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教育委員会委員の所感(平成26年10月28日 教育委員会協議会)

[2015年3月12日]

ID:1902

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記虎敏和 委員長

この時期、例年のように小学校、幼稚園の運動会を見させていただきまして、9月28日は藤阪小学校、そして10月5日は田口山小学校、10月19日は田口山幼稚園の運動会に参加させていただきました。

藤阪小学校運動会では、午後の部を全部見たのですが、最後の種目である組み立て体操で、音響の不備ですか、スタート時点から演技が途絶えてしまうような状態がありました。しかしながら、子どもたちは音響が不備にも関わらず姿勢を崩さずに、整然とした態度で音響が直るのを待ち、再開後も何度か途絶えたりしましたが、何事もなかったかのように最後まで堂々と演技を披露してくれました。見ていた人たち全てに強い感動を与えたのではないかなと思います。この本番のために先生方は十分に準備されていたと思いますが、本番でこのような不手際が、出たのは非常に残念に思いました。子どもたちが一生懸命この日のために頑張ってやってきている分、その本番の前にはやはり入念な準備、チェックなどそういったものをしていただきたいと感じております。また今年の大きな反省材料として今後につなげていただけたらと思っています。

田口山小学校では、台風の影響を受けながらでも、プログラムどおり全種目を実施されました。準備段階では、実施の決断をするのが非常に難しかったのではなかったかと思いますが、子どもたちだけでなく、保護者にとっても実施していただいたことが本当に喜ばしいことであったと思います。

田口山幼稚園では、例年のようにテーマに沿ったプログラム構成で、楽しくほほ笑ましい運動会でした。個人的にですが、今年は私立の幼稚園の運動会も見させていただきましたが、人数の規模や教員の数というのは、公立とは比べ物にならないような状態でした。しかしながら、やはり公立幼稚園の保護者との一体感、あるいは手づくり感といいますか、そういったものが公立幼稚園の持つすばらしい一面であると、改めて実感させていただきました。

今後も公立幼稚園しかできないそういった特色ある指導、運営に携わっていただけたらと思います。小学校、幼稚園の先生方、本当にありがとうございます。

19日には、幼稚園の運動会の前に小学校の陸上競技大会が、快晴のもとに開催されました。昨年は雨で中止となり、予備日をつくった途端に実施できるという、本当に準備をすることが一番大事なことですが、よかったと思います。

この大会に出場した小学生がいろいろな大会で高記録を出して活躍していると聞いておりますので、その中からでも将来日本を代表するような選手が出てくれることを期待しています。

また、結果はまだ聞いていませんが、新記録が出たと聞いております。運営に携われた方々並びに関係各位の先生方、本当にお疲れさまでした。厚く御礼申し上げます。

また話が前後しますが、9月の教育委員会定例会後に教育政策会議が開催されました。そして10月9日には枚方市追悼式があり、代表として献花をさせていただきました。

そして、12日には校区の防災訓練に初めて参加させていただきました。非常にたくさんの方が参加されて、防災関係で私も係りを少しさせてもらいました。久しぶりにテントを張る準備をしまして、次の日にものすごく足腰が痛いと感じました。地域が本当に一致団結して、たくさんの方が気を配っていただいているのだなということを実感いたしました。

20日は近畿市町村教育委員会研修会が京都のテレサホールで開催されまして、委員の皆さんと参加させていただきました。来年度からの教育委員会制度改革について、文部科学省の堀野晶三氏の講演の中で、わかりやすく説明していただきました。

講演の最後のほうに、今後の委員会や、あるいは委員の姿勢、そういった立場についてのいくつかの提言がありましたが、私自身、枚方市として既に実行していることが多くあったように感じました。政策会議や委員それぞれが意見を述べるこの所感もそうですし、そしてまた、教育政策会議でいろいろと意見を述べることができます。また、委員それぞれ、個々の学校訪問や施設訪問にいろいろとまわっていただいておりますので、そういう意味でも本当に枚方の教育に対する高い意識、そして情熱を持ち、しっかりと実行していただいていると感じております。

今後も枚方の子どもたちのためにご尽力いただきますようお願いいたします。

その他、昨日から11月9日までが読書週間であり、標語が「めくるめぐる本の世界」で、子どもたちに対してやはり本の中から自分たちの想像の羽を伸ばせる、頭の中をいろんな想像でめぐるような、そういう良い本を提供していただけたらと思います。そういうアプローチをいろいろとやっていかれると思いますので、その点、よろしくお願いします。

以上です。

徳永博正 委員長職務代理者

まず、小学校と幼稚園の運動会ですが、私は9月28日に山之上小学校、それから菅原東小学校と行かせていただきました。10月12日には、樟葉南幼稚園に行かせていただきました。小学校は例年そうですが、上級生がいろいろと十分に準備をし、演目を演じるわけですが、今年も6年生の組み立て体操等について見ておりますと、ちょうど正面の向こう側で低学年の児童も上級者が演じている様を見ている光景を目にしました。遠目ではありますがやはりそういう、特に1年生ですが、小さい子どもたちが見ている様子というのはすごい体験をしてるんだなと感じさせるような場面でした。1年生にすると、そういった上級生がいろいろ練習した上で、本番であれだけのことを実現するということのすごさを目の当たりにするといういい機会になってるなと改めて感じました。

樟葉南幼稚園は最後の運動会になるということでしたので、地元の方も含めてたくさん参加しておられました。我々来賓も含めて参加するという種目もあったりして盛り上がったわけですが、何より、園長先生がいろいろな役割を一手に引き受けて、いろんな職員とともにしっかり先頭で切り回しておられて、無事に終わってよかったなあと、ひとしお、いい運動会だったなと、思って帰ったという場面でした。

それから、陸上競技大会ですが、さきほど委員長もおっしゃいましたが、19日に快晴のもとで行われたということで、非常にいいことだったと思います。たくさんの子どもがそこに参加していくということ、ますます盛んになっていくことを希望したいと思います。

それから4つ目は、京都での近畿市町村教育委員の研修会ですが、今先ほどもおっしゃっておられましたが、講師の文科省の堀野さんのお話も非常にわかりやすい、非常に率直なお話で、どこを見ても教育委員の立場というのはなかなか微妙であるということでした。堀野さんの、教育委員会、県の教育委員会の職員としての勤務も実際にされていますので、教育委員と付き合ってこられた実感もあり、なかなか難しいところが実はあるだろうということをよくおわかりの上でお話しくださったので、よかったと思います。

とりわけ、そういう中で、このところ、どの教育委員会もそれなりにいろんな努力をして前へ進めようとしているということ、それがまた制度の中にどんなふうに生かしていけるかということ、そういうことを期待して幾つかのことをおっしゃいました。もちろん細かな議論では教育委員会廃止論というのがございましたので、文科省でもそういう廃止論というものもにらみながら、それとの緊張感の中で新しい委員会制度というのを構想してきたとおっしゃっておられました。我々もそういう中で、新しい制度をどう生かすかということをこれから問われていくということに、ここ数年にわたってなっていくのだろうという感じが改めていたしました。

5つ目に感想を申したいことがございます。それは「言葉」ということについてですが、幾つかいろんな場面の言葉づかいということについて感じるところが積み重なっております。この間、あることをきっかけに思ったことがあったものですから、それを申し上げようと思います。

それは、枚方市の小中学校ないし我々のということと特に直接かかわっているわけではございませんが、言葉遣い、特に公的な場における話し言葉の問題についてです。

私的な会話においては、例えば我々の年代のものは、よく若い人たちが「れる、られる」など、全く使わなくなったことが非常に気になります。そういったものも私的な場面ではあるわけですが、それを越えて特に言葉で気になるなと思っていることは、このところインターネットを見ておりますと、皆さんもよくご存じのようにツイッターなどのやりとりが大勢の人の目にさらされいますね。公の場にさらしているわけですが、その言葉づかいがものによっては非常に読むのがつらい、乱暴なやりとりを平然と繰り広げている、そういうものにも接するわけです。自分の言葉を世間にさらすということは公的な場にさらすということだと私は思っております。とても公的な場のやりとりと思えないような罵詈雑言になっているようなことすらあったりして、言葉の値打ちというのは一体どういうことになっているのだろうか、公と私という区別がそこではほとんど失われつつあるのではないかと気がかりです。

そのような中で、公的な言葉として非常に代表的なものに公共放送におけるそれがあります。つい先だってこのようなことがあって、私は非常にびっくりしました。それは非常に特殊な例だと思いますが、ひと月ぐらい前だったと思うのですが、ある地域で災害がございました。NHKのアナウンサーが現地取材ということでいろいろと報道されていました。このようなことを申し上げたらいけないのかもしれませんが、その中で、緊迫した場面もあったのかと思いますが、「どこどこの駅を向かう」と言っていました。聞き間違ってしまったのかなと思ったのですが、もう一度、そのアナウンサーがその話の流れの中で「駅を向かう」と言ったのです。我々の格助詞の使い方かすると「駅へ」か「駅に」かが正しいですね。NHKのアナウンサーがそのような物の言い方をするということは信じがたいことでした。しかし、数年前に例えばやはりNHKのアナウンサーが「緩やかに」という「緩」という字、それは字幕にも出ましたのでわかったり、話の前後でもわかるのですが、それを「あたたか」というふうに読んだことがあって、そのときも非常にびっくりしたことを思い出しました。

我々にするとNHKやマスメディアに代表する人たちが、そういう点で間違うということをあまりあってはいけない、間違ったら直ちに訂正があるべきと思います。あんまりそういうことがきっちり行われないようなことがある。言葉を発するということは難しく、今でも私がきっちりとしゃべれていると必ずしも言えないというのはわかっているのですが、その中で影響力の大きい公共放送の中でもそういう言葉の違いがあります。

実はほかにも同じような報道の中で、「続けて」と「続いて」という自動詞と他動詞を混乱、間違っているという例がありました。よくこれはあることなのですが「直す」と「直る」とか、「ふやす」と「ふえる」とかですね。自動詞と他動詞は使い分けるのが当たり前やと私らは思っているのですが、時折間違っている時があります。もちろんアナウンサーでも報道の中身やいろいろ緊迫した場面のときにそういうことが起こるのかなとは思いますが、しかし、それをもって仕事としておられるということだと思いますので、なかなかこれは大変なことだと思いました。

ともかく、標準語をちゃんとしゃべるとか方言がまじるなど、そのようなレベルと違い、もっと基本的なことで気にしておかないといけないということが起こってきているのかな、思い過ぎかななどと気になったところです。

もう一つ申し上げようと思うのは、この間、公的な場でといいますと、例えば大きく言うと国会であるとか、非常に公の場の代表的な場であるとか、あるいはその他いろんなところで役職についておられる方、政治家あるいは官僚、あるいはこの我々の教育行政の担当者であっても、しゃべるときの言葉づかいの中に私としては非常に気になることがあります。これは余り言うと、かえって「何を言っているのだろうか」と思われる方があるかもしれませんが、例えば「何々でございます」ということとか「何々させていただきます」という言葉が、私の感覚から言うと乱発されているように思います。つまり、10年、20年前以上だと余り、必ずしもそう言わなかった。私が「何々でございます」ということを言うというのは、教育委員会に40歳に過ぎて入ってから割とそれを使うことはあって、それはそれでどういうときに「でございます」と言うかというのは何となくわかっていたつもりなのですが、それが物すごく多くなっている。普通は「でございます」と言わない、「しております」とかそれでいいところを「でございます」と言っている方が多いなと思っています。あるいは、それこそ、国の諸般の国会答弁を含めて「何々させていただきます」という言葉が非常に耳に強く響くことが増えてきたなと思っています。

そのように思う中で、例えばこんなことがありました。何年か前なのですが、JRに乗っていて、車掌が駅でとまった際に「この駅でこの列車は特急の通過待ちをさせていただきます」と言ったことです。「通過待ちをします」とか、少し丁寧に言うとしたら「通過待ちをいたします」と、私の感覚ではそれでせいぜい普通なのだと思います。「させていただきます」などということを列車について言うなどということは、私の言葉の常識では全くないことです。

これは一体何どういうことなのか、いろんな場面で耳にするで思います。私も府の教育委員会の事務局職員の時に、おそらく公の場でそういった言葉を使ったことはあったかと思います。しかしながら、そもそもはへりくだって物を言うということ、姿勢の低いことをあらわすという物言いだと思うのですが、それは本当にそうなのか。そういう意味で使ってるのだろうかと、むしろ今は思います。

もともと私の個人的な感覚から言えば、それは神さんや仏さんとかやんごとなき方に向けての物の申しようなどがもとになっているだろうと思います。あるいは上下関係にある者の場合、下位にある者が上位にある人に対して「いや、どうしても私の言うことは聞いていただきたい」と、強く自分の意志を打ち出すときに「させていただく」というふうに言うという、そういう表現だろうと思います。しかし、何かそれだけにとどまってないと思うのですね。

それで、実は、文化庁の文化審議会というところが平成19年に敬語の基本方針という答申を出してまして、その中で、この「何々させていただく」という形式については、このように言っています。「基本的には自分が行うことを相手側または第三者の許可を受けて行い、そのことで恩恵を受けるという事実や気持ちのある場合に使われる」とあります。そうではない場合は、それは適切ではないということです。もう、このころもう既に内容は問題になってたからでしょうけど、そういう指摘をしています。こういうことになると、やっぱり傾聴すべきではないかというふうに思います。

なお、しつこいように申し上げると、こういうことに関して忘れられない言葉があります。これは評論家といいますか思想家で渡辺京二さんという九州で活躍しておられた方がおられます。石牟礼道子さんという有名な作家の仲間の方で活動をしていらっしゃいました。この方、しばらく前に『逝きし世の面影』といって幕末から明治にかけての日本人の普通の暮らしの中でのいろんな姿を描かれた本を書かれました。題材は、そのころ日本にやってきた欧米からのたくさんの人々の書き残した記録からです。これは大ヒットセラーになって、今、平凡社のライブラリーから出ていますが、この協議会でも、私は以前紹介したことがあります。

この方が以前、毎日新聞のインタビューを受けてこういったことを言われていました。幾つか気になる言葉があり、しゃべり方が非常に気になっていますと。そのうちの1つが「報告します」ではなく「報告させていただきます」というような言い方だということです。これについて、「これは明白な幼児化です。猫やライオンの子どもがかわいいのは敵の攻撃から守って種を保存するために幼児型を取る。今の人間のあのような話し方も他者の攻撃を避けるためだけど、優しさという擬態をとりながら非常に欺瞞的な話し方になっています」、とこれを読んでぞくぞくと、自分のかつてのしゃべり方を思い出しました。

だからこそ少しお考えいただきたいなと思います。適している場もありますし、もっとあっさり率直に簡潔に物を言ったほうがいいということも多いような気がします。私のかつてのことを思い出しますと、もっとそういうふうに言うべきであったなという場面に、何か自分が少し弱い気持ちがあり、あえてそういうことを言って、すっとすり抜けようという感じがあったのかなと反省をしながら、そういうご指摘を思い出したりしたことがありました。

また余分なことを言っているかもしれませんが、幾つか申し上げた中で、言葉の問題というのは人間が豊かな生き方をするというときの基本的なことだと私は思っています。前々からいろいろとなときに議論をしてきた規範意識の問題にも、これは強くかかわっていると思います。そういう観点からも、公と私との間をいろいろと行き来して生きている人間、世界とつながって生きていく人間ということの根本にかかわることとして重要なことであると思っております。

したがって、1つには、小中学校での教育行政に引きつけて言いますと、国語の教科指導というのが非常に重要であるということは、皆さんよく取り組んでおられて実践していただいているところですが、より一層、授業の中でそういった豊かな言葉の世界というものと人間とのかかわり、人間のいろいろな複雑な生きるということに関わる「言葉」というものをやはり学んでいただきたいなと思います。だから、教材もあまり今風のわかりやすいというものだけではないようにあってほしいなと思っております。歯ごたえのあるようなものをやっぱり学んでいってほしいと思っておりますので、そういうふうなことについてしっかりとご指導いただきたいです。

それと、国語に限らず、先ほどからも幾つかお話に出かけておりますが、読書というものがその中でも非常に重要なものであるだけに、ほかの教科も含めて読書をどのように、うまく子どもたちの学習にかかわらせていくかということが大事だと感じております。

最後に、言語活動を重視している今日、いろいろな教科において話し言葉も含めて、しっかりした適切なものであるように、うまくご指導いただきたいと思います。今、公的な場での話し方ということを申し上げましたが、これはただ単純に標準語を厳格にとかいうことではなくて、根本的な言葉の在りようとしてふさわしい言葉づかいを身につけていってもらいたいなという感じがいたしました。

我々も含めて、教育委員会や、校長先生や教頭先生がお役目を受けてご発言があるときにも、できるだけ簡潔に、はっきり意思がわかるように、別に偉そうぶった物言いでいいだろうということは毛頭ないのですが、そういうような物言いをなさるようになっていただくほうがいいんじゃないかなと思ったものですから、ちょっとあえて時間をいただいて申し上げました。書き言葉については、また次回の別のときに申し上げたいと思います。

以上です。

山下薫子 委員

今のお話を受けて、自分で感じていることを先に一点言わせていただきますが、運動会のシーズンなどに、特に小学校等を訪問しますと、先生方が子どもたちに対しての呼びかけの言葉なのですが、「立ちましょう」「座りましょう」というような幼稚園児に呼びかけるような呼びかけを常態化して使われています。それに私は非常に違和感を感じています。

その違和感というのはどういうことかというと、どうも私が感じるのは指示するという言葉に対して、オブラートに包んでしまう、腰が引けた指示をするというように感じとれます。そういう言葉づかいを使われていることがあるとしたら、先生方のお考えを聞きたいなというのは少し感じているところです。中学校ではそういう場には遭遇することはないと思うのですが、どちらかというとその言葉づかいは幼稚園でなじむ言葉であろうと思います。

先生たちの年齢が非常に若くなってきており、恐らく若い先生方はそういった指示を受けて育った世代であろうということも踏まえますと、先生が毎日子どもたちに向けて発する言葉、やりとりする言葉というのは子どもたちの体にしみ込んでいっているのです。違和感を感じているということは私だけかもしれませんが、自分の子ども時代などを思い起こしますと小学校でそういう指示を受けたことは恐らくなかっただろうと思います。何が正しいか正しくないかということまではちょっとわかりかねるのですが、そういうふうに今、若い先生方が特に何も疑問も感じずに子どもたちに指示を発するときにそのような話し言葉を使われているんだろうなと思います。

それの典型的な例が「立ちましょう」「座りましょう」という言葉です。運動会などでも「起立」「着席」など、そういう言葉でもいいんじゃないかと私は感じています。1年生は幼稚園から上がってきてという年齢ですが、小学校というのは6年生までいるわけで、子どもたちに対して「座りましょう」というのは余りにも幼稚で、指示が明確になっていないというふうに感じます。それは一例で、日々いろいろな言葉のある意味変化だと思いますが、いろいろな時代を通じて生まれてきていると思いますし、先ほどお話があったようにネット社会で言葉の乱用といいますか、そういうところが本当に目立つ時代になってきていると思います。その中で子どもを育てていくという先生方は、言葉づかいには本当に敏感になって使っていただきたいなという思いを持っています。

運動会の報告をいたします。

9月28日、山田小学校、山田東小学校を訪問しました。山田小学校では、今年からの試みで準備運動にラジオ体操を取り入れていました。十分な準備運動をするという観点から選曲を見直しされたということです。視察する運動会では、それぞれの学校で選んだ音楽に振りつけをして体操をしているということが普通なのですが、そういった意味で非常に印象に残ったことでした。若い先生方にはラジオ体操を知らない人もいるということなので、児童だけでなくて、まず先生方に覚えてもらうというところからのスタートであったということで、すごく頑張っておられた様子で、児童と先生方みんなでしっかり体操をされていました。

続いて訪問した山田東小学校ですけれども、何といいましても青々とした芝生の校庭がありまして、運動会ではそのすばらしさを今回実感させていただきました。まず、体感温度が違って、強烈な日差しの日だったのですが、グラウンドの照り返しが全くなく、大変心地よく、砂ぼこりも立たない中での子どもたちが素足で颯爽と駆け回っているという、そういう情景であり、私が想定していた以上のものでした。

今年度、山田東小学校運動場の芝生化実行委員会が府から大阪芝生優秀賞という賞を受賞されたということもお聞きしました。この賞は、校庭の芝生化に伴う維持管理とか活発な利用などに功績のある団体を対象に府が創設したものだということです。4,500平米という、もう本当に広大な美しい芝生で、それを学校や関係者地域の方々の日々の努力で維持管理していただいているんだろうなということを改めて感じました。

さらに、10月7日ですが、地元の樟葉小学校、10月26日に樟葉幼稚園に視察させていただきました。樟葉小学校は台風のために日程が延期となりまして、段取りをされている先生方も大変な思いをされたと思います。

それから、樟葉幼稚園ですが、スタートから終了までゆっくり見せていただきました。このような長時間、幼稚園児が集中力をもって競技に取り組んでいるということに本当に感心をさせられました。最後までやり遂げる力を育てることとか、集団の中でのルールや指示に沿った行動が取れるような習慣づけなど、先生方による日々の保育指導の積み重ねがあってこその成果ではないかと思いました。

以上です。

吉村雅昭 委員

10月5日、平野小学校に行く予定でしたが、台風の決断の難しさというのはそれぞれのところにありまして、ゴーサインを出して何とか終了までいけたところと、事前に連絡がありまして延期という判断に至ったところと、非常にこの日の朝は台風の関係で皆さん方の決断が迷われたのかなと感じております。

その後、19日には、陸上競技大会に出席させていただき、少し時間がありましたので最後の閉会式までいさせていただいたり、プレゼンターとしてもさせていただきました。十何年ぶりに新記録が出たり、子どもたちの本当に生き生きとした姿や、そしてそれを応援する保護者の熱のこもった姿、何年か続けて優勝を目指しているということで、総合優勝された学校の一体感など、それを非常に感じたものでありました。達成感といいますか、当然お世話いただいている各種団体等の運営や、ご協力を得ながら最後までうまく達成感よくみんなができたかなというふうな感想を持っています。

それから、20日の日には近畿市町村教育委員研修会に京都へ出向かせていただいて、文科省の話など聞きました。その中で、各代表の方が最後にいろいろと自身の取組ということで、大阪の代表である八尾市のいろいろな取組で、それぞれ府内でも取組をされているのですが、図書館の効率的な運用という中で、子どもたちに読書通帳という銀行通帳みたいなものの発行の話がありました。これは、スタンプでも何でもいいのですが、それを発行することでみんながそこにいっぱいどれだけ読書活動をしたかを記録できるもので、ためていくということからとても利用率が上がったということでした。1つの工夫で何か楽しみながらやっていく、そのうちにだんだんとそうではなくても図書館を利用することや読書活動に対して取り組んでいける。やはりアイデアや工夫をするなど、子どもたちが今一番とっつきやすいことをどう考えていくかということを考えていくことが大切かなと思いました。

また、26日、枚方幼稚園へ幼稚園の運動会を見させていただきました。幼稚園の運動会はあまり行くことがなかったのですが、非常に心が洗われる思いをしました。公立幼稚園の使命といいますか、1つのテーマを用いながらその中で競技をする。例えば竹馬ですが、競技ではなく、日ごろ練習している成果を見せたりなど、こんなことを私たちが頑張ってやってきましたよということを、園児たちが本当に楽しそうにしていました。プログラム1つにとっても来賓にとってはすごく凝った内容の、文化祭と運動会を合わせたようなそういう取組をされていて、小中学校にはないものだなと思いました。また、子どものたちの心に残るもので、この後、小学校へ行ってまた一伸びも二伸びもしていくのかなというふうに考えたところです。

あと、情報といいますか、この10月22日に大阪府の採用試験の結果発表がありましたが、今年もまた、大阪府の教育委員会が二次募集をされるということで、内容としては中学校の技術と「小中いきいき連携」でした。教員採用試験二次という表現をしていますが、65名という数の先生が不足をするという予測のもとで、12月13日に、この二次募集のためのペーパーテストが行われます。

この12月13日というのは、もともと公示しておりました初めて行われます大阪府チャレンジテストと日がかぶっているのですね。恐らく、この内容の採用試験ですが、詳しくその内側の考え方はわからないですが、この日に合わせて実施をして、同じ問題を使うんじゃないかなと考えています。大学の2年生から48歳までという年齢の幅の中で、このチャレンジテストというのは行われ、この一定の成果、これは基準は75%という言い方もされています。30問の試験ですので、23問以上取れば人数に関係なく次に自分が受ける試験の1次試験の筆記テストが免除されるという内容のものです。面接というところを入れてないのがおそらくみそで、ある程度のものは勉強ができても、面接で落とされるということは当然あると思います。しかしながら、全国において大阪に教員志望をする人がなかなか少ないなか、抱え込みと言ったら言葉は悪いですが、そういう形で、先にやっぱり一定数を受けさせるようにという工夫が今年初めて行われるということですので、その動向については我々も非常に注目して、本当にいい人材が来てくれれば本当にすばらしいなと思っております。ぜひともいい人材を育てることによって今後の教育につないでいただいたら思いました。

以上です。

村橋彰 教育長

先ほどの委員からの言葉に、山下委員から「立ちましょう」「座りましょう」という意見がありました。私自身もこの何年間か現場にいたときには、初任者で入ってきた職員と話をしてましたら、「自分はコミュニケーションをとるということが苦手です。」と聞きました。それから、授業など気をつけて見に行くようにしてたのですが、理科の教員であるのにもかかわらず、実験をやっていている際に、これはどうしても生徒を注意して止めないといけない状況であるのに、叱れていない状況を目にしました。授業が終わって、その教員を呼び、話をしている中で「叱ることができないのです」と言っておりました。そこから1年間、初任者指導の教員や学年主任、それから教科の主任達とその教員をどのようにに育てていくかというようなことを考えて取り組んだことがありました。

しかし、一定、その教員に自信を持たせる中で、当たり前の話なのですが、的確に指導できる、叱ることができることからも、そこからやはり子どもとつながっていくということはあります。適切に叱れなかったら、その授業、そのクラスは本当に大変な状況になってしまいます。その中でやはりそれも各学校でしっかりと初任者の育成、もちろん市全体でも初任者の育成というのはしっかり取り組んでいるわけですが、各学校でもしっかり取り組んでいくことが必要だなとしみじみ思った次第です。

もう一点、10月19日、日曜日に小学生陸上競技大会、本当にいい秋晴れのもと実施でき、運営に携わっていただいた、もちろん学校教育はもちろんですが、管理部、それから社会教育部、委員会上げての運営のもと実施させていただきました。本当にありがたく思います。

大きな行事に対しては委員会全体でバックアップしていくという姿勢が、各学校にも見てもらったようで、その後、何人かの校長から、今年はたくさん委員会の人が運営に携わっていただいたというような話も聞きました。こういった行事に対しては委員会全体で協力していくというのは非常に大事なことである思いましたし、本当にありがたく思いました。

また、その陸上大会で思ったことで、今年も駐車場の担当の人は本当に苦労したと思います。保護者の方からもどうしても車をとめたいのにスペースがないという声をいただいている中で、来年度は考慮していかないといけないと考えております。事前に駐車スペースのことをしっかりと保護者の方へお伝えし、来年はそういった声がもっと減るように、そのあたりはしっかりとやっていかないといけないように思いました。

以上です。