広報ひらかた

ひらかた偉人伝 その10

枚方ゆかりの有名人を紹介

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枚方で国づくりを感謝した桓武天皇

 「禁野」という地名は「禁じられた野原」という意味って知ってるかな?平安時代の枚方や交野には天皇家の狩場があり、一般の人は狩りをすることができなかったんだ。禁野はこのことにちなんで名付けられたんだよ。
 そんな枚方で狩りを楽しんだ一人が400年続いた平安時代の最初の天皇、桓武天皇。背が高くガッチリした体格で、大好きな鷹狩りなどで16回も訪れた記録が残っているんだ。都を奈良から京都の長岡京に移した翌年(785年)には、遷都(都を移すこと)をやり遂げたことを天帝(古代中国で神のこと)に感謝する重要な儀式をしているよ。その場所?といわれている一つが片鉾本町の杉ヶ本神社辺り。中国の皇帝にならい、郊祀壇という円形の丘を築いて祈りを捧げたんだ。
 桓武天皇をもてなしたのは朝鮮半島から日本に来た百済王の子孫の一族で、枚方で暮らしていた百済王氏。桓武天皇は、お母さんが百済王と血のつながりがあったので、百済王氏を親戚のように思っていたんだ。親しい人がいて都からも近かった枚方だからこそ、新たな国づくりを感謝する場所に選んだのかもしれないね。