広報ひらかた

おしえて ひこぼしくん 枚方の地名 その15

香里

 枚方市の南側にある香里。この地名の由来が、みんながよく知ってる「ひらパー」に関係しているって知ってた? ひらかたパークの前身は香里遊園地といって、明治43年(1910年)に北河内郡友呂岐村大字郡(今の寝屋川市)に開園したんだ。当時人気があって地名の響きも似ていた西宮市の遊園地「香櫨園」からヒントを得たそうだよ。遊園地があった「郡」という地名は、古代に河内国茨田郡の役所「郡衙」があったからと考えられているんだよ。

 香里には戦時中、火薬をつくる陸軍の製造所があったんだ。終戦後、香里で再び火薬をつくろうとする動きがあることを知った市民が「悲惨な戦争を繰り返してはならない」と立ち上がり、反対運動を起こしたんだ。そのおかげで昭和31年、製造所跡は団地として生まれ変わることになったんだよ。団地の完成に合わせて郵便局や診療所、スーパーマーケット、小学校もできて、「東洋一のマンモス団地」と呼ばれたんだよ。ステンレスの流し台や水洗トイレ、ガス風呂などの最新設備は庶民の憧れで、「団地族」という流行語も生まれたんだって。「つづり方兄妹」や「喜劇 団地親分」といった映画の舞台にもなり、昭和37年にはケネディ大統領の弟で当時の司法長官ロバート・ケネディ夫妻も視察に訪れたんだよ。