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第9回枚方市総合計画審議会・会議録

[2011年11月15日]

ID:7772

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開催日時

平成21年1月29日(木曜日) 18時30分から21時00分

開催場所

枚方市役所 別館4階 特別会議室

審議会委員

(出席者)
新川達郎会長、稲澤克祐副会長、池上典子委員、市村利彰委員、馬野範雄委員、奥野正委員、小野裕行委員、千葉清司委員、寺見陽子委員、南波正宗委員、野口光男委員、野村生代委員、花田眞理子委員、堀野亘求委員、前田富枝委員、三枝寿夫委員、水嶋忠雄委員

(欠席者)
岩城勝委員、加藤司委員、木多彩子委員、酒井隆行委員、佐古和枝委員、西田政充委員、橋本有理子委員
<委員 五十音順>

案件名

決定事項

  • 第4次枚方市総合計画第2期基本計画(案)について、市議会に報告し、市議会での意見を集約することを確認
  • 第4次枚方市総合計画第2期基本計画(案)について、第9回審議会および、市議会での意見を踏まえ、庁内で検討し、会長、副会長と調整して、次回の審議会で審議することを確認

傍聴者の数

0人

会議の公開、非公開の別

公開

会議録の公表、非公表の別

公表

審議内容(発言要旨)

1.はじめに

(新川会長)
定刻になりましたので、第9回総合計画審議会を開会させていただきます。これまで委員の皆さん方にはいろいろとご審議をいただき、基本計画の試案につきましてもパブリックコメントを進めさせていただきまして、本日はその結果も出るということで、それを反映させた我々としての案を取りまとめる時期に来ているのではないかと考えております。当審議会としましても、まとめの時期に来たということで、本日もしっかりとご議論をいただき、およそ2時間程度の会議の進行にご協力をいただければと考えております。それでは、初めに、事務局から本日の出席状況や配布資料の説明をしていただき、順次、本日の議題に進みたいと思います。それでは、事務局、よろしくお願いいたします。

(事務局)
資料1「第8回枚方市総合計画審議会会議録」
会議録は、委員の皆さん方にご確認いただいた後に、会長と調整し、1月22日(水曜日)から市ホームページで公表しています。
資料2「第8回枚方市総合計画審議会の要点整理」
資料1の会議録から要点となった部分をとりまとめたものです。
資料3「枚方市総合計画改定に向けての意見要約(第1回審議会~第8回審議会)」
第1回審議会から第7回までの委員の皆さんからのご意見を、現総合計画の施策体系ごとに整理するとともに、これまでの意見カードを添付したものです。
資料4「第4次枚方市総合計画第2期基本計画(試案)に関する市民意見等と市の考え方について」
本資料は、審議会の中間案である「第4次枚方市総合計画第2期基本計画(試案)」について、平成20年12月8日から平成21年1月7日にかけて実施いたしましたパブリックコメントの意見、およびそれに対する市の考え方をまとめたものです。
パブリックコメントにつきましては、インターネットアンケートおよび意見募集用紙の提出により実施し、インターネットアンケートにて28件、意見募集用紙にて13件、合計41件の意見をいただきました。
資料5「第4次枚方市総合計画第2期基本計画(案)第9回審議会用」
今回は、これまで審議会からいただいたご意見や、パブリックコメントによる意見等を反映させもので、最終に近い形として、会長とも調整させていただき、案として資料を用意させていただきました。本資料は27日に送付しましたが、本日は、その時点から語句の統一などの訂正を行ったものとなっています。
資料6「基本計画の体系と重点施策の方向の相関イメージ」
重点施策の方向については、第2期基本計画の特徴として、「住みたい、住み続けたいまち」の実現をめざし、五つの重点施策の方向と、計画期間内に重点的に取り組む施策目標を定めてきました。前回の審議会で、重点施策の方向についてご意見をいただきましたので、重点施策の方向と基本計画の体系について、整理したものです。
参考資料「市長公約との関係整理表」
前回の審議会で市長公約との関係を整理したものがあればとのご意見を頂きましたので、用意したものです。
以上で、配布資料の説明を終わらせていただきます。

(新川会長)
ありがとうございました。

2.第4次枚方市総合計画第2期基本計画(試案)について

(新川会長)
ただ今、事務局から基本計画(試案)の変更点等をご説明いただきました。それから、評価の問題について、前回、委員の皆さん方からいただきましたご意見を踏まえ、とりまとめをいただいています。
それでは、委員の皆さん方から、試案について、また、本日は評価の部分が大きく追加されていますので、ご意見をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

(新川会長)
ただ今、事務局から資料のご説明をいただきましたが、それらを参考にしていただきながら、次第の2番目「第4次枚方市総合計画第2期基本計画(案)について」、ご審議をお願いしたいと思います。事務局から、パブリックコメント等を経過して、変更・追加等をご説明いただきましたが、本日は、その結果を踏まえた案を基に、ご意見をいただければと思います。案としては、かなり煮詰まってきたのではないかという感触を私自身は持っており、委員の皆さん方のお考え、あるいは本日の議論の進み方もあろうかと思いますが、年度末が近付いておりますので、そろそろ取りまとめをすべき時期として、まとめに向けて、多少、議論を収束させるような方向でお考えいただけるとありがたいと思います。これはあくまでも希望です。まずは、計画案についてご意見をいただき、ある程度の方向が見えれば、実際の答申の取りまとめに入っていければと考えています。そういうことも念頭に置いていただいて、ご審議を賜ればと思います。どうぞ、ご自由にご意見、あるいはこれまでの資料等に関する確認、ご質問等も併せていただければと思います。よろしくお願いいたします。

(野口委員)
市民の意見は41件あったということですが、人数は何人でしょうか。
また、依頼があれば、出前塾で説明に行かれるという話でしたが、どのような状況だったのでしょうか。

(事務局)
出前塾については、この間、要望が1回あり、そちらに出向いて説明をさせていただきました。また、パブリックコメントをいただいた人数については、37人です。

(野口委員)
それにしても、非常に数が少ないのが残念です。年末年始は他のアンケートを見ても回答が少ないこともあり、再度行うのは時期的に無理だと思いますが、秋以降、深刻な経済状況になっていますし、そういうことも含めて、市民の方々の意見をもっと聞く機会を作れないかと思っています。
また、市の判断で三つに分類して説明されたと思いますが、これは審議会の意見として参考にするという前提で募集されましたので、審議会としてはどうするのでしょうか。例えば、P11の「特別支援教育」の問題でも、基本計画には触れられていません。野村委員からも意見がありましたが、ただ、「特別支援教育の充実」という点は共通しています。それは第1回~第8回の審議会の記録としても、野村委員の発言や私の発言として記録が残っています。そういう中で、市民からはこのように意見が出ていて、それに対して、枚方市は「このように進めます」という答弁をされていますが、それでは少し問題があるのではないかと思います。
他の問題でもそうですが、市の考えとして「記載します」とあれば、市民の要望ですので、市の進め方として書いているということで判断されていますが、これは審議会が判断するべきことではないかと思います。これを市民に返すと「市の考え方」として認識されると思いますし、審議会で議論している中身とも食い違う部分が出てくるのではないかと思います。
ですから、「このように記載しています」と書けばよいだけの話ですし、その点が、このような形では問題があると思います。

(新川会長)
ありがとうございました。本日は、審議会資料として、パブリックコメントについての取扱いについての資料をいただきました。このパブリックコメントに対する当審議会としての返し方については、委員の皆さん方と議論しなければならないと考えていました。あくまでも、本日の資料は、パブリックコメントを受けての事務局としての各ご意見に対する市の考え方を整理していただいたものです。
ただ、我々がこれまで議論してきた経緯も踏まえて、市の方で考え方を一定整理していただいたということで、本日は参考にしていただければと思っています。
また、その中で、これまで当審議会でも議論をし、確認されていた事項で、パブリックコメントの中で活かしていけるところについては、予め事務局と相談して、私の方で本日の案の形で修正を入れさせていただきました。
このパブリックコメント、ご意見のそれぞれについて、どのような考え方で、どのような回答を出すかというのは、委員の皆さんからも意見をいただければと思いますし、また、本日の計画案の内容に関連させて、せっかくいただいたパブリックコメントを「こういうところに活かせるのではないか」等、改めて、これからご意見をいただければと思います。そのような考え方で、事務局の方はよろしいでしょうか。

(事務局)
はい。

(新川会長)
よろしいでしょうか。それでは、ご自由にご意見をいただければと思います。

(小野委員)
計画(案)のP37の〈今求められていること〉の2番目に「ごみの処理にあたっては、ごみの減量を図りながら、計画的にごみ処理施設を整備することが求められています。」とあり、将来的には必要かもしれませんが、当面はごみ処理施設も整備されている状況なので、これは〈今求められていること〉に入るのでしょうか。

(事務局)
破砕機を指しています。

(小野委員)
この文章を読むと、できたばかりの施設があるのになぜかと思うので、誤解を生みそうな気がします。

(事務局)
そういう意味では、表現について検討します。

(新川会長)
その他、いかがでしょうか。

(南波委員)
前回、欠席したので経過がわからないのですが、以前から議論のあった評価指標が今回は全く出ていないのは、外すことになったのでしょうか。

(新川会長)
今回の計画(案)のP32~33をご覧いただきますと、評価をしようという基本的な考え方は、当審議会としても「当然の方向である」ということでご了解をいただきました。ただ、実際の評価指標をここで議論して出していくのは非常に難しいという話になり、これにつきましては、これから継続的に議論をして、部分的にはこの審議会の継続のような形になると思いますが、次年度、実際に出揃う事業計画に合わせて別の組織を立ち上げ、改めて検討してはどうかということで、前回、ご議論がありました。

(事務局)
前回の審議会で、いろいろとご意見をいただき、具体的な指標について、今回の第2期基本計画の中からは外して、来年度、新たに時間をかけて制度を詰め、仕組みづくりを考えたいということになりました。したがって、この審議会からは外すということに、前回の審議会で決定いただいたと認識しております。

(新川会長)
よろしいでしょうか。

(南波委員)
わかりました。
もう一点、計画(案)のP97に、第4章についての分野別計画の一覧が掲載されていますが、例えば、平成20年度で終わるものとしては、「ひらかた高齢者保健福祉計画21」や「枚方市障害福祉計画」があり、これは次期計画で検討されています。
また、「ひらかた みんなで元気計画」の場合は、もう2年ほどありますが、これらについては、がん対策基本法で一定の検診率や死亡率等、今後、見直していくということでよいのでしょうか。平成21年度から、例えば、年次計画や計画目標で見直していくことになるのでしょうか。どのように考えられているのか、教えていただきたいと思います。

(新川会長)
事務局にお願いいたします。

(事務局)
計画については、期間が終わるまでに次の計画に移る計画もあります。ご指摘のあった「みんなで元気計画」については、次回の新たな計画を作るかどうか、今の時点では定かではありません。変える計画については、新たに作る第2期基本計画が上位計画になりますので、整合を図って、これに見合う計画を作るという形になります。

(南波委員)
総合計画を見直しますので、できましたら、各部門で見直しをしていただいた方がよいのではないかと思います。
それから、ミスプリントかと思いますが、P94のタイトルの「総合計画」の「総」の文字が抜けています。

(新川会長)
ありがとうございました。その他、いかがでしょうか。

(池上委員)
基本計画(案)のP83の〈主要な取り組み〉に「女性管理職の登用」とあり、女性職員の管理職への登用という意味だと思います。また、「女性管理職の登用」「女性委員の登用」など「登用」という言葉は嫌な感じがするので、例えば、「女性委員比率の向上」等、違う表現ができないかと思います。できれば、せっかくここまで書き込んでいますので、比率の数字まで入れて、女性委員の比率だけではなく、男性委員と女性委員の比率のどちらか一方が40%を超えない等に表現を変えてはいかがでしょうか。

(新川会長)
ありがとうございます。事務局はいかがですか。

(事務局)
表現については検討させていただいて、変えさせていただきたいと思います。
比率の記載については、男女共同参画計画の方で目標の%を書くようにしており、現在、35%となっています。

(池上委員)
結構です。

(新川会長)
ありがとうございました。その他、いかがでしょうか。

(馬野委員)
学校の耐震工事は、今、どの程度進んでいるのでしょうか。第1章で安心・安全なまちづくりが掲げられ、学校の方でも教育環境の整備が挙げられているので、当然、ここに入っているかもしれませんが、具体的に耐震工事の状況を教えていただきたいと思います。

(事務局)
昨年10月1日で、小中学校の校舎の約70%の耐震化工事が完了しています。校舎については、平成21年度中にすべて完了します。残っている体育館も、平成21年度、22年度ですべて耐震化を終わる計画です。

(新川会長)
よろしいでしょうか。その他、いかがでしょうか。

(千葉委員)
基本計画(案)のP36について、人と自然が共存しなければ何もできないわけですから、この部分が一番重要だと思います。しかし、ヒートアイランド現象、クリーンエネルギー等が挙げられているのに対して、〈主要な取り組み〉は一貫性がないように思います。
〈主要な取り組み〉の「緑のカーテン」や「雨水の有効活用」は小さな話ですし、「省エネルギーの推進」は漠然としています。基本方針からすると、〈主要な取り組み〉はバランスが取れていないと思います。やはり、風力や太陽光熱等にどう取り組んでいくかということを挙げなければ、枚方市も夢は持てないのではないかと思います。

(新川会長)
パブリックコメントでも関連した事項が挙がっていましたが、事務局はいかがですか。

(事務局)
まず、風力につきましては、過去にいろいろと調査をしたようですが、一定のエネルギーを得られる場所が枚方にはないという結論に達しています。
太陽光につきましては、今後、新設の建物については取り組みたいと考えていますが、それについてどのように表現できるのか、検討します。

(新川会長)
ありがとうございました。事務局の方もいろいろと考えておられるようですし、せっかくご意見もありましたので、この件については、委員の皆さんもご異論はないように思います。

(市村委員)
パブリックコメントの番号「12」「13」にも出ていると思いますが、P36の〈主要な取り組み〉の1番目の「省エネルギーの推進」は大きな位置づけになっており、その次に「緑のカーテン」が挙げられているので、大き過ぎるテーマと小さ過ぎるテーマが並び、最後に「雨水」という“落ち”がついています。
したがって、表現としては、「緑のカーテン」を外して、例えば「ヒートアイランド対策の普及促進」とか、太陽光エネルギーも国の施策として補助金等を出すという方向で報道もされていますので、それに対して市も何とか対応できるかもしれないというのであれば、「太陽光エネルギーの有効活用の促進」等、そのような形で考えられた方がバランスがよいのではないかと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。貴重なご提案をいただきました。

(小野委員)
太陽光発電については、枚方市には事例があり、市民発電所のような形で保育所に1ヶ所太陽光パネルを貼り付けて、子どもたちが毎日、発電量を見て記録できるような仕組みになっています。これは良い事例ですので、そういうことも盛り込んでいただければありがたいと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。

(奥野委員)
千葉委員の意見に補足したいのですが、ヒートアイランドに対して、学校の中で一部に芝を貼っています。これも地球温暖化対策の一つだと思いますが、これでは、ヒートアイランドにも温暖化にもあまりつながらないと思いますので、私は2年前からコミュニティを通じて、全校庭に芝を貼ってほしいと要望しています。芝生の上で動くことは、生徒の健康・体力の増進につながりますし、地球温暖化対策にもつながります。予算の問題もありますが、是非とも全校庭に芝生を貼っていただきたい。
それから、P48の「人にやさしく安全な交通体系をつくる」について、重点施策の中にも「第2章 やすらぎのなか、世代をつないで住み続けるまち」として、第3節に「交通の流れを円滑にする」「安心して歩けるまちをつくる」と出ていますが、〈主要な取り組み〉の駅前の整備は当然ながら、枚方市の主な幹線は、例えば、昨年7月1日に長尾藤阪線が開通し、枚方市の中心の1号線を割って都市計画でつくられて、今、その周辺は円滑に交通が流れ、安全な歩道もできています。
ところが、そういう中で、1号線に沿って大手電器メーカーが進出するという話があり、そうしますと、周辺の交通が元に戻ってしまうのではないかと懸念されます。これからは行政に十分に指導していただくということで、〈主要な取り組み〉の中に、駅前の整備だけではなく、このようなことも謳っていただきたいと思います。それについてお考えを伺いたいと思います。

(新川会長)
行政の方から、おわかりになる範囲でご説明をお願いします。

(事務局)
大手電器メーカー出店の話は、1号線沿いだったと思います。当然、交通渋滞に関する協議等の中で、いろいろな条件は付けさせていただくことになろうかと思いますが、都市計画上でそういうものの立地が可能であれば、規制をかけるのは難しいというのが現状ですので、その中で最大限の交通規制等、できる限りの対応は考えており、一緒に検討したいと思っています。

(新川会長)
ありがとうございました。

(小野委員)
パブリックコメントのP6に、マンションのスラム化、適切な管理についての意見が出されており、それに基づいて計画(案)のP43に「安全で快適な居住環境の整備や住まいの適切な管理を行うことが求められています。」「住宅地等の形成を図るとともに、住まいの適切な管理を支援します。」とあり、〈主要な取り組み〉に「マンションの管理の適正化等に向けた支援」とありますが、国でマンション管理法が定められ、管理士の制度もできています。それぞれ区分所有権を持たれていますので、行政がそこに介入してできることはほとんどありません。実際に行政が支援できることと言えば、マンション管理法に基づいて管理士を紹介する等、そういうことができると説明するくらいです。したがって、あまり詳しく書き過ぎるのは問題があるのではないかと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。事務局は何かありますか。

(事務局)
基本的には、今、言われたように、セミナーの支援や説明会をして適正な管理をしていただくということをメインに考えていますので、内容を見直した方がよいのではないかと考えています。

(小野委員)
このままでは、大変に期待させてしまいます。

(新川会長)
他はいかがでしょうか。

(野口委員)
全般について、〈今、求められていること〉と〈取り組みの方向〉には書かれていて、〈主要な取り組み〉には書かれていないこともあります。
例えば、P78の「2 市民参加のまちづくりを進める」では、「市民参加によるまちづくりを進めるために」と書かれていて、〈取り組みの方向〉で「計画や具体的な取り組み、その評価に参加する仕組みをつくる」となっているのに、〈主要な取り組み〉は「市民相談の充実」「市政モニターの充実」「パブリックコメントの活用の推進」となっており、〈取り組みの方向〉に基づいて行うような内容が何も書かれていません。なぜ「仕組みづくりに取り組む」ということを書かないのでしょうか。
このままでは〈主要な取り組み〉の内容が漠然としていて、〈取り組みの方向〉の方が具体的なことが書かれているところもありますので、もう一度、〈取り組みの方向〉と〈主要な取り組み〉の関係、また、毎年出される事業計画との関係を教えていただきたいと思います。

(新川会長)
事務局は、その関係についてご説明をお願いします。

(事務局)
〈取り組みの方向〉でこれから取り組んでいく方向を書き、それから〈主要な取り組み〉として、どのような事業に取り組んでいくかという内容を書きます。そして、その下に事業計画があり、これは毎年度お示しすることになります。
ただ、ご指摘のように、章によっては、具体的な内容まで書いているところもあり、例えば、都市整備では整備する幹線名まで具体的に書いていますが、部分によっては、書ける部分が限られることもあります。したがって、漠然と書かれているところについては、これからお示しする事業計画で判断していただければと思います。

(野口委員)
そうすると、〈主要な取り組み〉には書かれていないけれども、事業計画で出てくる可能性があるということですね。

(事務局)
この計画自体は平成27年度までの計画で、事業計画は毎年度出しますので、今の時点で想定できないことでも、何年か先にはできる事業もあります。それは毎年度の事業計画の方でお示しすることができるかと思います。

(野口委員)
P72の「1 生涯学習を推進する」という項目では、〈主要な取り組み〉として「生涯学習の促進」と書かれていますが、ここでは誰もが学べることにどのような形で取り組むかということを書くべきなのに、一番大きな計画の表題について書かれています。この点は整理しなければ、問題が出てくるのではないかと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。

(奥野委員)
P57に「花と音楽を生かしたまち」とあり、この言葉はよく出てきますが、音楽は何を示しているのでしょうか。市民にとっても、花については公園の花や桜、ボランティアで花を植える等、ある程度わかりますが、音楽については何を指しているのか、以前、私が紹介させていただいた、新しい火葬場のロビーで開催された音楽会のようなものを指すのか、その点を教えてください。

(新川会長)
音楽とは何かというご質問ですが、いかがでしょうか。

(事務局)
広く一般的に、音楽公演会や各催し物会場で開催されるものも当然入りますし、秋には菊とジャズストリートの事業も行っています。今年であれば、高校・大学の合同音楽祭を開催する等、広く一般に音楽に関するイベント等も開催していますので、そういうことも含めて、一般的に言われる「音楽」の取り組みとご理解いただければと思います。

(奥野委員)
例えば、夏に天の川フェスタで、岡東でしたようなことも「音楽」に入るということでしょうか。きちんと市民にわかる「花と音楽」にしていただきたいと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。

(野口委員)
なぜか枚方では人形劇が前面に出ていますが、「音楽」については、公民館等でもたくさんの音楽団体があって、若い人たちのロックバンドやコーラス団体もたくさんあります。それらも高齢化で厳しい状況にありますが、この項目を見て「きっと私たちも」と期待します。
しかし、実はそうではなくて、イベントだけの話であれば、それでまちづくりになるのかと疑問に思います。やはり、「音楽」を支える団体やそういう人たちに場所を提供する等、そのような支援が「音楽のまちづくり」になるのではないかと思います。〈主要な取り組み〉にはその辺りを書くべきではないでしょうか。そのように、枚方には音楽団体がたくさんありますので、それらを活用していくという方向もあると思います。

(新川会長)
ありがとうございました。やはり、市民の方々の活動を活発にしていくのが、まちづくりだということです。

(池上委員)
P50の「3 環境を大切にした交通体系」について、この中で〈今、求められていること〉は「公共交通の利用の促進」と、「新たな交通体系の検討」として「LRTの調査・研究が進められるなど、新たな交通体系の検討が求められています」といように、LRTが挙げられていますが、〈取り組みの方向〉や〈主要な取り組み〉にはLRTは全く出ていません。このままでは、LRTが突然出てきて違和感がありますので、「公共交通の利便性や快適性の向上をもとめ、新たな交通体系の検討が求められています。」の後に「市民団体等による…」と続けた方がわかりやすいと思います。
また、レイアウトの段階では変えられると思いますが、全部「●」が付いているのが気になりますので、レイアウトをする時には「■」や「○」などを使っていただきたいと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。

(千葉委員)
P55の「集客交流がひろがるまちをつくる」について、枚方市は京阪沿線では屈指の文化遺産の宝庫ですので、それを活かして、最終的には観光資源として創出するようにと、私は10年来言い続けています。
それに対して、最初の3行は理解できるのですが、下の〈主要な取り組み〉は、既存の海外・国内含めた友好都市に限定されています。それで本当に、先人が残した貴重な資源が有効に育っていくのかと疑問に思います。あまりにも小さく限定し過ぎていて問題です。ですから、あまり限定しないで、誰でも枚方に来られるような、いつでも受け入れるまちとして、門戸を開いてほしいと思います。

(新川会長)
事務局はいかがでしょうか。

(事務局)
検討できるところは検討させていただきますが、今、千葉委員がご指摘されたところは、P56の方が近いのではないかと考えます。P56では、「歴史遺産、文化観光資源を整備してまちづくりに生かす」という内容を書かせていただいています。P55は人と情報の交流の促進に限定されていますので、P56の方が近いと思います。

(千葉委員)
反論するわけではありませんが、第2節の最初の「歴史、文化、自然、アメニティ・商業施設など」という内容からすると、下の方のバランスが崩れていると思います。

(新川会長)
ありがとうございます。少しわかりにくいのですが、第2節の最初の3行は第2節の総論であり、具体的な内容は、P55の「1」、P56の「2」、P57の「3」と続いています。

(小野委員)
私が言い続けて、最終的に載ったのは「行政経営の効率化」という言葉だけですが、その割に、例えば、P29の図では「行政経営の効率化」が真ん中に置かれ、これが核になって、市民に納得していただけるように行政運営をしていくという形になっています。資料6でも、右端に「行政経営の効率化」が最初に挙げられて、「市民・事業者・行政による協働/連携・協力による取り組みの推進」と続いています。このように、枚方市の取り組み方の中心に「行政経営の効率化」がありながら、民間に委託するとか、官から民へ移すという話もありません。
最も言いたいのは、P80の「既存のホストコンピュータシステムを見直し、利便性の向上を図るとともに、処理経費の削減を図る」というところで、事務事業を見直してBPRをやり直してからでなければ、逆に無駄遣いになってしまう可能性もあるので、前段できちんとそういうことをすると謳っていただきたいと思います。
それから、できれば「官から民へ」「小さくても仕事のできる市役所」ということをどこかに入れていただきたいと要望しておきます。

(新川会長)
ありがとうございます。

(池上委員)
先程、野口委員から「生涯学習を推進する」というところで、〈主要な取り組み〉に「生涯学習の推進」が入っているのはいかがかというご意見がありましたが、P57の「花と音楽を生かしたまちづくり」についても〈主要な取り組み〉に「花と音楽のまちづくりの推進」が挙げられています。
恐らく、〈主要な取り組み〉という言葉が曖昧なことが問題だと思います。〈具体的な取り組み〉とすれば、一番大きな題名と〈主要な取り組み〉の内容が重ならないのではないでしょうか。

(花田委員)
今のご意見に関連するのですが、〈今、求められていること〉と〈取り組みの方向〉と〈主要な取り組み〉のレベルの差を付ける必要があると思います。当然、内容は〈今、求められていること〉と〈取り組みの方向〉は書き様も違って書けますが、とても難しいのが〈取り組みの方向〉と〈主要な取り組み〉だと思います。池上委員からもご指摘がありましたように、多分、〈主要な取り組み〉は「では、どうするのか」ということを、具体的に勇気を持ってここで示そうということだったと思います。
ところが、これが〈主要な取り組み〉のすべてなのかというと、そうではないので、そういうことを最初に決めておいて、〈主要な取り組みの例〉ということであれば、どうしても出てくると思われる「あれがない」「これがない」という意見からも逃れることができると感じます。
良い例と悪い例としましては、例えば、P41で〈今、求められていること〉に「里山保全の取り組みを進めていく必要があります」とあり、〈取り組みの方向〉に「里山保全に取り組みます」、〈主要な取り組み〉に「里山保全の推進」とあります。これがレベルの差が付いていない例です。
そして、先程ご指摘のあったP55の〈主要な取り組み〉の四つの内容のうちの上の三つは、具体的な取り組みとすると、この書き方ではないのではないかと思います。
これに対して、P48の〈今、求められていること〉と〈取り組みの方向〉を見ますと、〈取り組みの方向〉の二つ目が少し具体的過ぎるかと思いますが、これをもう少し抽象的にしていただくと、〈主要な取り組み〉との関係が非常にわかりやすくなっています。具体的な取り組みにすべてを書かなければならないとなると、非常に難しいと思いますし、これは何年も続くものですので、「例」という形で、その代りに具体性を持たせて書かれるとよいのではないかと思います。
それから、小さなことですが、P45の〈主要な取り組み〉に「自主防災組織による防災活動の支援の充実」とあります。他はすべて「支援」となっていますが、ここだけ「充実」が付いているのは、防災活動の支援だけは別の支援の方法があるのかと思ってしまいます。ここだけ「充実」が付いているのが気になりました。
もう一つ、P38の〈主要な取り組み〉に「エコライフの普及・啓発」とあり、P37に「スマートライフ啓発の普及・啓発」とあります。後者は「啓発」が二つあるのが気になりますので「スマートライフの普及・啓発」になると思いますが、さらに気になりますのは、「エコライフ」と「スマートライフ」をどのように枚方市としては考えられているのかという点です。付属資料でも説明を見つけられませんでした。その趣旨としては、ごみの削減はスリムにしようということですので、あるいは、知恵を絞ろうということで「スマートライフ」という言葉を使われたのかもしれませんが、果たして、その意図がこの言葉で伝わるかという懸念を持ちました。
また、P38の〈主要な取り組み〉の3番目が「中小企業に対するISO14001およびエコアクション21認証取得への支援」となっており、5番目が「学校版環境マネジメントシステムの推進」となっていますが、これを4番目に入れて、5番目に「環境学習の推進」の方が収まりがよいと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。いろいろとご指摘をいただきましたが、事務局からは何かございませんか。

(事務局)
表現が誤っている部分については、当然、修正させていただきます。
「スマートライフ」と「エコライフ」につきましては、今は詳細な説明はできませんが、巻末の語句説明で説明する考えです。
また、事務局の案としましては、これは総合計画ですので、あまり具体に細かいところまで書くのはどうかという考えは思っています。具体の細かい事業については、毎年出される事業計画の方で提示できればと、根本的には思っています。

(花田委員)
ただ、現状では、あまりにもいろいろなレベルの話が〈主要な取り組み〉に入っています。そうすると、最初に戻って、〈主要な取り組み〉が必要かというところまで至ってしまうような気がしますので、その点は整理された方がよいと思います。

(新川会長)
ありがとうございます。本当は〈主要な取り組み〉のところに、平成21年度の事業計画の項目が挙げられると一番わかりやすいと思います。それを初年度の基本計画としていただければ、「そこは毎年入れ替わります」という説明の仕方もあります。しかし、今のところはその事業計画も定まっていないという一方の事情もありますし、基本計画は基本計画として、答申を受けなければならないということもあって、中途半端な扱いになっているのはそのとおりかと思います。委員の皆さんからも、良い知恵があれば、よろしくお願いしたいと思います。

(千葉委員)
これは私自身の悩みも含めての意見ですが、P59の「地域に根ざした産業を育成する」ということに対して、まちの大通りに面して商店が並び、灯りが連なっていましたが、今はパチンコ店や大型店舗以外に灯りは灯っていません。
そこで、〈主要な取り組み〉の中で、「地域貢献型ビジネスの支援」「商店街活性化の促進」に加えて、まちの発展のためには大型店舗を敵に回すわけにはいきませんので、「大型店舗との共存」を盛り込む必要があるのではないかと思います。ものだけを考えると、便利さが優先されますが、人間として考えた場合、大型店舗だけでよいのかということが、これからのまちづくりにおいて問われると思いますので、時代的には、取り組みの中に大型店舗に関する項目があって然るべきだと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。

(池上委員)
〈主要な取り組み〉については、少なくとも〈具体的な取り組み例〉という形に変えていただきたいと思います。
あるいは、〈関連事業〉という形で、例えば、P57で言えば、〈今、求められていること〉〈取り組みの方向〉〈関連事業〉として、〈関連事業〉の中に「花と音楽のまちづくり事業」や「桜フェスティバル事業」や「ひらかた菊フェスティバル事業」という形で挙げれば、大きなものと小さなものが混在しているという形が緩和されると思います。〈主要な取り組み〉に替えて〈関連事業〉とする方が、担当課からも出しやすいと思いますので、提案したいと思います。

(新川会長)
ありがとうございます。その他、いかがでしょうか。

(野口委員)
事業には、費用のかかるものとかからないものがあります。昨年、この審議会が始まった時と今では経済状況が大きく変わっており、今年度の税収減によって来年度の予算は厳しいと言われています。その中で、この計画ができるわけですが、例えば、事業に対して、市はどのくらいの経費を考えているのか、そういう情報が必要ではないかと思います。例えば、総合文化会館は150億円とか170億円とか、三つくらいの案が出ていましたし、市民病院がすでに始まるわけですが、他にも予算が必要なものと、必要でないものがあると思います。
長期見通しとしては、P10に「財政見通し」が現在作成中となっていますが、我々は財政的な話なしで議論をしていることになります。平成27年度までの計画ですので、あと6~7年の間に行うわけですから、審議会としてもやはり一定の財政の見通しと、一定の各事業の規模を認識しておく必要があるのではないかと思います。

(新川会長)
ありがとうございます。事務局はいかがでしょうか。

(事務局)
財政見通しについては、現在、作成しているところであり、2月中には完成する予定です。遅くなって申し訳ございませんが、完成しだい、委員の皆さんにはご報告させていただきます。ただ、今の時点ではお示しすることができないことをご理解いただきたいと思います。

(新川会長)
主要事業の概算については、いかがですか。

(事務局)
事業について、細かい予算までは確認できませんので、基本的には、枠の中で事業を進めていくという形で枠を設定していくことになります。

(野口委員)
いくらかかるかという話をしているわけではなく、一定の財源的な問題です。その事業がどのくらいの事業なのかという情報がなければ、話ができません。「あれも」「これも」と言っても、財源がなければできませんので、その辺りは前提としての問題ではないかと思います。
これを見て思うのは、この審議会とは別に庁内委員会も開かれているわけですが、それは随時開催されているのか、それとも各課から持ち寄ったものなのでしょうか。

(新川会長)
事務局はいかがでしょうか。

(事務局)
各委員会、幹事会があり、幹事会が各課レベルの庁内委員会で、委員会が各部長レベルの委員会です。両方とも随時開催しています。

(野口委員)
基本的に、〈主要な取り組み〉のレベルが違うのは、それぞれの課から上がってきたからではないかと思います。全体で話をすれば、〈主要な取り組み〉のレベルは合うはずだと思います。

(新川会長)
そういう議論は、幹事会ではなかったのでしょうか。

(事務局)
各委員会の中で各部の長が集まり、全体の審議をしていただいていますので、全部を見た形で審議をしていただいています。

(野村委員)
第5章の「ふれあい、学びあい、感動できるまち」で、西田委員も言われていたことですが、「1 乳幼児の健やかな成長を支える」は就学前の子どもについて、「2 子どもたちの学びよろこびを育み、生きる力を養う」は義務教育の対象となる子どもについて書かれていますので、中学生以上の子どもたちに対する内容も必要だと言ってきました。
そこで、「青少年の引きこもりやニートなどが、社会問題となっている中で、青少年の健全育成への支援が求められています」と書かれており、「乳幼児」「子ども」「青少年」という形で年齢差をつけられていると判断しました。例えば、子ども条例を作っているところでは、「18歳までを子どもとする」とか「児童福祉法と同じ年齢にする」という前提があるのですが、ここでは最初に皆の共通認識がない中で書かれています。それもあり、「青少年」と書かれた時に、〈取り組みの方向〉で「青少年の健全な成長を育むため、多くの人との交流ができる機会や場を確保するための取り組みを支援します」とあって、「健全な成長」という言葉に違和感を覚えて、もう少し違う書き方ができないかと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。「青少年」の定義と「健全」の意味については、いろいろな内容がそれぞれ読み込めることもあって、なかなか難しい言葉ですので、事務局とも少し相談をしたいと思います。その他、いかがでしょうか。

(前田委員)
用語説明を付けていただいていますが、先程、花田委員が「エコライフ」を後ろのページで探されたという話をされましたので、文章の中にアンダーラインを引いて、※番号等を入れていただいて、その言葉はどこかに説明があることを前段に書いていただければ、市民の方も見やすいのではないかと思います。

(新川会長)
見やすくするためにはどうすればよいかということについて、また、事務局でも全体を通して見ていただき、用語の説明も各ページに小さく入れても、両方にあってもよいかもしれませんので、できるだけ読みやすい形に工夫していただければと思います。ありがとうございました。その他、いかがでしょうか。

(千葉委員)
P82に「男女の共同参画」がありますが、忘れられているのは、身体の構造も含めて、男性と女性は違うという点です。女性が得手な部分、男性が得手な部分があり、その部分を尊重することと、男女の差別は違うと思います。尊重することは非常に大事だと思います。その特性を尊重する中から、男女の共同参画は成長していくと思います。これは人間形成の大事な部分ですので、検討してほしいと思います。会長、いかがでしょうか。

(新川会長)
生物学的な性差は、むしろ我々が多様な生き方をする上での最初の違いですので、これも相互に尊重するのは大前提であろうかと思います。ただし、第3節の「男女の共同参画を進める」というところで強調したいのは、それよりもむしろ、社会的、あるいは習慣的につくり上げられてきた差別の問題をまず解消しようという趣旨であると理解しています。したがいまして、確かに生物学的な性の持つ意味をきちんと理解し、それを尊重した上で、なお社会的な差別問題を解決するというのは、当然と言えば当然ですが、さて、ここでそこまで言う必要があるかということについては「このようなところでよいのではないか」と取り敢えず思っていましたので、これは私の個人的な見解としてご理解いただければと思います。

(寺見委員)
第5章に関して気になったのは、多世代型の取り組みはどうなるのかということです。もしかすると、すでに論議されたのかもしれませんが、「子どもの支援」「地域との連携」等において、多世代の人たちがこれに関わるという意味でのバリアフリー化を図るという視点が論議されたのかどうか、疑問に思うとともに、入れた方がよいのではないかと思いました。
また、〈主要な取り組み〉の内容については、先程から意見が出ていますので、重ねて発言するのはどうかと思いますが、具体的な内容と抽象的な内容が一緒に表現されているところは気になるかと思います。
これについて、ここの段階では、あまり具体的ではなく、抽象的に論じられていた方がよいのではないでしょうか。後々の具体的な活動は市の施策の計画の方で出せばよいわけであり、ここはまだ総合計画ですので、余程、ある施策の中で謳われていれば別ですが、あまり具体的な事柄はここに挙げられない方がよいのではないかと思っています。
ですから、例えば、P70の「第三中学校の改築」というのは非常に具体的で、私はこの市の人間ではないので、この市には第三中学校しかないのかと思いました。それよりも「学校環境の改善」というような言い方をした方がよいと思いますし、このままでは第三中学校以外からクレームが出ないかと心配します。
他にも、子育て支援のところで、実はこれは相互乗り入れが非常に重要で、いかに垣根を低くして、地域と学校と個人、民間が相互乗り入れするかということが大きなバックの課題となっており、そういう意味では、ユニバーサルデザインをどう入れていくかということが課題になっているわけですから、あまり〈主要な取り組み〉で具体的なものを出してしまうと、相互乗り入れを逆に見えなくしてしまうような気がします。
したがって、具体化したいという気持ちはよくわかりますし、具体的に考えているという枚方市の意気は感じるのですが、やはり、基本計画ではあまり具体的に書かれない方がよいのではないかと思います。これは私の個人的な意見ですが、その方が、実際の計画の中で拡がりを作りやすくなると思います。
また、単純な質問ですが、「学校園」という表現は一つのワードでしょうか。それとも「学校」と「園」という意味でしょうか。そういうものが枚方にはあるのでしょうか。この表現は非常に微妙で、「園」には「幼稚園」と「保育園」がありますが、「保育園」も公立は「保育所」なので、その辺りは皆さんの感情の敏感な部分があると思います。

(新川会長)
一般的には、義務教育学校と幼稚園を主に指しているはずです。

(寺見委員)
そうであれば、やはり間に「・」が入った方がよいのではないかと思います。

(新川会長)
枚方でどのように使っておられるかわかりませんが。

(事務局)
本市も「学校園」は小学校・中学校・幼稚園を指して使っています。

(新川会長)
しかし、一般的に馴染みがないので、この表現は少し考えていただければと思います。
P71の〈取り組みの方向〉については、ご指摘のありました、多世代での子育て、あるいは親も含めた相互の育て合いのようなところについて、若干は触れていますが、なかなか具体的なところまでは書き込んでいませんので、その辺りはまた検討させていただければと思います。

(堀野委員)
意見をたくさん出しても取り入れられないので、どうしようかと思っています。実は、第8回の審議会でかなり発言をさせていただきましたが、要約のところにも出ていませんし、語句の整理についても、第6回からずっとお伝えしていますが、未だに整理されていません。会長からも「第8回の議事録の下で用語の定義を含めて整理をしてほしい」とご指摘をしていただいたにも関わらず、今回の計画(案)を見ても、やはり整理されていません。「協働」「連携」の語句や、「市民グループ」「市民団体」「NPO」という言葉がまだ混在していますので、本日は、これを本当に変えられる気があるのかどうかを一番お聞きしたいと思います。少しでも検討する余地があるなら、いつまでに考えられるのか、はっきりとお答いただきたいと思います。

(事務局)
ご指摘の件ですが、「協働」という言葉については、今回、付属資料の用語の説明でP104に掲載しています。市の方では、「協働」と「連携・協力」という言葉は使い分けを考えており、「協働」は「まちづくりなどに関する協力体制を示す用語で、ここでは、行政が実施すべき領域、市民等が実施すべき領域が明確となっており、かつ、連携・協力の領域がある場合において、ともに取り組みを進めていくことを示す」としています。
「連携・協力」については用語解説には掲載していませんが、「連携・協力」は、本来行政が実施すべき領域を市民・事業者等の協力を得て取り組みを行うもの、もしくは行政が実施を決めた内容について連携・協力を求めるものを「連携・協力」という言葉で使わせていただいています。もし、「連携・協力」も語句説明に入れた方がよいということであれば、入れたいと思います。

(堀野委員)
是非、入れていただきたいと思います。
もう一つ、これは提案になりますが、計画は文字ばかりが羅列していますので、例えば、最初の方にある枚方市の資源等を枚方市の地図で見せる等、ビジュアルで表現するような工夫もされるとよいのではないかと思います。
また、語句の説明で、一般的な用語の説明はありますが、例えば、「特別支援教育」や「教師力向上プロジェクト」「大阪ビジネスEXPO」等は、一部の方は知られていても、一般市民全員が知っている言葉かというと、あまり普及されていない言葉ではないかと思いますので、特定の市民にしかわからないような用語に関しても説明をされる方が親切かと思います。
それから、P66の〈主要な取り組み〉に「介護用品の支援」とありますが、これはどのような支援なのでしょうか。
P80「行政経営の効率化」の〈今、求められていること〉に「市民福祉の最大化」として「福祉」という言葉が入っていますが、この表現自体が「福祉」という言葉だけでよいのかどうか、今は「環境」の問題や、その他の問題もいろいろあるかと思いますので、「市民サービス」等、どのような事業でも捉えられるような表現の方がよいのではないかと思います。
P39に「公共下水道の整備」とありますが、普通は上下水道をセットで整備するような表現がありますので、上水道の整備に関しては、特に表現しなくてよいのでしょうか。〈今、求められていること〉では「清らかな水を確保するため」という表現もあるので、ご説明いただきたいと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。ご質問もありますので、事務局からご説明をお願いします。

(事務局)
まず、「介護用品の支援」は、紙オムツ等の介護用品そのものを支援する事業になります。
「市民福祉の最大化」の表現については、語句の説明のところで解説を入れたいと思います。
「水道に関する取り組み」については、〈主要な取り組み〉の下から2番目に「鉛管解消の推進」とあるのが、上水道の鉛管を解消する整備となっています。

(堀野委員)
「鉛管」という言葉自体もあまり一般市民は使わない言葉だと思いますので、できれば語句説明をしていただければと思います。

(新川会長)
あるいは、もう少し丁寧に「水道管で使われている鉛管を入れ替える」というような表現にしていただいて、その推進としていただいた方がよいかと思います。

(堀野委員)
もう一つ、P71の〈主要な取り組み〉に「市民団体による親子の交流の促進」とあり、ここだけ「市民団体」という言葉が入っています。これは市が行うのではなく、市民団体にしてもらうことが一番に挙がること自体が、本来やるべき事業をせずに、市民団体に押し付けているという捉え方をされるような優先順位になっていると思います。ここだけ違和感を覚えます。

(事務局)
例えば、図書館を利用して、NPOや市民で活動をしておられる方が、親子で触れ合う機会を計画されて、それを我々が支援するということですので、触れ合いの場を確保するということです。広場等がたくさんありますので、そういうところを利用して、進めておられる方たちに対しての支援ということです。

(堀野委員)
内容はよいのですが、順番が一番に挙がるのはどうかということです。

(事務局)
〈取り組みの方向〉に書かれている順に書かせていただいたしだいです。

(堀野委員)
一見すると、一番上に挙がっているものが優先順位1位という捉え方をしてしまいます。番号は記載されていないので、事業の優先度合いはないのかもしれませんが、単純に見た感覚では、一番上にあるものが第1位と思うので、それが「市民団体による交流の促進」なのか、「一時保育の拡充」や「地域子育て支援拠点の拡充」の方が上に来るのではないか、予算規模的にもそうだろうと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。「市民団体による」という言葉も他では使っていない表現ですので、全体の取り組みの内容について、皆さん方からいただいたご意見との整合性も併せて、事務局でもう一度整理し直すことになろうかと思います。よろしくお願いいたします。

(花田委員)
改めて議事録を見ますと、P15~16の私の発言を受けて、本日の資料6を作っていただいたことを初めて理解しました。
これによると、各節がすべて重点施策に関連しているわけでもありません。ですから、「基本目標/基本方向/施策目標」がどこに関連するかを教えていただいている資料なのに、この資料では、全体の構造が整合性を持っているという説明にはなっていないことを確認してしまいました。
それから、重点施策にどのように関連づけられているのかということが矢印で示されていますが、そうすると、矢印のない施策目標はどうなっているのかという疑問がもう一つ出てきました。
また、先程、堀野委員も指摘されましたが、結局、申し上げたことが反映されるかどうかということが問題です。本日も〈主要な取り組み〉についていろいろな方がいろいろな意見を述べられ、会長からも、私が「本当にそうしたらよい」と感じた、事業のぶら下がりのお話等もありましたが、本日のいろいろ発言が、次回に反映されるのでしょうか。それが懸念として挙がりました。

(新川会長)
言い訳をしますと、当委員会の意見だけでは案が出てこないで、庁内委員会との間でのやり取りで出てくるという構造になっていますので、なかなか難しいということだけ申し上げさせていただきます。
資料6については、私も重要だと思って事務局にお願いして作っていただいた経緯があり、読み方に誤解があるかもしれませんので、事務局から、ただ今のご意見の趣旨も踏まえて説明をしていただきたいと思います。

(事務局)
資料6の中央の「基本目標/基本方向/施策目標」の部分が基本計画に書かれている内容で、すべての施策目標について矢印が付いていないというご意見ですが、重点施策の方向は、あくまでも「今回の基本計画を特徴づければ、この五つになる」ということをお示ししているものであって、全体の計画をこの重点施策の方向で示しているものではありません。ですので、当然、基本計画で定める中には重点施策の方向で特徴づけたものの中に入らないものも出てくることになります。

(花田委員)
そうすると、基本計画と重点施策の関係はどうなるのでしょうか。

(事務局)
今回改定した基本計画を特徴づけると、この重点施策の方向で示している五つが特徴になります。

(新川会長)
各章の施策の中に、(重点施策)と入れていただいています。これで重点が上手く出たかどうかは、またご議論いただければと思います。

(野口委員)
この基本計画の特徴のあるものを重点施策としたと言われましたが、それはおかしいと思います。この審議会で「これを重点とする」と決めたものが重点施策の方向だと、これを読んだ市民は思うはずです。ですから、もしそう書きたいなら「本基本計画の特徴施策」と書くべきだと思います。

(新川会長)
ありがとうございます。

(池上委員)
資料6の「重点施策の方向」の2が「活力と魅力にあふれるまちまち」となって「まち」が重複しています。

(新川会長)
ありがとうございました。

(寺見委員)
資料6から言えば、位置関係が逆ではないかと思います。このようにまとめられる段階では、「基本目標/基本方向/施策目標」の中から「重点施策」の視点を出されたと思いますが、このような構造を作る時は、抽象から具体へと考えれば、「主な社会の課題」があって、重点施策に挙がっているのは施策の方針だという感じがします。ですから、入れ替わった方がよいような気がします。
もう一つ、語句について、P68の〈今、求められていること〉の2番目に「主体性と社会性を養う乳幼児教育」とありますが、「社会性」は「相互性」に置き換えた方がよいと思います。「社会性」というと古いイメージがありますし、パーソナリティのキャラクターになり、「主体性」とはニュアンスの違う言葉です。互いが相互に関係を持つという意味で、「主体性」に対して「相互性」と言った方がマッチングがよいと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。貴重なご示唆をいただきました。

(三枝委員)
計画(案)は文章ばかりで空白が目立ちますが、完成版には写真やイラスト等が入って空白がなくなるだろうと思っています。このままでは空いたスペースが多いと思います。
それから、要望ですが、参考資料に関連する計画名が書かれていますので、できれば担当課等も書いてあると助かると思います。
また、〈主要な取り組み〉の中で、「再掲」として同じことを書かれていますが、総合計画を順番に読む人はあまりいないと思いますので、なくてもよいのではないかと思います。

(新川会長)
ありがとうございました。水嶋委員はいかがですか。

(水嶋委員)
この基本計画が取り組まれて推進されれば、枚方は日本一の市になるのではないかと思っています。
個人的な意見ですが、P61の〈今、求められていること〉で「核兵器の廃絶と世界平和は、全人類の共通の願いであり」という表現に限定することは疑問があります。
その下の〈取り組みの方向〉で「戦争の悲惨さを後世に伝え、核兵器の廃絶と平和な社会の実現に向けた取り組みを進めます」とありますが、「なぜ戦争になったのか」とか、自国の歴史を多面的に認識することも必要ではないかと思います。そうすることで、海外の人と国際交流ができ、国際理解が深まるのではないかと思います。これはあくまでも個人的な意見です。

(新川会長)
ありがとうございました。いろいろとご意見をいただきましたが、決定的なのは、本日いただいたご意見に基づいて、どこまで中身が変わるのかというところが問題になりそうです。ここは井原理事に一言いただきたいと思います。

(事務局)
その件に関しましては、また、庁内でも検討し、最終的には会長、副会長と協議させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

3.その他

(新川会長)
本日は、2時間というお約束で進めながら、すでに20分以上過ぎてしまいました。
最後に、今後の日程を考えますと、もう1月末であり、何とか3月中には答申を出したいと考えています。ただ、本日、いろいろとご意見をいただいたところで、これでまとめてしまうのは、かなり無謀な行為だという印象も持ってしまいました。事務局としては「そろそろ最後にしてほしい」という気持ちがありありと見えますし、もしかすると、委員の方々も「もういい」という気持ちもおありかもしれませんが、なかなかそうもいかないと思っているところがあります。
したがいまして、今後の日程の調整等々、難しいところもありますが、事務局にまた汗をかいていただいて、庁内委員会と我々、正・副会長の方でもう一度調整させていただいた案を、きちんとご議論いただく機会のために、最終の委員会として、もう一度このようなご議論をしていただく機会を設けさせていただければと考えています。
そのような今後の取りまとめ方について、委員の皆さん方からご理解が得られれば幸いですが、いかがでしょうか。

(委員一同)
(承認の拍手あり)

(新川会長)
特に反対の声がなく、拍手もいただきましたので、もう一度各委員にお集まりいただいて、内容について最終のご確認をいただく機会を設けさせていただいた上で、改めて成案を調整させていただき、答申させていただくという手順にさせていただきたいと思います。事務局もよろしくお願いいたします。
それでは、少し長い時間になってしまいましたが、いろいろと委員の皆さん方からご意見があり、延長しましても、まだ言いたいことや、後から思い出したこともおありかと思いますので、お手元にいつものように意見カードを配布させていただいています。これらを踏まえまして、何とか3月末には市長に答申をさせていただきたいと思いますので、それに向けて、委員の皆さん方には、最終の取りまとめにご協力を是非お願いしたいと思います。
事務局から最後に何かございますか。

(事務局)
本日の会議録につきましては、前回と同様に手続きを進めますので、よろしくお願いします。
次回、第10回の日時につきましては、また、皆さんと調整させていただきますので、よろしくお願いいたします。

(事務局)
本日いただきましたご意見も踏まえることは当然ですが、取りあえず、市議会の方にも報告をさせていただき、さまざまなご意見をお聞きして、まとめていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

(新川会長)
30分近く延長してしまいましたが、本日は内容について良いご意見をたくさんいただきました。何とかこれが反映できるように努力はしたいと思いますが、相当に限界がありますので、あまり期待しないでいただきたいと伏線を張りつつ、本日は以上をもちまして、第9回審議会を終了させていただきたいと思います。どうも、本日はお疲れ様でした。ありがとうございました。

審議会での配布資料