広報ひらかた

豊かな枚方をつくるための、予算の話

平成29年度当初予算と主な事業

平成29年度一般会計当初予算額は1336億円です。

また、国民健康保険などの特別会計と水道事業などの企業会計を合わせた予算総額は2725億円です。

 問合せ先、財政課 電話841-1311、ファクス841-3039

平成29年度一般会計当初予算 1336億円の内訳

歳入
市税 41.3%
市民税、固定資産税など
551億6502万円
地方消費税交付金 5.0%
地方消費税を財源に人口などに応じて府から交付
66億6316万円
市債 8.2%
公共施設整備事業などのために市が借入
110億1210万円
地方交付税 7.8%
各自治体で標準的なサービスが確保できるよう国が交付
104億円
国・府支出金 28.1%
特定の事業のために国や府から交付
375億2626万円
その他 9.6%
128億3346万円
歳出
民生費 48.5%
子育て支援や生活保護など
648億569万円
土木費 11.7%
道路・公園の維持管理など
156億4982万円
教育費 9.0%
学校施設の管理運営やスポーツ振興など
120億8291万円
公債費 9.0%
過去に借入した市債の返済など
120億2548万円
衛生費 9.0%
保健所の管理運営やごみ処理など
120億1933万円
総務費 7.9%
市全般の管理事務など
105億2630万円
消防費 3.7%
消防や防災活動など
49億800万円
議会費 0.5%
議会の運営など
6億6400万円
その他 0.7%
9億1847万円

 市は福祉や教育、道路整備などさまざまな事業を行っており、これらを「一般会計」として管理しています。このほか、7つの特別会計と3つの企業会計があります。例えば、国民健康保険には「国民健康保険料」、水道事業には「水道料金」が使われています。

各会計別予算額 (金額は十万円の位を四捨五入)

(※各項目、会計区分、平成29年度 当初予算、前年度比の順で)

一般会計
133,600百万円
マイナス5,800百万円

特別会計 国民健康保険
52,761百万円
マイナス1,165百万円

特別会計 土地取得
508百万円
マイナス7,578百万円

特別会計 自動車駐車場
96百万円
百万円

特別会計 財産区
58百万円
マイナス百万円

特別会計 介護保険
32,785百万円
2,771百万円

特別会計 後期高齢者医療
5,592百万円
431百万円

特別会計 母子父子寡婦福祉資金貸付金
17百万円
マイナス3百万円

企業会計 水道事業
11,593百万円
マイナス2,660百万円

企業会計 病院事業
11,017百万円
マイナス304百万円

企業会計 下水道事業
24,425百万円
2,312百万円

全会計
272,453百万円
マイナス11,997百万円

※企業会計の予算は、収入と支出が一致しないため支出額を記載。

※端数処理の関係で合計が一致しない場合があります。

まちの持続的な発展のため定住促進を進めます

 枚方市の人口は、出生数減少による自然減と転出超過による社会減が続いています。市が持続的に発展していくためには、出生率の向上や市民の定住・市外からの転入の促進が不可欠です。こうした課題に対応するため、平成29年度予算では枚方市駅周辺再整備や子育て環境の充実など、豊かな枚方を実現するためのさまざまな事業を推進していきます。

当初予算の主な特徴

 歳入では、市税で個人所得水準の改善や商業施設の新設に伴う増収を見込み、前年度比6億円増の約552億円を計上。国・府支出金は連続立体交差事業関連委託金などが増となるものの、臨時福祉給付金等給付事業費補助金の減などにより10億円減の375億円を計上しています。

 歳出では、通年での待機児童解消に向けた児童受け入れ体制の整備で12億円を計上するなど、子育て環境の充実を図ります。

 また、京阪本線連続立体交差事業や牧野長尾線整備事業、御殿山小倉線整備事業などの推進で74億円を計上するなど、安全で利便性の高いまちづくりを進めます。

枚方市は70歳!

 今年で枚方市は市制施行70周年を迎え、記念事業には8400万円が計上されています。計35の記念事業では、枚方ゆかりの著名人をPR大使に任命するなど市内外へ魅力を発信します。そのほか、音と光を駆使し、淀川を利用したウォータースクリーンに映像を映し出す「ひらかた音と光のファンタジーナイト」など地域の賑わいを創出する事業にも力を入れます。

30年後には人口8万人減 将来を見据えた財政運営・行政改革を

 少子高齢化の影響などによる全国的な人口減が進み、市の人口は30年後に約8万人減少すると予測しており、市税など収入の増加が見込めなくなります。将来世代に大きな負担が残らないよう、引き続きまちを発展させるためには、出生率の向上や住民の定住、市外からの転入促進につながる施策を着実に進めるとともに、公共施設の老朽化対策などの課題に対応していく必要があります。また、こうした取り組みには多くの財源が必要なので、より健全な財政運営や、さらなる行政改革が必要です。

 こうしたことを踏まえ、市では行政改革の実施計画である新行政改革実施プラン(平成28年度〜平成31年度)を策定し、財源確保等の取り組みを進めています。このプランに基づき、平成29年度も事務事業・補助金見直し計画に基づく取り組みや、指定管理者制度の導入拡大等の民間活力の活用など、行政改革を推進していきます。

 問合せ先、行革推進課 電話841-1228、ファクス841-3039

主な取り組みをピックアップ

一人一人の成長を支え、豊かな心を育む

保育所入所枠500人分の拡大へ【11億7179万円】

 いわゆる潜在的な待機児童も含めた通年での待機児童解消に向け平成31年度当初までに500人の入所枠の拡大を目指す。不足する保育士の確保策として、保育士用住居の借り上げ費用の支援など、引き続きさまざまな方策に取り組む。

通学路等の安全対策の強化【3800万円】

 通学路等の安全対策や街頭犯罪の未然防止等を目的に650台の防犯カメラを増設し、10月から本格運用を開始。

市民の健康を支える地域拠点の開設【1266万円】

 赤ちゃんから高齢者まで切れ目なく、より身近な地域で健康や子育てに関する相談・支援を行う地域拠点を北部支所内に12月に開設予定。

自然と共生し、美しい環境を守る

新ごみ処理施設の整備【1億1038万円】

 枚方京田辺環境施設組合による可燃ごみ広域処理施設の整備に向け、京田辺市と連携を図りながら取り組みを進める。

地域資源を生かし、人々が集い活力がみなぎるまちヘ

香里ケ丘地域の活性化【3069万円】

 香里ケ丘図書館の建て替えはプロポーザル方式で設計事業者を選定し、香里ケ丘中央公園の再整備と一体的に取り組む。また、包括連携協定を締結したUR都市機構の賃貸住宅団地を活用した保育事業を実施。

枚方市駅周辺の再整備【1億8448万円】

 (仮称)総合文化芸術センターの建設に向けた設計、市駅周辺再整備および新庁舎整備の具体化に向けた取り組みを推進。天野川に沿った新たな外周道路の整備や市駅北口から同センターへの歩行者動線の整備など。

安全で、利便性の高いまちへ

浸水対策の推進【37億3447万円】

 蹉だ・楠葉排水区で雨水貯留施設の整備を進めるとともに、新安居川・溝谷川ポンプ場の排水能力向上に向けた整備や下水道事業計画に基づいた管渠・水路の整備を推進。

空家等対策の推進【1519万円】

 保安上危険となる恐れがある空家等に対して市独自の緊急安全措置を4月から実施。実態調査を行い空家等対策計画を策定。空家等の所有者と地域の公共的課題の解決に取り組む団体等とのマッチングなど空家等の未然防止や有効活用に向けた取り組みを推進。

健やかに、生きがいを持って暮らせるまちへ

高齢者の居場所づくりへの支援【1000万円】

 高齢者が気軽に出向くことができる身近な集いの場を平成30年度までに100カ所設置を目指す。

がん検診の拡充【1億9148万円】

 胃がん検診は、50歳以上の市民を対象に内視鏡検査を開始。子宮頸がん検診は受診率の向上につながるよう、効果的な受診勧奨策に取り組む。

効率的・効果的な市政運営の推進

事務事業・補助金見直し計画に基づく取り組み【効果額1億1946万円】

 事務事業・補助金見直し計画等に基づき、平成31年度までに既存の事務事業や補助金の廃止、見直しなどに取り組む。なお、補助金については、あらかじめ終期を設定し、それにあわせて制度の可否を含めた検証、見直しを行うサンセット方式の導入や透明性の確保を含め、引き続き適正な運用を図る。