枚方宿の未来〜枚方市の歴史街道整備計画〜

枚方市は、昭和61年3月「枚方市総合計画」を策定し、施策の大綱の中で「豊かな緑とうるおいのあるまちづくり」をあげ、枚方八景をはじめとする美しい景観やまち並みの保全・創造、快適な地域環境づくり、公共施設のデザイン化を通してまちの魅力と美観の向上をめざす考えを示しています。

その後、その将来像を実現するために、平成6年4月「枚方市総合計画第2期基本計画」を策定し、その中でまちづくりリーディング・プランとして「CCスクエア21」=枚方市駅周辺地域整備構想を定め、本市の中心地域であるこの地域を、淀川や天野川という水辺空間とのかかわりや宿場町として発展してきた枚方市の歴史を生かした特色のある地域として再形成することとしました。

さらに、「CCスクエア21」を具体的に歴史文化を活かした地域づくりとして推進するため、歴史街道モデル事業の取り組みを行いました。テーマとしては、「淀川と京街道でにぎわう枚方宿の再生」とし、この地域を以下の7つのゾーンに分け、より具体的な施設整備等の方針を示しました。

各地区整備のイメージ
1.枚方宿本陣ゾーン 枚方宿の総合的な展示・PR機能、万年寺山の淀川を一望できる機能の充実や江戸時代の町家の保存・活用等を通じて、歴史的資源や斜面緑地を活用した枚方宿の中心として落ち着きのある歴史的な町並みを形成する
2.鍵屋・宿場町ゾーン 駅周辺や淀川河川敷との連続性を高め、歴史街道の総合的な案内機能とともに、淀川と関連する文化機能や江戸時代の船宿を利用した観光機能の充実等を通じて、枚方宿の西の入り口としての宿場町の活気が感じられる賑わいのあるゾーンを形成する。
3.岡新町・天野川ゾーン 枚方宿の東の入り口である鵲橋をはじめとして、天野川の歴史性に配慮した親水空間の充実、枚方市駅周辺の現代的景観の歴史性への配慮、淀川や天野川と地区との連続性の強化を通じて、枚方宿の東の入り口としての歴史性と現代性が交錯するポリフォニック(多旋律)な輝きと夢のあるゾーンを形成する。
4.枚方浜ゾーン 河川敷を活用した舟着場の再生やイベントの実施などを通じて、枚方宿の淀川との関係を再生する。
5.万年寺山ゾーン 枚方宿本陣ゾーンと連続する万年寺山の歴史性と豊かな自然を生かしつつ、市民が気軽に楽しめる歴史ゾーンを形成する。
6.禁野・百済寺ゾーン 多様な歴史を持つ禁野の丘陵部への、枚方宿側からの連続性を強化する。
7.出口・光善寺ゾーン 枚方宿〜寝屋川市の部分において、地域性に配慮しつつ、歴史のネットワークを連続させる。

◆「東海道枚方宿 」のページへ戻る
◆旧枚方宿探訪
◆現在の枚方〜現代的風景と枚方宿名残の風景
◆枚方宿の未来〜枚方市の歴史街道整備計画


Copyright (c) 2001 Hirakata City. All rights reserved.