方になるべきだと思います。そうしなければ、まちづくりは具体的に進みません。後世に遺産として残していくように、積極性を持っていただきたいと、活動の御礼も含めまして、お願いしたいと思います。

(岸上氏)
全く商売気抜きでこの街道が活性化することはあり得ないと思います。ただ、あまりにも金儲けに走ると、住民の方々が離れていくような気がしますので、やはり、「住民を主体としたまちづくり」という方向づけだけは間違ってはならないという意識を持って、控え目に言わせていただきました。

-休憩-

(6)NPO法人 ひらかた地域通貨ひらりの会/テーマ <地域通貨「ひらり」によるまちづくりプラン>について発表

<質疑応答>

(池上委員)
昔、地域通貨に興味があって、各地を視察したことがありますが、その時に感じたのは、地域通貨は循環しなければならないのに、ボランティアをして地域通貨をもらうと、それをお店で使って終わってしまうところが多いということでした。地域通貨の循環をどのように考えられているのでしょうか。
また、例えば、市役所の議員や公務員の方の給与を「ひらり」で支給するというような提案もできると思います。

(有信氏)
給与に地域通貨を使うという提案は、是非とも実現していただきたいと思います。
最初は、「地域通貨とは何か」と疑問に思う方が大半であり、私たちが説明に行くのですが、やはり「どう使えばよいかわからない」という中で、商店街で使えることがすぐに思い浮かぶため、もらうとそのまま商店街で使うという傾向があると思います。
その一つの解決策としては、やはりコーディネートが大事ではないかと思います。そこで、私たちはコーディネーターを1人置いて、「手伝ってほしい」という人と「手伝いたい」という人をマッチングさせています。一度つながりができれば、あとは自分たちでやっていくという形で、地道に行っています。

(池上委員)
通貨ではなくて、地域通貨を使うのは、人間と人間をつなぐことがメインだからだと思いますので、頑張っていただきたいと思います。

(小野委員)
地域通貨は、どこかにストックされてしまって、回収率があまり高くありません。ですから、商店街のポイントカードのようなイメージで、商店街から協賛金をいただいた上で還元していくような仕組みがベースになければ、なかなか厳しいと思います。
例えば、東京の世田谷の烏山商店街の理事長は、ポイントカードをメインに出して、地域通貨の取り組みをされていますが、やはり、本当にお金に換わって使えるような仕組みが地域の中になければ、なかなか広がらないと思います。

(有信氏)
確かに、いろいろと問題点はあると思いますが、わたしたちの活動の目的として、地域経済を活性化するためにも使っていただきたいという思いがあります。

(奥野委員)
例えば、地域活性化の地域通貨を知っていただくという目的で、地域の助成金の一部から地域通貨を発行して、「自分たちのまちは自分たちで」という考えを持って青パトや児童の登下校時の見守り等のボランティア活動をされている方々に対して、地域通貨をお渡ししてはどうかと思います。
そのためには、まず、枚方市全域の店で使えるようにしていただきたいと思います。協力したいと思いますので、行政と共に相談していただいて、大いに広げていただけるとよいと思います。

(有信氏)
ありがとうございます。コミュニティに出ている補助金の一部を地域通貨で渡すということも考えられるのではないかと思います。

(7)NPO法人 りりあん/テーマ <『子どもの人権擁護・救済システム』のある街に!~子どもの人権オンブズパーソン~>について発表

<質疑応答>

(寺見委員)
枚方市に策定されている福祉オンブズパーソンとの関係は、どのような位置づけになるのでしょうか。

(多田氏)
元々、オンブズパーソンの制度がありますが、せっかくある制度をもっと活性化するための取り組みが必要だと思います。他にもいろいろな相談機関が行政の中にあるのですが、そこのセンター的な役割に、このオンブズパーソンがなれば循環が良くなるのではないと考えて提案させていただきました。

(寺見委員)
枚方市の福祉オンブズパーソンはどちらにあるのでしょうか。

(多田氏)
今は福祉保健の分野に限定されているので、その枠組みを外していろいろな相談内容も受け入れられるようにしているということです。

(寺見委員)
とても良い発想だと思うので、頑張っていただきたいと思います。

(多田氏)
ありがとうございます。先程は説明を割愛しましたが、P12の2に書かせていただいています。

(8)NPO法人 ひらかた市民活動支援センター/テーマ <NPOクラスターで、みんながわくわくするまち創りを!>について発表

<質疑応答>

(小野委員)
市のNPO基金の選定について、具体的には提案型、公募型等がありますが、例えば、大阪市のNPOセンターは提案公募を受け付けて、発表会を設け、市民参加の下で選ぶような形をとっています。これについては、どのような形を考えているのでしょうか。

(植田氏)
その点につきましては、枚方市が主体になります。審査委員の方で基準作りをすると聞いております。そこで、また私たちの意見を聞いていただければ幸いと感じておりますが、今のところは、まだできていないそうです。

(新川会長)
ネットワーク作りや新しいNPOクラスターの創生、特に協働のクラスター創生というお話を伺っていますが、具体的に、市に「これをしてほしい」と言うとすると、何を最初に言いたいと思われますか。

(植田氏)
とにかく最初の話し合いを大事にしていただきたいというのが一番言いたいことです。それがきちんと行われなければ、次に行うことのスケジュールからすべて狂ってしまいます。良かった例もありますし、上手くいかなかった例も両方ありますので、一概にという意味ではありません。

(9)NPO法人 ふれあいネットひらかた/テーマ <子育てしやすいまち"ひらかた"を目指して~食育をテーマにした子育て支援>について発表

<質疑応答>

(寺見委員)
施策を二つ提案され、最初は料理を中心とした拠点をつくること、それから子育て支援に関する食育のステーションをつくるという提案ですが、合体して一つのハードにつくって、そこにそのまま食育のステーションを持って行けないでしょうか。今、行われている集いの広場でも、食育に関することは中心的な事業ではないかもしれませんが、いろいろな活動をされていると思います。
提案されているようなことを本格的にしようと思って指定するならば、そのステーションの中で新しくつくる料理室で拠点づくりは不可能だとお考えでしょうか。

(野村氏)
8月に新しい料理室をつくりますが、そこを市民の食育の拠点にしたいと考えています。しかし、それをふれあいネットだけで継続しようとすると、資金がかなりかかります。したがって、行政に協力してもらえたらということで、どこかの公共施設を食育の拠点にできればよいのではないかと考えたわけです。

(寺見委員)
その前にビルをつくるわけですから、そこに拠点を置くことは可能かということです。

(野村氏)
もちろん、できると思います。

(寺見委員)
それでは代用できないとお考えでしょうか。

(野村氏)
理想としては、どこかの公共施設を丸ごと、全部のフロアを食育の拠点にして、そこに行けば誰でもいつでも食育のことや栄養、料理が学べるという施設が一つ、モデルとしてできればよいと考えています。しかし、それほど大規模なものを私一人がつくることはできません。今、私がしている食育ステーションは、もちろん地域の食育の拠点です。

(加藤委員)
先程、資金面、運営に関する話が出ましたが、説明されたのは大阪府と枚方市の商店街空店舗対策事業だと思います。これは1~2年くらいだと思いますが。

(野村氏)
2年度です。

(加藤委員)
いろいろなことをされて社会的には意味のあることだと思いますが、立ち上げ時に運営面ではどうされているのか、それについて伺いたいと思います。

(野村氏)
立ち上げの時に考えたのは、子育て支援だけでは家賃が払えませんし、ボランタリーな世界ですので、参加者からたくさんのお金を取ることはできないという問題でした。そこで、1階でパンを販売して、その売上を資金にして、2階の子育て支援を運営しようと考えたわけです。
しかし、それだけでは、商店街も寂しくなって、お客さんも少なくなっていますので、いろいろな助成金も活用させてもらいながら継続しています。

(加藤委員)
先程は一つのビルとして拠点をつくりたいというお話がありましたが、それぞれの地域ですでに運営されているようなセンターを増やそうとすると、資金面やある程度の補助が必要なのは間違いないわけですね。

(野村氏)
間違いありません。今、市内では、宮之阪の商店街も樟葉の方の商店街も空き店舗が増えています。その空店舗に一つ一つ食育ステーションができれば、各地で子どもたちの支援、食育の支援ができると考えています。私はそれを実現したいのですが、家賃を払うのが大変なので、支援をいただければ拠点を増やしていきたいと考えています。

(新川会長)
「きらりひらかた市民会議」のご参加の皆さん、長い時間、ありがとうございました。限られた時間のご発表、質疑でしたので、議論として不足した点、あるいは、説明として不足していた点等がございましたら、お手元に資料5としてお配りしている「意見・質問カード」に、お気づきの範囲でご記入いただき、事務局にご提出いただきたいと思います。
本日、九つの発表、ご提案は10グループからいただきました。その中で整理しますと、一つ目は、自然や環境と共に生きるという観点でのご提案があり、そういう市民の方々の思いがよく伝わったというのが大きな印象でした。
二つ目に感じましたのは、まちをどうするのか、暮らしの拠点としてのまち、その中での経済、地域の産業をどのように考えていくのかということについて、真剣にご議論をいただきました。
三つ目は、そうした環境やまちづくりを進めていくにも、やはり地域の中での人と人とのつながり、コミュニティ、あるいはネットワークと言えるところにきちんと光を当てていこうというお話もあったと思います。
そして、最後に、そうした枚方をつくっていく上での、本当に将来に向けて大事な教育の問題、子育ての問題を含めた人づくりの問題に随分とご関心を持っていただいていたかと思います。
これらをすべてそのまま改定版に取り入れることには難しいと思いますが、本日いただいたご提案を大いに参考にさせていただきながら、今後、審議会委員の皆さん方とも議論を深めていただければと思っております。

3.その他

第3回、第4回の審議会開催について

(新川会長)
最後に、審議会の今後の進め方について、ご報告、ご相談をさせていただきたい点がございます。
7月に予定しておりました次回の審議会は、今後の総合計画の内容に関して、委員の方々から具体的にご自由に意見をいただいて、それを今後の取りまとめに活かしていこうという趣旨で予定させていただいておりましたが、本日のご発表も含め、第1回目の最後にいただいたいろいろなご意見等、いろいろな方面からのご意見をいただいて、私たち自身が果たして1回程度の審議会で十分にご意見をいただき尽くせるかという点では不安なところもございます
そこで、会長としましては、できれば7月上旬、下旬の2回くらいに分けて、委員の皆さん方と議論をする時間を取りたいと思っております。できれば、ここまでの資料や、本日の「きらりひらかた市民会議」の皆さん方のご提案も含めて、こういうものを土台に自由に議論していただく機会を持ちたいと思っております。いかがでしょうか。

(委員一同)
(異議なし)

(新川会長)
特にご異論がなければ、そのように決定をさせていただきます。ありがとうございました。日程等は、改めて調整をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

事務局からの連絡

(事務局)
本日の会議録につきましては、前回と同様に手続きを進めますので、よろしくお願いいたします。
次に、次回の予定ですが、先程の件を踏まえまして、現在、7月下旬で調整をさせていただいておりますが、7月上・中旬を追加して、調整させていただきたいと思います。

(新川会長)
それでは、以上をもちまして、第2回枚方市総合計画審議会を終了したいと思います。本日は「きらりひらかた市民会議」の皆さん方のご協力を得まして、発表をいただきました。本当にありがとうございました。
以上をもちまして、終了いたします。

審議会での配布資料

添付ファイル

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