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教育委員会委員の所感(平成26年9月25日 教育委員会協議会)

[2014年11月6日]

ID:1895

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記虎敏和 委員長

8月29日、そして9月17日に文教常任委員会が開催されました。関係各位の皆さんは本当にお疲れさまでした。8月29日の夕刻に、枚方市のPTA協議会で役員をされた方々のOB会、OG会があり、教育長とともに初めて参加させていただきました。今回で28回目を迎えられたということですが卒業されても枚方市の教育に関心を非常に持っておられ、今なお、温かく見守っていただいていることを強く感じました。宮川前教育委員長も参加されていましたし、いろいろと昔話を聞かせていただき、本当に有意義な時間を過ごさせていただきました。

また、8月定例会後にあった季節外れの委員会の歓送迎会ですが、南部前教育長に久しぶりにお会いしお話をさせていただきました。また、南部教育長に送られたDVDを見させていただいて、南部前教育長が残された大きな軌跡、存在感、また皆さんの思いなどを強く感じ本当に感動いたしました。

最後に、前教育長のイメージを一文字の漢字であらわす第1位の漢字が「情」ということでしたが、私もその「情」という字が頭に浮かびました。やはり南部さんのお人柄そのままであるのではないかなと強く感じております。南部前教育長のイメージが「情」であるならば、宮川前委員長は何かなと考えていたのですが、私自身浮かんだのは「懐深い」とか「奥深い」とか「思慮深い」の「深い」という字が頭に浮かびました。また、お二人は委員会を離れてもいつまでも枚方の教育をご心配していただいて、枚方を愛し、子どもたちを愛していただいていることを深く感じました。本当に感謝したいと思っておりますし、今後も折に触れ、お二方にはご指導、ご鞭撻いただければと願っております。

以上です。

徳永博正 委員長職務代理者

前回の所感の際に省いてしまったことをさかのぼり申したいと思います。

一つは、8月8日に子どもサイエンスフェアへ行かせてもらいました。教育文化センターで、午後に行ったのですが、多くの親子の参加の様子が見られて、こちらも楽しい気持ちになることができました。さまざまな方にご協力いただいている様子を見て、やはり準備も大変であったのだろうなと思いました。中には高校生が参加しているのもあり、おそらく隣の磯島小学校の児童に対して、いろいろと工夫をしながら説明をしてくれていたことが非常によかったと思います。暑い中の催しでしたが、それなりに意義のあることだったと実感して帰ってきました。

二つ目は、前回の定例会の直前に教育委員と事務局の方々と一緒に桜丘中学校の図書館へ見学に行ったことです。学校司書の配置校として、着実にいろいろ取り組んでいっていただいている様子を見ることができてよかったと思います。ただ、今、取り組んでおられる中でさらに生徒たちが図書館をうまく活用できるように工夫や方向性を見出していただいたらなと思いました。工夫をさらに重ねていっていただきたいなと思いました。

8月29日は文教委員協議会、それから9月17日に文教常任委員会において請願の審査で教育委員の皆さんと出席をさせていただきました。今さらこのようなことを言うのも何なのですが、このところこういった場に出席させていただいて、近年、従来の教育委員会の在り方、あるいは教育委員の在り方そのものが大きく問われてきているということを深く実感いたしました。今まででしたら、合議体を構成するレイマンとして暗黙に了解されていることもあったかと思いますが、今やそういったことだけでやっていけることではないのだろうとも思いました。私自身が昔、事務局職員としての勤務経験を持っておりましただけに、議会やその他一般市民に公の場で、教育委員会全体としてはやはり一つの声で語るべきだと思っておりました。事務局職員の方も教育長をトップにしてそのように思われていると思うのですが、教育委員の立場としてはそもそも微妙なところがあるわけですので、我々もどのように振る舞うべきか、これまでもいろいろと迷い思うところがありました。これから一層その辺のことをしっかりと考えていかないといけないと実感しております。委員長が最後に発言されることが決めとなりますが、私どももその委員長のもとでどのようにに対処すべきかということを考えていきたいと思っております。

あとは、9月12日の敬老のつどい等出席いたしました。

以上です。

山下薫子 委員

何度かお話させていただいていることなのですが、学校集団としてのマナーについて、日々感じていることがありましたので述べたいと思います。

ここのところ個人的にですが、京都、奈良などの観光地を訪れる機会が続いていまして、全国から集まっている修学旅行の児童・生徒の姿を多く見ています。観光地に居合わせる一般の人々にとっては、そういった集団の存在というのはとても気になるものかと思います。今回、残念ながらですが、マナーの教育が十分ではないと思われる一団にたくさん出会いました。

例えば、寺社に向かう参道の幅いっぱいに広がって、一般の人々が歩く場を失ってしまうような状況や、静寂に包まれた寺社に、参拝する人を押しのけてどやどやっと生徒と教員が分けて入って駆け抜けていくといった光景が多々ありました。そのような状況では常に一般の人々は、これは一体どこの学校なのかとひそひそと言いながら見ておられるのです。私もそのような台風のような集団に圧倒されながらいろいろと感じることがありました。修学旅行に出発するに当たっては、全国どこの学校でも児童・生徒に向けて、公共の場でのマナー意識を教育されているはずだと思います。それでも人は、自分たちも含めてなのですが、集団で行動していると、自分たち以外の存在を意識しづらくなるのかもしれないなと思いました。周囲の人々がどこの学校の子たちなのだろうとかうかがっていることなどには、恐らく彼らは気づきもしないのだと思います。

一方で、引率の先生方はというと、自分たちの行程を無事になし遂げることだけにもう必死になっておられるような様子です。修学旅行では盛りだくさんの予定をこなして、子どもたちに楽しい旅の思い出を持ち帰らせてあげたいものです。ただし、一歩公共の場に出ると、子どもであってもその場に応じたマナーが求められるというのが社会のルールです。引率の先生方には、修学旅行がそれを教える大切な実践の場であることも十分意識していただきたいものです。そして、先生が落ちついて、周囲の状況を見渡せるような余裕を持てるという、ゆとりのある旅の行程を計画することが大切なのではないかなというふうに感じました。

ところが、このような思いを抱く体験が続いた後に、逆にすばらしい生徒の一団に出会いました。参拝者が少ない夕刻に、石清水八幡宮に立ち寄ったときのことです。帰り際、中学生と思われる一団が階段を上ってきました。私はまたとっさに、ここまで学生の団体が来たかと身構えたのですが、次の瞬間はっとさせられました。引率の先生が私に出会うなり、会釈をしてくださって、みんな階段の端を上りなさいと一声かけられたのです。その指示だけで生徒たちが見事に一列になって、降りてくる人のスペースをあけて、私に次々に「こんにちは。」と挨拶までしてくれました。そのすがすがしい行動に感動して、思わずすれ違う生徒さんに、どちらの学校から来られたのかということを尋ね、他府県の中学校の部活動の一団であると教えてくれました。後に、彼らが全国レベルで優秀な実績を上げているコーラス部の生徒であることを知って、指導者の先生へのインタビュー記事も読むことができました。

その先生の指導は、歌うことだけではなくて、教育の基本として態度の訓練、つまり立ち居振る舞いについての指導にも重きを置かれているということがわかりました。人として、人様に迷惑をかけないような行いをする意識を育てること。制服を着ているということは、その学校の看板をしょって歩いているようなものなので、その学校の、そしてそのクラブの生徒として常にプライドを持って行動をする気構えでいるようにと、指導を心がけておられるということです。学生時代に身につけたそのような意識は、社会に出てからも大切な宝になるという先生の考えに深く共感します。

本日は、一般論として感じたところを述べたつもりですが、枚方の子どもたちにもそういった社会性とか公共の場でのマナーなどについて、家庭教育はもちろんですが、学校教育の中でも指導を怠ってはならないと感じましたので、申し上げました。

以上です。

吉村雅昭 委員

活動についての基本的なものは他の教育委員と同じですが、8月12日に敬老の集いということで市民会館へ行かせていただきました。市内小学生の作文を朗読する場面で、非常に思いを持った作文を女子児童二人が一生懸命に朗読している光景が印象に残っております。このような形で、子どもたちも高齢者を敬うという気持ちを持ちながら大切にするということの機会をできるだけたくさんのチャンスを与えていただきたいです。子どもたちにもスポットライトが当たりますし、その場所を共有するということがすごくいい企画であると思いますので、ぜひとも機会をつなぐ中で、今後発展させていただきたいと思いました。

また、個人的なことですが、9月19日から21日まで全国ヤングバレーボール男女優勝大会が門真のなみはやドームと大阪府立体育館で行われました。枚方のチームも複数出場しており、もともと部活動等が学校でできない子どもたちの受け皿として、広域の総合型のスポーツの一つの励みとして開催されております。全国大会をすることで、そこに出場しようという目的を持って、子どもたちが学校を越えた活動の発表の場、交流の場という趣旨で17回目を迎えました。一生懸命に、枚方の子どもたちだけではなくて、交野市や他市町村も参加して頑張っていたということでありますので、今後、こういった学校の部活動にとどまらない形のものが更に広がっていくことが大切かと感じました。

それに合わせて、大阪市が部活動の指導者に対して、外注の予算化が話題になっているということが最近ありました。確かに外注することによって、教員による負担感やさまざまなメリットもあると思うのですが、やはり基本としては、学校の教員がしっかりと面倒を見るということかなと思います。また、その部活動の指導を一生懸命することがむしろ明日への活力につながる教員がたくさんいるのではないかとも思います。だからこそ一概に外注したからといって部活動の成績等が上がることを目的とするのかですが、やはり教育的なものを中心とするのかということはよく考えた上でいかないといけないと思います。本当にニーズがあって指導等が難しいところはできるだけいい形でやっていく。学校の職員ではないですが、サポーター的な非常勤のような位置づけでやっていくことが必要であるのかなと感じました。

それと最後に、8月29日に、政府が閣議決定した子どもの貧困対策大綱の中で、すばらしい内容でこの内容が本当に実効あるものになるかはさておき、OECDの中の加盟の34カ国の中で、日本は9番目にこの貧困率が高いとに言われておりました。全国の学力・学習状況調査等の実態と実際に我々が関係性を考えながら、やはり家庭という基盤を支えるということがあって初めて、生活も含めて、学力・学習につながっていくのではないのかなということを感じました。そういった貧困に対する意識が、行政的なことも含めてですが皆さんがどのようにして教育に友好的に反映させていけるようなことを考え、そして数値化されたものに対しての検証をしていく必要があるのではないかと感じました。

以上です。

村橋彰 教育長

全国学力テストについて、少しお話をさせてもらいたいと思います。

一般質問で、清水薫議員からも学力テストについての質問を受けました。府の教育委員会での一連の流れも含めてお話をしたいと思いますが、9月16日に臨時の教育長会議がありました。府内の教育長を集められて、そこで中原教育長、津田教育監、吉美市町村教育室長、浦嶋小中学校課長、坂本教職員室参事を含めた会議が始まったわけですが、冒頭、中原教育長からこのような話がありました。

全国学力テストというのは民主主義のもとやっていこうと決めてやっているのであると。何がしかの指標にして、そのデータを基に教育の質を高めていくのだと。もちろん教育というのは人のつながりなども大切だというのは承知しているのだと。しかし、今回の結果はいかがなものかというようなことで例にとられたのが、とある教育長の発言でした。教育長会議の役員会の方と教育長が中原教育長と話をする場面で、その一人の役員の方が中原教育長に向かって、全国学力テストはさほどに重要視していないのだとおっしゃられたそうです。そのことを受けて、この発言はどのようなものかということで臨時の教育長会議の場で名指しでその教育長の名前を言われたのが、私は大変ショックでした。その後も話があったのですが、府教委としてサポートしたり、重点対策市町村という位置づけで、市町村と相談して支援をしていきたいとおしゃられていました。学校ごとに分析をしていくというようなことを言われて、公務のため、その場を立たれたのです。その場におられた他の教育長から話がありましたが、その発言をした教育長はそういう意味で言ったわけではないとおっしゃられていました。こういった場で名指しで発言されるいうことはいかがなものかなということで少し話になりました。府市協調のもとでやっていくという思いはしっかりと持っているのに、府教委がそのような姿勢で各市に話をしていくというのは、なかなかその体制が組めないということも合わせて、その場の話としてありました。注文として、小学校の校長を集めて、あるいは中学校の校長を集めて、大阪府全体の校長を集めての研修会を実施する際には、その場での発言は本当に慎重にやってほしいということ。校長がやる気を持って学力向上に向けて取り組むことができるようなそういった発言をしてほしいという注文がありました。それに対しての教育監からの話もありました。

新聞報道にもあったのですが、19日に府の教育委員会を開催しそこで方向性を決定し、午後に報道にて取組を発表しますというようなことを言われました。新聞にも載ったわけで小学校は隂山委員長が話をされて、中学校は小河委員長職務代理者が話されたということですが、百ます計算や、モジュールなどを活用してほしい、あるいは力試しプリントの活用などがありました。隂山委員長は幾つかの市に対して、今年度の取組で効果がこれだけ出ているというような示し方をされたみたいで、それを聞いた特に小学校の校長さんは、言われていることを実行すれば全国学力テストの結果はそれなりに上がると思ったということを会議の後で他市の方から聞きました。そういう捉え方されたのだなと思ったわけですが、枚方市としましたら、もちろんその子その子一人ひとりを大切にし学力をつけていく。これまでの取組というのは変えず、その学力テストに向けてなのですが、枚方市は重点対策市に入っていますので府の指導主事を学校に派遣するようなことも言われています。そういった中で、枚方市としてこうするんだということを府に示さないと、ますます府との関係がしんどくなるということもあります。ですので、今考えていることで、受験対策の勉強、テストのための勉強というのはナンセンスであると考えていて、これまでずっと思いもある中で、あくまで問題慣れをするという部分ではまだ取り組んでないことなので、あくまで子どもにとって自分の力が発揮できる形で、テスト対策をやっていく必要があるのかと思いました。その府が示している力試しプリントを学習クラブで活用する。紙の部分で結構費用がかかりますので、そこは事務局としても支援するようにし、その力試しプリントを朝学習の時間などで使ってもらえればと考えています。そういった中で、全国テストの前に市独自で学力テストをやってほしい、という意見を言ってくれている小学校長もいます。しかしながら、それよりやはり日々の実践の中で取り組んでいけることは何かというようなことでやっていきたいと思っております。本市は学習クラブというシステムがありますので、それを有効に活用していきたいと思っています。

今後ですが、いかにこの半年間で問題慣れができるかというようなことで取り組んでみたいなと考えています。

以上です。