広報ひらかた

おしえて ひこぼしくん 枚方の地名 その12

車塚(くるまづか)

 車塚という住所はまだ新しくて平成17年(2005年)にできたばかりなんだ。中央図書館の前を通る道路「楠葉中宮線」を造るときに周りの整備にあわせて車塚1丁目・2丁目が誕生したんだよ。車塚という名前は「輝きプラザきらら」の隣にある牧野車塚古墳にちなんでいるんだ。ところで、古墳って知ってるよね? 今から1700年〜1300年前、その地域の権力者が造った大きなお墓のことだよ。有名なのが鍵穴みたいな形の前方後円墳で、車塚とは前方後円墳を意味する言葉なんだ。昔、高貴な人が乗っていた牛車を横から見た形に似ているからなんだって。

 牧野車塚古墳は全長107.5メートル、後ろの円い部分は直径54.5メートルで、4世紀後半に造られたと考えられているよ。形がきれいに残っているので、大正11年(1922年)に国の史跡になったんだ。誰のお墓なのかは分からないけど、平成16年の発掘調査では、古墳の表面を覆っていた「葺石」や筒状の埴輪が見つかったんだ。葺石は徳島県の吉野川や兵庫県の猪名川など遠い場所の石が使われているんだって。そんな昔から物のやり取りがあったのかな? 歴史ロマンを感じちゃうね。

 車塚公園は非常用トイレや5000人が3日間暮らせる飲み水のタンクもある防災公園なんだよ。芝生の広場もあって噴水や遊具で遊んだり図書館で読書したり一日中楽しめるよ。