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第5回枚方市総合計画審議会・会議録

[2011年11月15日]

ID:7776

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日時

平成20年9月5日(金曜日) 13時30分から15時00分

場所

枚方市役所 別館 4階 特別会議室

審議会委員

(出席委員)
新川達郎会長、稲澤克祐副会長、池上典子委員、市村利彰委員、岩城勝委員、馬野範雄委員、奥野正委員、小野裕行委員、木多彩子委員、千葉清司委員、南波正宗委員、西田政充委員、野口光男委員、野村生代委員、堀野亘求委員、前田富枝委員、三枝寿夫委員、水嶋忠雄委員

(欠席委員)
加藤司委員、酒井隆行委員、佐古和枝委員、寺見陽子委員、橋本有理子委員、花田眞理子委員
<委員 五十音順>

次第

発言要旨

1.はじめに

(新川会長)
皆さん、本日はご苦労様です。ただ今より、第5回総合計画審議会を開催させていただきます。本日は、これまでに委員の皆さん方からいただいたさまざまなご意見を踏まえまして、論点整理をさせていただき、計画の見直し方向を確認していただければと思っています。
2時間程度を目途に進めて参りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず、事務局より出席のご確認と、配布資料の説明をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

(事務局)
本日の出席委員は18名で、「審議会条例」に基づき、この委員会が成立していることをご報告申し上げます。
傍聴者につきましては、本日は0名となっております。
資料1「第4回枚方市総合計画審議会会議録」
会議録は、各委員の確認後、会長と調整し、9月4日(木曜日)から、市ホームページで公表しています。
資料2「第4回枚方市総合計画審議会の要点整理」
資料1の会議録から要点となった部分をとりまとめたものです。
資料3「枚方市総合計画改定に向けての意見要約(第1回審議会~第4回審議会)」
第1回審議会~第4回までの委員の皆さんからのご意見を、現総合計画の施策体系ごとに整理するとともに、意見カードを添付したものです。なお、これらの資料につきましては、事前に皆さんにご確認をいただいた内容となっています。
資料4「総合計画改定に係る関連計画等一覧」
委員から意見のあった資料となっています。これは、基本計画を改定するに際し、総合計画と個別関連計画等との関係を整理するために作成したものです。
資料5「平成20年度枚方市総合計画改定の経過と今後のスケジュール」
これまでの経過と今後のスケジュールを整理したものです。

(新川会長)
ここまでのところで、ご質問、ご意見がございましたら、いただければと思います。

(委員一同)
意見、質問なし。

(野口委員)
これまでの議論の中で、今回の総合計画の改定は、今後のまちづくりの指針になるということですが、この間、総合計画どおりに行政が運営されたのかというと、疑問があるというご意見もあったと思います。これをどのように改善していくのか、この総合計画をどのようにグランドビジョンにしていくのかということに関して、お考えをお聞きしたいと思います。

(新川会長)
事務局の方からお願いします。

(事務局)
評価のことを言われているのでしょうか。

(野口委員)
評価だけではありません。

(事務局)
新たに作成する基本計画の中で、今後のまちづくりについて書いていきます。
それから、施策の進行につきましても、進行管理ができるような形で考えています。

(新川会長)
野口委員のご質問については、これまでの総合計画、実現状況や反省すべき点や「どうだったか」ということについて、不十分な形ではありますが、前回、前々回までに事務局でまとめていただいたものを提示させていただきました。これを一つの手がかりとして、これまでいただいた大きなまちづくり方針について、過去の反省と当審議会の委員さんのご意見、きらりひらかたの皆さんのご意見の三つを踏まえた主要なまちづくり方針の改定の方向が、この後、資料6として、まだ論点整理の段階ですが、出て参ります。そこでは、これまでの主なご意見、それから従来の施策の不十分な点も踏まえて、改定の視点を出させていただきます。この後、主にその資料6をご審議いただくことになろうかと思います。

(野口委員)
私自身も何に意見を述べるのかわかりにくいので、市民に向けてもう少しわかりやすく柱立てをして、具体的に、「枚方市としては、2階建ての計画にして、施策、目標で事業を考えていく」ということも含めて、市民の方からの意見を求めて欲しいとお願いしていたと思います。そういう形にホームページの方は変わっているのでしょうか。

(事務局)
ホームページは、会議が終わった後に会議録を掲載するという、従来どおりの掲載の仕方になっています。これからの計画については、基本計画の素案を出しました後に、パブリックコメントを予定しています。

(野口委員)
パブリックコメントは1ヶ月間ですが、それを受けて、どうしていくかという議論も必要だと思います。また、枚方市のパブリックコメントは、ホームページに掲載して、センターや支所等の各機関に置いて募集するという形になると思いますが、それでは、「意見のある人は来なさい」という形ですので、地域の方を中心に活動していただいているところへ行って、「枚方市は総合計画の改定としてこのようなことを考えています」と説明し、積極的に意見を求めるということは、今回はしないのでしょうか。

(事務局)
それは考えていません。

(野口委員)
やはり、市民に計画を見ていただいて、身近なものにしていただくためには、今、地域の方々がいろいろなことを協働で取り組まれているところに出て行くことも必要ではないかと思います。市民には、「総合計画とは何か」ということがわからない方もおられると思いますし、その説明にもなると思いますので、是非、従来とは違った方法をとっていただきたいと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。どこまでできるかわかりませんが、事務局としても真摯に受け止めて、ご検討をお願いしたいと思います。

(千葉委員)
この総合計画審議会に限らず、すべて内部で検討委員会や調査委員会等の名称の下に、非公開で、内部で論議されて、それを審議会に諮問して、我々も入って審議し、その答申を受けて議会に提案します。形式的にはそういう経過を踏まえたと言えるかもしれませんが、ワンパターンで、中身も、まちづくりにどれだけ実質的な貢献をしているのかと振り返った時に、あまりにも寂しい思いがします。
すでに枠が決められていて、「意見を出しなさい」と言われても、意見を枠の中にはめ込むだけで、機械的で、ワンパターンですので、これ以上、私がここで発言しても私の思いにはなりませんし、市民の代弁者としても反映できないと思っています。
しかし、12月答申というスケジュールになっていますので、それについては協力していくつもりですが、中間点として、私の思いを率直に申し上げておきたいと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。むしろ、この審議会の委員の皆さん方のお考えが、この審議会の意見として答申につながるという性質のものであり、もちろん、委員会の総意として出さざるを得ないところがありますので、それぞれの思いが充分に活かせるかどうかはわかりませんが、ここでの議論を通じて、より良い答申をつくっていくことができればと思っています。
庁内での内部の検討は、我々に取りましては、議論の整理や必要な情報の提供に留まっていると、私は理解しています。「それありき」ではなく、また、それがなければ、ここでの議論も進まないと考えていますので、是非、それぞれの委員さん方のまちへの強い思いを、この場で積極的に出していただいて、内容を豊かにしていただければと思っています。
しかし、そうは言いながら、12月という時期もありますし、場合によって、委員さん方のご意見が尽きないようであれば、良い内容を作るためには、必ずしも12月で終われないかもしれませんし、あるいは、12月に何とか出すにしても、スケジュールの回数で十分議論が尽くせるかどうか、当審議会の委員の皆さん方とご相談しなければならないと思っておりますので、その辺りも含めて、取り敢えず、今の段階での進め方とご理解いただければと思っています。
スケジュール、パブリックコメント、今後の議論の進め方等についてご意見をいただきましたが、大枠は、取り敢えず事務局で整理していただいたような形で進めさせていただき、内容につきましては、今、ご指摘をいただいた点を踏まえて、できる限り、委員の皆さん方のご意向に沿った運営をさせていただくということで整理をしたいと思います。ここまでのところはよろしいでしょうか。

(委員一同)
異議なし

(新川会長)
ありがとうございました。

2.第4次枚方市総合計画第2期基本計画(試案)について

(新川会長)
それでは、本日の主要議題であります、次第の2番目の「総合計画改定に向けた論点整理について」という議題で、ご議論をいただきたいと思います。
これは、本日までに委員の皆さん方からいろいろとご意見をいただき、また、市民会議の皆さん方からもご意見をいただいたもので、本日の資料は予め月始めにお手元に届けさせていただいていることと思いますが、改めまして、事務局の方から簡単にご説明をいただいて、ご意見を賜りたいと思います。
それでは、事務局から、説明をお願いいたします。

(事務局)
資料6「総合計画改定に向けた論点整理表」をご覧ください。
これまでの審議会での意見(「意見カード」含む)、きらりひらかた市民会議の施策提案の内容、第1回審議会で説明しました社会状況等の変化を基に、基本計画をどのように改定していくか、その考え方や、改定の方向を基本目標ごとにとりまとめております。

(新川会長)
どうも、ありがとうございました。委員の皆さん方には予めご覧いただいているということで、時間の都合もございますので、説明は以上にさせていただきまして、早速、ご意見を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。

(西田委員)
枚方市の将来を考えた場合、やはり、まちの活性化が重要だと思います。また、基本的な部分として、市民の生命と財産を守らなければならないという行政の姿勢を見せることも重要だと思います。そういう観点から、2点ほど、申し上げます。
1点目は、「2.やすらぎのなか、世代をつないで住み続けるまち」のNo.3以降、集中豪雨や感染症、犯罪被害者等への支援については、「改定の視点」において【変更】として「まちの安心・安全を高めることへの施策目標を発展させることを検討する」と記載されていますが、まさに今、集中豪雨への対策や、さまざまな犯罪行為への対策は、市民から強い要望が出ているところだと思いますので、これは是非入れていただいて、進めていただきたいと思っています。
もう1点は、まちの活性化です。近年、いろいろな自治体で人口が減少しており、枚方市は僅かながら増加傾向ですが、しばらくすると、また減少に転じると言われています。やはり、活性化という意味では、特に、働き盛りの世代、子育て中の世代の方に選んで住んでいただけるという観点が重要だと思います。働き盛りの方に多く住んでいただければ、市税収入も自然と増加しますので、自ずと、高齢者施策や障害者施策、あるいは都市基盤整備等の施策も進めやすくなります。子ども関係の施策は、まちの活性化の一つの起爆剤になると思っています。
そういう意味で、「4.健康で心豊かな自立と共生のまち」のNo.3「子どもの人権への対策」は野村委員からも意見カードが出ていますし、きらりひらかた市民会議の提案でもありますが、子どもの人権を大切にすることを市として明確に示すことが、「ここで子育てすると安心して生活できる」ということにつながると思いますので、結果としてまちの活性化につながると思います。したがって、この点についても、是非、加えていただきたいと思います。

(新川会長)
どうも、ありがとうございました。今、「安心・安全」、それから、子育て世代の方々への対策につながることも含めて「子どもの人権への対策」を入れる方向で考えてはどうかというご提案をいただきました。
その他、いかがでしょうか。

(野口委員)
「1.人と自然が共生する環境保全のまち」のNo.1「ごみの減量推進」の改定の視点に3Rが挙げられていますが、今、枚方市では「リフューズ」を入れた4Rが言われていると思います。そういう意味も含めて、対応する計画として、例えば、ごみ審等、環境の会議もあると思いますので、そういう関連する分野で進行している計画や審議会等の資料をいただけるよう、お願いいたします。
2点目に、P2のNo.6「里山・緑地の保全」について「緑化に関しては、街路への植樹よりも、自然の森への植樹を推進する」と具体的に書かれており、そこに私の意見カードからと書かれていますが、私はそういう意見を言った覚えがありません。「緑比率の調査をして、緑がどうなっているかを市として把握する必要があるのではないか」「農地保全や緑の保全を図る必要があるのではないか」と意見カードに書きましたが、ここに書かれているような意見は述べていませんので、表現を変えていただきたいと思います。
3点目に、P10のNo.8「特別支援学校の設置」について、3月には文部科学省から特別支援学校の方針も出されていると思いますし、大きな状況の変化が起きていると思われますので、それを含めて、このような形の対応ではなく、きちんとした変更をする必要があると思います。今後、枚方市で特別支援教育を要する子どもたちがどれだけ増えるかという将来予想数字も出ていますので、それも含めて検討すれば、当然、改定の必要性があると思います。
それらも含めて、改定の視点にある【追加】【変更】どういう基準で決められたのでしょうか。

(新川会長)
4点ほどご質問をいただきましたが、事務局にお願いいたします。

(事務局)
P2のNo.6は、表現を変更させていただきたいと思います。申し訳ございません。
それから、【追加】【変更】の考え方ですが、【追加】は現計画に全くその項目が触れられていない時に、新たにこのような項目を追加することを検討するという意味です。【変更】は現計画に一部でも表記されていますが、その内容を一部変更することを検討するという意味です。

(新川会長)
その他は、資料4の関連計画で進行中のものについて、どのような形で用意できるのかというご質問がありましたが、それについてはいかがでしょうか。

(事務局)
今までにいただいた意見をこの資料6にまとめました時に、事務局の方で漏れのないように確認したつもりですが、ご指摘いただいたように、間違った表記もありますので、再度、確認させていただきたいと思います。
関連する計画の進行については、こちらですべてを把握することは難しい状況にありますので、個別に挙げていただければ、その分は確認して、再度、この審議会で報告することは可能だと思います。

(新川会長)
そのような準備だけはお願いしたいと思います。それでも、野口委員のご要望には応え切れてはいませんが、取り敢えずは、そのような方向で整理していただくことにしたいと思います。

(野村委員)
今のP10のNo.8に関連することですが、特別支援学校の設置については、決して義務付けられているものではありませんし、枚方市が絶対に設置しなければならないかどうかは別問題です。いろいろな方の要望があって「設置されると良い」という声はたくさん聞いていますし、広く「北河内で」と言われる方もいます。
今まで枚方市がどのように教育を展開してきたかということも考えて、しょうがいがある子どもたちと共に学び、共に育つという考え方で進めてきた部分では、私は後半の部分を意見カードに書かせていただきましたが、小中学校の教育環境を整える、障害の有無に関係なく一人一人の子どもたちが大切にされる環境を整備することは重要だと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。その他、いかがでしょうか。

(池上委員)
「1.人と自然が共生する環境保全のまち」について、ごみに関する項目が幾つか出ています。前の総合計画の時には、社会的な動きとしてリサイクルという大きな柱があったと思いますが、これからは大量生産・大量廃棄・大量リサイクルではなくて、発生抑制に力に置く方向に進んでいくと思われます。考え方としては、例えば、ものを作って儲けた人、ものを売って儲けた人、ものを消費した人等が最後のごみの始末をしなければならないという方向がこれから求められると思います。
ですから、以前のように税金を使って大量のリサイクル品を出した方が正しいとか、努力していると評価されるのではない、違う方向がこれから出てくると感じていますので、それを取り入れた方が良いのではないかと思います。
それから、P3のNo.7にバリアフリーが出てきますが、バリアフリーのイメージは障害者や高齢者という特定の人を指すような印象がありますので、ユニバーサルデザインという表現の方が良いのではないかと思います。例えば、疲れている方、体調がすぐれない方等、すべての人を対象としたユニバーサルデザインという考え方の方が、これからは進んでいくのではないかと思います。
もう一つ、P7のNo.2「子どもや女性に対する暴力への対策」について、行政として被害者側に立ち、「暴力は絶対に許さない」という柱が一言入っている方が良いのではないかと思います。例えば、「妻がそう言うから、手を出してしまう」という理屈が通ってしまうような風潮がある中で、行政としては、「絶対に暴力を許さない」「被害者側に立って戦う」という姿勢を見せることが抑止力になると思います。つまり、加害者も被害者もつくらない形をつくることが大切ではないかと考えます。
P8のNo.5の「市民病院の整備計画」はこれから進むと思いますが、現在、枚方市の市民病院は24時間、365日の小児救急を行っており、これは特筆すべきものだと思います。恐らくなくなることはないと思いますが、なくなると困りますので、1行でも記入していただけるとありがたいと思います。

(新川会長)
どうも、ありがとうございました。

(小野委員)
P12のNo.7「行政改革の推進」で、市場化テスト、情報基盤を活用した市民サービスの向上、BPRという言葉は確かに私が発言したものですが、並べると意味がわからなくなります。例えば、「ホスト系のコンピュータシステムをオープン向けにする時に、事前にBPRをする」というような書き方をしていただければ良いかと思います。受けた感覚が違うような表現になっているので修正をお願いします。
また、先程、千葉委員がグランドデザインについて発言されましたが、これを読み解きますと、すべてこの計画の基となるのは、市民を本位にしたまちづくりを行うための基本計画の改定にしたいということであり、私もその通りだと思いますが、その点が千葉委員の言われることと関連するのではないかと思います。表現の仕方の問題だと思いますので、言葉を選んでいただいて、市民本位の改定案にしたいと思います。よろしくお願いいたします。

(新川会長)
ありがとうございました。恐らくP12の「行政改革の推進」でご指摘いただいたところは、意見のキーワードを並べられただけという感じであり、むしろ、これから実際に計画内容を組み立てていくところで、今、いただいたようなご意見がベースになるのではないかと思います。

(千葉委員)
私がP12でグランドデザインと申し上げたのは、市長も代わりましたし、24名の委員も一新されましたので、総合計画そのものも、その視点から考える必要がありはしないかということです。それがここに、改革の視点として、「それは前から引き継ぐ」ということは、果たして良いのかという疑問は、私にはいつまでも残ります。

(新川会長)
どうも、ありがとうございました。

(野口委員)
昨年、市長選挙が行われて、その時にマニフェストが出されましたが、そこに書かれていることで、現計画には書かれていないことは整理する必要があると思います。例えば、3年生以降の35人学級の拡大の問題は、市長選挙の時から全部の候補者が挙げていたと思いますし、市民の期待も大きいと思いますが、現計画では、具体的に書かれていません。

(新川会長)
事務局から少し説明をお願いできますでしょうか。

(事務局)
この審議会で出ました意見を参考にさせていただきまして、素案をお出しする時に、入れられるかどうかはわかりませんが、検討させていただいて、お示ししたいと思っています。

(新川会長)
市長のマニフェストや所信表明等、いろいろとありますが、そういうものとこの計画との関係は整理して出していただけると理解してよろしいでしょうか。

(事務局)
はい。

(新川会長)
次回頃までに、是非、ご検討いただければと思います。

(南波委員)
P8の健康関連の項目について、医療の中では小児医療や周産期医療、救急医療等、枚方市だけで解決できることと、もう少し医療圏としての圏域や府域全体で解決するものがあります。重点的な当面の課題として何らかの形で記載していただけると良いのではないかと思います。
併せて、がん対策基本法ができまして、府県も国と合わせて基本計画を作ることが公表されていますし、生活習慣病の一つで、がんは死亡原因の1年3月を占め、まだまだ増えていくという状況ですので、重点的な軸として、何らかの形で触れていただきたいと思います。
また、事務局から出していただいた社会状況の変化にありました喫煙対策も忘れないようにお願いしたいと思います。
もう一つ、総花的になって、何が一番の課題かということがわかりにくくなっても困りますので、できるだけ重点的なものを幾つか取り上げて、きちんと書き込んでいただき、また、その中で大切なことは項目立てをしていくという形にしていただければ、市民の方々が見た時に、どのような方向に向いて、何をしようとしているか、わかりやすいのではないかと思います。例えば、ゴシック体にする等、いろいろな工夫をしてわかりやすいものにしていただければ良いと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。

(池上委員)
枚方の市民病院の実状としては、小児救急が365日、24時間体制で、一般財源から5億円くらいのお金を入れています。つまり、いろいろな形で、これからも市民の税金から賄っていく分が多いという状況にある中で、産科や小児救急も枚方市民の要請分だけなら十分賄えるのですが、3割程度は他市から患者が来られているという現状があります。ですから、広域と言われるのは有難いのですが、枚方の状況を考えますと、広域に拡げて、他市から患者に来られて困っているというのが現状ですので、広域という言葉は避けていただきたいという思いがあります。

(新川会長)
ありがとうございました。なかなか微妙な難しい問題があるようです。

(岩城委員)
P5のNo.4「地域産業の活性化」について、枚方市の5年先、10年先を考えますと、将来の高齢化社会、あるいは少子化による人口減少を受けて、現在、商業関係、小売業関係で非常に大きな問題を抱えていることが、ここでは抜けています。危惧されているように、今、小売業が衰退していますし、大型店の出店による影響を受けて商店が減少しています。
商店街、大型店、市場等が家の近くにあるところは良いのですが、周辺に点々と商業があるような場所で、次々に店を閉めるという現状がありますと、ご近所店がなくなってしまい、将来、高齢者が自宅近くで買い物ができるのかどうかという問題が生じると思われます。そう考えますと、将来、商業を活性化するには、今から何らかの形で図らなければ、将来の枚方の商業はあり得ないと思います。
また、商店街がシャッター通りになり、後継者がいないために店を閉めるところが増えている中で、後継者の育成は非常に重要な問題ですので、我々も後継者教育をしていますが、やはり、ここに工業だけではなく、商業関係の実状も追加的に入れていただきたいと思います。
また、工業も、「企業の立地促進を追加することを検討する」と書かれていますが、これも衰退していますので、枚方の工業の育成を考えますと、これからの生きる道は、ものづくりを中心とした企業を育成していかなければならないのではないかと感じています。そういう意味では、東大阪のように、ものづくりのまちとして全国的に名の売れた市がありますので、枚方市もものづくりの産業を育てていくことが必要になると思っています。
特に、商工業の問題は、枚方市の大きな財源問題にも波及しますので、非常に重要な問題ではないかと思います。よろしくお願いいたします。

(新川会長)
ありがとうございました。

(小野委員)
P6のNo.6に「雇用の促進」という項目がありますが、今、国を挙げて問題になっているのは、就職氷河期の問題です。過去10年以上を見ますと、就職の内定が決まっていた高校卒業者、大学卒業者が実際には就職できず、そのまま行き場がなくなって、契約社員やフリーターになる人が増えています。
将来の日本や枚方を考えた時に、そういう人たちがきちんとした仕事を持って、家庭を持てるような地域づくり、社会づくりをしなければ、将来に禍根を残すような経済になりますので、「雇用促進」の中に、そういうことを含めた文言を加えていただきたいと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。貴重なご意見を続々といただいております。

(千葉委員)
岩城委員から、商工業の重要性というお話がありましたが、私も同感です。そういう面では、新しい市長のマニフェストには、教育と文化は強調していますが、商工業が抜けています。その辺りについて、私も議会で指摘していますので、総合計画審議会の中では、是非、商工業を強力に入れていただきたいと思います。

(野口委員)
関連して、本計画を見ても、岩城委員が言われた内容は弱いと思いますし、文章も現状とはかけ離れているのではないかという気もします。先程のご意見も含めて、枚方市としても産業振興を含めて取り組んでいかざるを得ない時期に来ていると思いますし、府下では東大阪市や八尾市等が中小企業を中心に推進されていますが、枚方市は住宅都市としても産業振興をどのように図るかということが重要だと思いますので、それも含めてお願いいたします。

(新川会長)
ありがとうございました。産業振興を中心に、また、雇用の問題も含めてご意見をいただきましたが、関連して、あるいは他の分野でも結構ですので、ご意見をいただければと思います。

(千葉委員)
これからは地方の時代ですので、長期的な展望に立って財源を確保しなければなりません。
そこで前回も申し上げましたが、P5のNo.2のように、文化財を観光資源として活用し、財源確保に磨きをかけるべきです。そのまちづくりは「京都に学びなさい」と申し上げているわけですが、市長も文化を強調しているわけですから、具体的に、先人が残した文化遺産をどう財源確保に結びつけるかということを考えて、真剣に、早急に着手していただきたいと、重ねてお願いいたします。

(新川会長)
ありがとうございました。

(野口委員)
P10のNo.11「生涯学習の促進」、No.12「市民スポーツの活性化」については、やはり、箱モノをつくるだけではなく、市民が集い、活動できる、身体を動かせる場所の整備が必要ではないかと思います。近くにそのような施設があれば、週に1度くらいは訪れることができます。今は、バスや電車に乗って行かなければならないという現状もありますので、そういうことも含めて、これから枚方市民に元気で暮らしていただけることを考える必要があると思います。
ここでは「市民の『学びの力』を高め、学びをまちづくりに生かす地域人材を育む取り組みを推進することを検討する」と書かれており、これは生涯学習の答申から来ているのではないかと思いますが、今は同時に審議会で、生涯学習市民センターだけではなく、他の施設も含めた、そういう場の活用の仕方を審議しているのではないかと認識していますので、そういうことを目指していく必要があると思います。
体育館についても、渚市民体育館と総合体育館、地域の小学校の体育館開放事業などもありますが、それぞれのスポーツクラブの方々へ開放する部分もありますし、また、キングフィッシャースポーツクラブもやっていますが、やはり、使える施設が少ないので、枚方市にはスポーツをしたくてもできないという市民がたくさんいます。そこで、新たな整備をするとなると予算が必要になりますが、既存施設を活用する等も必要ではないかと思いますので、意見としてお願いしたいと思います。

(新川会長)
どうも、ありがとうございました。スポーツ施設の活用方法も含めて、市民に身近なスポーツの場をどのように用意するのかというご意見をいただきました。

(馬野委員)
関連すると思うのですが、学力実態調査の結果が出まして、大阪府の結果を受けて、橋下知事から「各市町村の成績を公表する」という話が出ていますが、競争原理を煽るような教育が学校や子どもたちの周りに出るのが望ましいような傾向が感じられます。それ自体を全部間違っているとは思いませんが、それが強調されるあまり、もう一つの「豊かな人間性」という部分が忘れ去られてしまうのではないかと危惧します。「確かな学力」と「豊かな人間性」という二つを明確に出しているはずですが、どうもマスコミの報道を見る限り、「確かな学力」「学力低下」「実態調査の結果」云々、あるいは、競争原理を持ち込んだどこかの塾の塾長の話が流されたりしていますので、もう一方の大事なことも忘れないで欲しいという思いがあります。
本日の資料のP9~P10の「5.ふれあい、学びあい、感動できるまち」の中のいろいろな施策の中にも大事なことが並べられていますが、No.3「地域等との連携による教育の推進」、No.4「基礎学力の向上」という方向に目が向いてしまいがちです。目が向くことは大事ですし、枚方では英語に力を入れて一生懸命に教育に取り組まれていますが、もう一方の人間性を育てるということも、教育の大きなウェイトがあるはずです。実際に、No.7、8、10、11はそのような要素を含んでいますが、「市民の学びの力」「子どもたちを育む」「充実した学校園」等の言葉でオブラートに包まれてしまっているような気がします。したがって、可能な範囲で、学力と共に人間性を入れていただけると、バランスが良くなるのではないかと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。

(水嶋委員)
P9のNo.4「基礎学力の向上」については、「土曜日や長期の休み等を利用して、わからないところを聞けるような仕組みをつくってはどうか」ということです。
それから、学力テストで大阪の結果が低かったという話があり、橋下知事は学力至上主義のような感じで「もっと教育に力を入れるように」と言われているようですが、あまりテストの結果にとらわれ過ぎると危険だと思います。市ごとに公開するように言われていますが、例えば、枚方よりも箕面の方が学力が高かった場合、箕面が「わが市は学力が高いから住んでください」と言って人を集めるなど、学力を利用することによって差別的なことが起こる危険性があるのではないかと懸念されます。
結局、塾に行ける子、行けない子で差が生じる場合もあるので、収入の差=学力格差と考えられて、「あの学校の校区に住んでいる子は、高収入の家庭が多いから学力が高い」という変な差別が出てしまい、悪く考えると、学校によっては学力の低い子はテストを受けさせないという事態も考えられるのではないかと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。いかがでしょうか。

(前田委員)
P9のNo.5「いじめや不登校の対策」について、いじめられている子どもたちの心の痛みは本当に辛いものだと思いますが、逆に、いじめてしまった子どもたちの教育を入れていただけないかと思います。
P3の改定の視点の「大規模災害への対応」のところに、「消防力の強化」を入れていただいてはどうかと思います。各地区で防災のチームをつくられていますが、やはり、そういうものが必要になると思いますので、入れていただきたいと思います。
また、これは難しいかもしれませんが、同じくP3のNo.5「犯罪被害者等への支援」について、更生して出て来られた時に、保護司だけではカバーできない問題があります。成人であれば、仕事がないという問題もあり、協力雇用主も保護司会でお願いしていますが、なかなか保護司の力だけでは足りないので、市もバックアップしていただけるような体制が取れれば良いと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。大事な論点を幾つかいただきました。

(池上委員)
「5.ふれあい、学びあい、感動できるまち」の項目で、子どもの教育に関して、学力と豊かな心を育むことが対立軸にあるように受け取られているところが多いのですが、例えば、私は高校入試が9科目で、音楽も体育も美術もありましたので、知識も、生きる力等も授業の中で育まれたような気がします。
また、私は中学生に「新聞の1面くらいは読みなさい」と言っていますが、例えば、新聞くらいは読める語学力を身に付けてほしいと思います。
確かに、学力だけではないのですが、学力を育むこと自身が豊かな心を育み、最終的な目標である生きる力を付けて、中学3年生、15歳として世の中に送り出すという、大人たちの責任はあるのではないかと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。

(野村委員)
関連するのですが、今は、学力そのものの捉え方の共通認識が揺れていると思います。学力テストや学力調査の問題があって、学力が点数に集約された形でメディア等に取り上げられてしまっています。やはり、「学力とは何か」という共通認識を持てる部分が必要ではないかと思います。
そういう意味では、「学ぶよろこびを育み、生きる力を養う」という元の言葉は良い言葉を使われていると思います。

(新川会長)
ありがとうございました。表題通りの教育が枚方で進むと素晴らしいと思います。

(池上委員)
学ぶのは楽しいことです。

(千葉委員)
P9で論議されている子どもの環境について、子どもの教育については、ハード面は次々に整備されていますが、精神面、ソフト面が欠如しており、ひいては学力にも直結します。
例えば、フィンランドは世界的にもトップクラスの学力を持つ国ですが、高負担、高福祉で、希望があれば、幼稚園から大学まで国が全部負担します。そのフィンランドで学力が上がっている理由として、読み・書き・算盤を基本とする日本の明治教育を重要視して、教育の基本に据えていることが公表されています。
過日、全国の小中学校の学力テストの結果が公表されましたが、秋田や富山等、高得点を上げているところが行っているのは、早寝、早起き、そして、予習・復習をきちんとするという簡単なことです。もちろん、予習・復習の段階でわからないことがあると、翌日、学校で先生に質問します。このように極めて当り前のことを守っているだけですが、それが高い学力に現れていると報道されています。
つまり、いかに原理原則を尊重するかということです。幼児教育がいかに大事か、倫理性、礼儀作法をきちんと教える、先生の尊厳性、親の重要性をきちんと教えていくことがいかに大事かということです。

(新川会長)
ありがとうございました。

(野口委員)
教育の問題が話題になっていますが、中学校を卒業した子どもで高校に行けなかったとか、行ったけれども辞めざるを得なかったとか、そういう子どもたちが増えています。
そのように、孤立化が進む中で、青年が集まれる場所は、市駅周辺にもありません。演劇やバンドなどの目標を持った青年たちには活動の拠点がある一方で、何をすれば良いかを見つけられない青年もたくさんいます。働いていても、不安定雇用の中で将来が見えない状況があり、今、青年たちを取り巻く環境は大変だと思います。
そこに市として、なかなか手を出せない部分があるように思いますが、市によっては青年たちが集える場を提供し、そこに自由に集まって、勉強しても良いし、バンド活動をしても良いという形にしたり、あるいは、コーディネーターが入って相談に乗ったりしているところもあります。
そういう意味では、枚方には大学も多く、たくさんの青年たちがいますが、それに対して、枚方市は青少年センターが枚方公園に一つある程度ですので、やはり、市としては、青年たちのニーズに応えるような取り組みを改めて求められているように思います。昔は、枚方市も、集団就職で来られた方々を対象に、青年大学や青年学級を行っていましたが、そういうものも文化が発展する中でなくなり、青年団さえなくなってしまったという経過があります。教育の話を聞いていて、やはり、今、改めて、そういう青年対策が必要ではないかと思いましたので、意見だけ述べさせていただきます。

(新川会長)
ありがとうございました。

(奥野委員)
P5のNo.3「歴史・文化資源を活用した交流の推進」について、枚方市の教育委員会が、どれだけ枚方市の古墳や文化財を把握しているかということが課題です。
実は、我々の身近なところに由緒のある墓があります。これは地域で何十年も管理をしていて、生垣もありますし、草も生えますので、年に3~4回手入れをしています。ところが、道路の関係で、その由緒のある墓のところに境界のポイントを打つことになったのですが、枚方市は、こういう文化財を把握していないと思われます。これは国の関係する文化財で、調べますと、近畿財務局の管理となっていますが、枚方市はそれを知りませんでした。ですから、どのくらいの文化財があるのか、一度調べていただきたいと思います。
このような文化財や歴史のある古墳が枚方市にはたくさんあると思いますので、教育委員会はそういうものをきちんと把握して、国や府の関係に連絡とって、地元や市で管理するようにしていただきたいと思います。

(新川会長)
どうも、ありがとうございました。どこまで国に言うことをきかせられるかという問題はあるかもしれませんが、一方では、管理権限者が誰であれ、市の文化財を、市としても把握しておくことが、文化財の活用や地域の資源につながると思いますので、この辺りは今後の方針の中でも是非検討していただきたいと思います。
その他、論点整理についてはいかがでしょうか。

(堀野委員)
まず、全体に関してですが、きらりひらかた市民会議のどの団体が提案されたのかということも記入していただきたいと思います。これに対する担当課があると思いますので、できれば担当課も記入していただいた方が良いと思います。
次に、P2のNo.6「里山・緑地の保全」の【追加】のところだけ「市民・NPOなどとの連携」と出てきますが、恐らくどの施策をとっても市民との連携があると思います。何故、ここだけ「市民・NPOなどとの連携」という言葉が入っているのでしょうか。逆に、全体にかかることではないかと思います。
P4のNo.10「地産地消の推進」は、農産物のみの地産地消になっていますが、先程、ご意見のあったものづくりの観点から言えば、工業製品の地産地消もあり得るのではないかと思いますので、もう少し枚方でつくったものを枚方で消費するという幅広い視点を持たれた方が良いのではないかと思います。
P6のNo.4「地域産業の活性化」については、最近、経済産業省が農商工連携を提唱していると聞いていますので、単に工場の誘致等だけではなく、農業と商業の連携等、地域産業の活性化の手法はいろいろあるのではないかと思います。単に工場を誘致するだけでは、公害の問題等も出てくる可能性もありますので、また課題を引き起こす危険性もあります。もう少し大きな視点で、地域産業の活性化を考えられた方が良いと思います。
No.5「中小企業への支援の推進」のところに私の意見が記載されていますが、既存の中小企業の支援が、改定の視点にある「工場等の操業基盤を保全する」という項目だけでカバーできるのかどうかは甚だ疑問です。例えば、サービス関係の中小企業は工場なのかどうなのか、最近、私も支援させていただいているコミュニティビジネスやソーシャルビジネス等の新しいビジネスも生まれていますので、既存の中小企業支援のみならず、新規産業の創造の支援も必要ではないかと思います。それによって雇用の促進につながるのではないかと考えています。
若い世代が単に雇用してもらう場所を提供するのではなくて、自らが事業を起こしていくという施策が必要ではないかと思います。
P7のNo.1「外国人への対応」については、これを見る限り、かなり受身の対応だと思います。逆に、枚方から世界に発信するような仕掛けがあっても良いのではないかと思います。枚方には外国語大学がありますので、そういう大学と連携しながら、ホームページの多言語化や、多文化共生等のテーマを掲げて、国際都市枚方を目指すのも施策としては重要ではないかと思います。
姉妹都市交流も、以前は職員の交流をしていましたが、最近は予算の関係でしていないと聞いています。草の根の方では、エセックの学生をホームステイで受け入れているというようなことが細々と続いていますので、そういうものももう少し支援をする必要があるのではないかと思います。
No.2「子どもや女性に対する暴力への対策」については、最近、女性から男性に対する暴力の相談も少なからず出ています。母子家庭に対しては制度が充実しつつありますが、父子家庭に対する支援はあまりありません。男女共同参画も踏まえて、あるいは高齢者への暴力問題も出ていますので、単に女性と子どもだけでなく、もう少しいろいろな角度での暴力への対策を拡げる必要があると思います。
細かい話になりますが、P8において、最近、「障害」は「障がい」と表記することが増えています。大阪府のホームページ等もすべて「障がい」に変更していますので、P10のNo.7の「軽度発達障害」も「軽度発達障がい」にされた方が良いのではないかと思います。
P11のNo.4「自治会やNPO等の活動の活性化」について、改定の視点で「地域自治組織の組織化と活動を活性化する」とありますが、私のイメージでは、かなり自治会をイメージしているのか、NPOが入るのかどうか疑問を感じています。例えば、世界のウミガメを保護している世界的に有名なNPOの(特活)日本ウミガメ協議会の本部が枚方にありますが、それが果たして地域自治の組織になるのかというところで、もう少しこの辺りの整理が必要ではないかと思います。
それから、違和感があるのが、No.5で何故、「地域通貨の活用」だけが項目として出ているのかということです。枚方市における地域通貨の活用で、市民活動の活性化のみ挙げられていますが、恐らく商店街振興も兼ねているのではないかと思います。その点が抜け落ちていますので、疑問に思うところです。
そして、私が発言しました、「7.その他」のNo.16「計画策定過程の仕掛けづくり」について、学生を巻き込むという話ですが、私は特定の世代を対象にすると言ったわけではなくて、この辺りの世代が呼び掛けとしては弱いのではないかという例示であって、あくまでも前提は全世代ですので、ここの表現は訂正をお願いしたいと思います。
ホームページで市民からの意見を募集しても、恐らく意見が少ないと思いますので、コーディネーター職で、市民との公開が必要だと思います。流山というところでは、住民自治基本条例を市民が作り、市民が説明会を開いて、市民に説明するという取り組みをしているそうです。流山市内で市民が100回以上の説明会を開いているという事例もあります。したがって、そういう形で、膝を交え、顔を突き合わせて、話をする機会をつくる必要があるのではないかと思います。
その一つとして、是非、庁内委員会とも膝を交えて話をしたいと、何度もお願いしているのですが、残念ながら顔の見えない相手としか話ができません。
以上、市民としての率直な感想も含めて、述べさせていただきました。

(新川会長)
ありがとうございました。

(市村委員)
農業を産業として見るのであれば、「地産地消の推進」は、消費者のためだけの農業者からの奉仕ではなくて、市内10数ヶ所において、それなりの直販活動が行われ、場所によっては年間に多くの売り上げがあるところも出ていますので、農業を必ずしも安らぎの部分だけではなくて、「地域産業の活性化」の中に入れることも可能ではないかと思います。例えば、「地産地消による農業の活性化を図る」というような項目が入っても良いのではないかと思います。
私自身も家が農家で、今の日本の状況、あるいは枚方の状況から見て、農業が生業として成立するかどうかは非常に疑問がありますが、やはり業として残るという方向で、「地域産業の活性化」の中に「地産地消」の部分を入れていただいた方がありがたいと感じています。

(新川会長)
ありがとうございました。

(奥野委員)
堀野委員が言われたP11のNo.4に関連しまして、市民参加のまちづくりということで、5~6年前にアダプト(養子縁組)の制度ができましたが、今、息切れしているのではないかと思います。これは行政と協働のまちづくりで、本当のボランティアですが、これが今、右肩下がりになっているように思いますので、もっとしっかりと啓発して、行政と共に市民参画でまちづくりをすることを深めても良いのではないかと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。その他、いかがでしょうか。

(三枝委員)
私は、P2のNo.6「里山・緑地の保存」について発言しましたが、この他にも緑地の保全や植物の保護等があり、緑をつくるという部分で大事ではないかと思いますので、できればそれも付け加えていただきたいと思います。里山の緑をつくる、生態学的に増やすという観点もほしいと思います。
それから、例えば、改定の視点に書かれている文章について、その他の部分の改定の視点の文章の方が理解しやすいと思います。逆に、【変更】と決めてしまうと、主な意見をそのまま反映しているようなところがあるので、もっとわかりやすく書いていただけないかと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。本日、お手元にお届けしております改定の視点自体は、今後、計画の素案をつくる時のポイントを示しており、その扱い方を統一的に整理していただいていますので、これがそのまま計画の文章になるわけではありません。したがいまして、これから読みやすくする工夫はしていただけるのではないかと思っています。
その他、いかがでしょうか。木多委員からは、何かございませんか。

(木多委員)
やはり、総花的になるのは仕方のないことだと思いますが、人口減少時代ということで、この先、焦点を絞った総合計画が求められると思います。
伺っていますと、やはり、社会的に稼いでおられる世帯の住宅都市という形を目指すという、共通のビジョンが抜けているのではないかと思います。本日の議論を伺っていて、そこが、まとまりのないものになってしまう原因ではないかと思いました。
途中で、東大阪市型の地域産業とか、京都市型の観光型産業等の話も出ましたが、ベースとして住宅都市という形を目指すのであれば、コミュニティビジネスやソーシャルビジネス等に重点を置いた新しい形の産業を目指すこともあり得るのではないかと思いました。ただ、この時点でそのようなことを申し上げても、もはや遅いという感はあります。
教育に関しても、今や、青少年の施設があれば良いとか、行政の方で何らかの組織があれば良いという時代ではないと思います。例えば、インターネットを使うとか、あるいは、若者はスターバックス等に集いますので、そういうところへ何らかの働きかけをする等、違う形が求められると思います。
途中から参加しましたので、まとまった意見を申し上げにくいのですが、共通のビジョンがないために、議論が発散しているのではないかと思います。人口減少に対して、住宅都市という形で魅力づけをするということであれば、全体的に、もう少し総合計画に優先順位がついて、ビジョンが見やすいものになるのではないかという印象を受けました。

(新川会長)
ありがとうございました。「しっかりとしたグランドビジョンを立てよ」というのが、多くの委員からのご意見としてもございました。どのような形でそれを、具体的な基本計画に設えていくのかというのが次の課題かと思っています。
そういうところで、本日はおよそ予定をしていました時間が参りましたので、ご意見としてはこの辺りで議論を閉じたいと思いますが、よろしいでしょうか。特に、これだけは言っておきたい、聞いておきたいということがあれば、お伺いします。

(委員一同)
意見なし

(新川会長)
それでは、本日は論点整理について、まだ、言い尽くせなかった、あるいは、後から思い出した点等々も出てこようかと思います。それにつきましては、資料7に意見カードがございますので、後日でも事務局にご提出をいただければと思います。本日のご意見も踏まえて、事務局の方で整理していただき、次回、基本計画の素案のようなものをお出しする時の参考とさせていただきたいと思っております。
事務局は、できるだけ事前に素案をお送りできるように準備をお願いします。督励をいたしますので、よろしくお願いいたします。
次回の審議の日程は、今のところ10月10日金曜日を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
その他、事務局から何かございますか。

3.その他

(事務局)
次に、本日の会議録につきましては、前回と同様に手続きを進めますので、よろしくお願いします。
次回、第6回の審議会の日時につきましては、10月10日(金曜日)午前10時を予定しています。後日、正式な開催案内をお送りしますので、よろしくお願いいたします。

(新川会長)
それでは、本日の第5回審議会は以上とさせていただきます。どうも、ご苦労様でした。ありがとうございました。

審議会での配布資料