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水質管理

水源水質事情 | おいしい水 | 水道GLP認証取得について | 水質検査結果 | 水質検査計画を策定しました

水源水質事情

淀川の水の多くの部分を占める琵琶湖の水質はここ数年横ばい状況を示し、若干改善傾向が見られますが、依然として富栄養化の状態が続いています。

富栄養化とは?

湖や内海などの閉鎖された水域に窒素やリンなどの栄養塩類が流入し、栄養分が豊富になることを「富栄養化」といいます。
富栄養化した水域では太陽光線を受けて植物性プランクトンや藻類が大量に増殖します。これが原因でアオコ、赤潮などの現象が発生し、水中の酸素が足りなくなって魚類が死滅したり、水が異臭を生じるようになります。

富栄養化の原因

琵琶湖はもともと貧栄養の透明度の高い湖でしたが、高度成長期に汚濁が著しく進行しました。
湖に流入する生活排水、工場排水中にはリンや窒素が含まれています。合成洗剤・化学肥料が多用されるようになって、琵琶湖へのリンや窒素の流入量は増大しました。カビ臭やアオコの発生が慢性化し、水域の生態系や景観を損ない、飲料水の原水としての水質が悪化しました。

現在の状況

その後、富栄養化の原因であるリンと窒素に環境基準が定められ、排水規制が実施されるようになりました。また、淀川下流域では下水道の整備が進められ、水質はやや改善傾向がみられるもののやはり富栄養化状態が続いています。

水源の汚染と飲み水

この琵琶湖の富栄養化により、はじめてカビ臭が発生したのは昭和44年。枚方市をはじめ、淀川から取水している自治体に大きな影響を及ぼしました。特に昭和50年代中ごろからは毎年のようにカビ臭が発生したため、「水道水はまずい」「水がカビ臭くて飲みにくい」といった市民のみなさんの声がたくさん寄せられるようになりました。

水源の川や湖が汚染され、水質が悪化すると、浄水の過程でより多量の薬品やエネルギーを消費することになります。
殺菌のために投入された塩素は、原水中の微量有機物と反応してトリハロメタンを生じる原因となります。

水道局では平成10年に高度浄水処理を導入し、水道水からカビ臭とトリハロメタンを大幅に減らすことに成功しました。毎年梅雨の時期には必ず寄せられていた苦情も、現在ではほとんどありません。

ただ、原水が汚れるということはより高度な水処理が要求されることとなり、それだけコストがかさむこととなります。
水源の水質を良好に保つことは、安全でおいしい水を飲むために避けることのできない課題です

淀川の原水水質状況  (単位はmg/L)

項目            平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度
アンモニア性窒素 0.16 0.18 0.18 0.24 0.10 0.09
BOD(生物化学的酸素要求量) 1.5 1.4 1.6 1.8 1.5 1.3
過マンガン酸カリウム消費量 7.3 7.3 7.1 6.9 7.1 6.6

水の汚染度を示す指標の説明

淀川の環境基準のランク

河川の水質の環境基準は、AA級からE級までのクラスに分けられます。

淀川はB級に認定されています。水道水の原水としては高度な処理が必要で、入って泳いでみようとはあんまり思えない川…ということですね。

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おいしい水

市民のみなさんから、「市販のミネラルウォーターと、水道水とはいったい何がどのようにちがうのですか?」というご質問をいただくことがよくあります。
はたして水道の水と市販のミネラルウォーターとのちがいはどこにあるのでしょうか?

水のおいしさは人により感じ方がちがうものですが、昭和60年に「飲んでおいしく感じる水」の水質要件が厚生省(現厚生労働省)の「おいしい水研究会」から発表されています。この水質要件は市販のミネラルウォーターの水質とほぼ同等だとされています。

では、おいしい水の水質要件と枚方市の水道水の水質を較べてみましょう(おいしい水の水質要件は「おいしい水研究会」の提言、枚方市の水道水質は平成17年度平均)

水道水は残留塩素がやや高く、水の味を損ねるもととなっているのがわかります。

残留塩素は、細菌類の増殖を抑えるために水道局でわざわざ添加した塩素が水中に残存したものです。
法律で、"蛇口における塩素濃度は常に0.1mg/リットル以上でなければならない"と決められています。残留塩素の濃度は時間がたつとどんどん減少していくものですから、蛇口に届くまでに配水管の中で減少する分を見越して、やや多めに添加しています。しかし、味に大きな影響を与えるものですので、可能な範囲で残留塩素の濃度を下げるよう努力していきます。また、冷蔵庫で一晩冷やした水道水は、残留塩素も減少し、ミネラルウォーターとほぼ変わらなくなります。

枚方市の水道水は、水質検査の結果からも、おいしく飲んでいただける水だといえます。

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水道GLPの認証取得について

枚方市水道局では、安全でおいしい水を供給するため万全の水質検査を行っています。水質検査結果に更なる正確さと信頼性について保証することを目的として、第三者機関である社団法人日本水道協会が水質検査結果の正確さと信頼性を保証する「水道水質検査優良試験所規範(水道GLP)」の認証を平成18年5月30日に全国で9番目に取得しました。
この事により、本市の水道水の安全性が対外的にも保証され、市民の皆さんにより一層安心して水道水をご利用していただけます。

水道局は、これまでも高度浄水処理を導入するとともに、最新の設備と高度な検査技術により、原水から給水栓まで厳しい水質検査を行ってきましたが、この度「水道GLP」を導入することにより、水質検査のレベルアップを図ることができました。これからも、今まで以上に信頼性の高い水質検査結果を市民の皆さんに提供できるよう努力します。

<認定内容>
(1)適用基準:水道水質検査優良試験所規範
(2)認定機関:社団法人日本水道協会、水道GLP認定委員会
(3)認定範囲:水道水質基準項目(50項目)、水道水・浄水
(4)認定番号:JWWA−GLP009
(5)認定日:平成18年5月30日
(6)認定対象:枚方市水道局浄水管理室

   <水道GLPロゴマーク>

   
<水道GLPとは>
GLPは、「Good Laboratory Practice」の略語で、日本語では優良試験所規範と訳されます。「水道GLP」は、国際規格であるISO9001とISO/IEC17025の要求事項を、水道事業体が実施している水道水の水質検査の実情に合わせて具体化したものです。
食品や医薬品と同じく、直接口にする水道水についても水質検査における検査精度と信頼性の確保が重要と認識されるようになったことから、社団法人日本水道協会が、水質検査機関における信頼性確保のための体制を導入する際の一手段として「水道水質検査優良試験所規範(略称:水道GLP)」を策定しました。

「枚方の水〜安全・安心のための水質管理〜」パンフレット(PDF形式/8648KB)

※上記のパンフレット(PDF形式)は、只今改訂中です。ご迷惑をおかけしますが、しばらくお待ちください。

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水質検査結果

水道水は飲む人の健康をまもるために、法律で定められた水質基準に適合するものでなければなりません。
浄水課では、水源から家庭の蛇口までの水質を日々チェックしています。
原水となる淀川の水、浄水場の処理水、市内の各給水栓などにおいて、理化学・細菌・生物の検査を実施しています。

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水質検査計画を策定しました

枚方市水道局では、お客さまに安全でおいしい水を飲んでいただくために、定期的に水質検査を行なっています。
平成16年4月から水道法施行規則の改正により、水道水の水質基準が大幅に見直されました。
併せてこの改正では、毎事業年度の開始前に、水質検査をどのような内容で行なうかを定めた水質検査計画を策定してお客さまにお知らせし、また、検査計画結果についても公表することが義務付けられました。

■今回、お客さまにより安心して水道水をご利用いただくため、平成22年度の「水質検査計画」を策定しましたのでお知らせいたします。

「平成22年度水質検査計画」(PDF形式/431KB)


●水質検査計画についての皆様のご意見をお寄せください。

ご意見は今後の検査計画策定の参考とさせていただきますので、検査を行う「場所」「項目」「頻度」についての具体的なご提案や、どのような体制で検査を行うべきかなど、水質検査計画に関する事なら何でも結構です。
ご意見ご質問をお待ちしております。


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最終更新日:平成22年(2010年)3月31日