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枚方・交野地区更生保護大会(平成20年7月23日:交野市立保健福祉総合センター)

皆さんこんにちは。枚方市長の竹内です。
枚方・交野地区更生保護大会の開催にあたりまして、委員長として一言ご挨拶いたします。
皆様方には、公私共に大変お忙しいところ、当大会にお集まりいただき、誠にありがとうございます。

戦後の荒廃の中、罪を犯した人たちの社会復帰のため更生保護制度が創設され、これにあわせてスタートした「社会を明るくする運動」は、今年で58回を迎えます。
文字どおり「社会を明るくするため」に、この運動を長年にわたり支えていただき、更生保護制度の発展に日々ご尽力されている関係機関の皆さん、並びに、地域の中でボランティアとしてご活躍いただいております保護司会、更生保護女性会、BBS会、協力雇用主の皆様には、この場をお借りして心から敬意と感謝の言葉を申し上げます。
また、今月1日には、枚方市駅周辺での街頭キャンペーンが実施され、当日は梅雨時にも関わらず、快晴に恵まれる中でのパレードを盛大に実施することができ、大いに市民にPRすることができたものと思います。これも皆様方のご協力とおかげであると、改めまして感謝を申し上げます。

さて、皆さんの願いとは裏腹に、全国各地で、子どもが巻き込まれる事件や若い世代での凶悪事件が相次ぎ、とても心が痛みます。特に、5月14日に本地区で発生しました少年2人を包丁で切りつけた傷害事件では、その後、京都での強盗傷害事件にまで発展しました。埼玉で犯人が逮捕されるまでの半月もの間、特別警戒態勢にあたっていただいた枚方警察署をはじめ、地域の皆様にも、目撃情報や地域での安全対策にご協力いただき、誠にありがとうございました。
また、その後、東京秋葉原では社会への強い不満を鬱積させた若者の凶行により、7名もの尊い命が一瞬にして奪われるという、痛ましい事件が発生しました。
こうした凶悪犯罪をはじめ、ほぼ毎日のようにメールで情報が入るひったくり等の街頭犯罪の発生や、子どもに対する声かけ事案などの不審者情報に接するたびに、改めて地域での子どもたちの安全対策や日頃からの防犯への取り組みがいかに大切であるかを痛感いたします。

犯罪は、人の心と社会を写す鏡であるとも呼ばれ、つまるところ今日は、一人ひとり、そして社会全体の「心」の有り様が問われる時代である、とも言えます。
犯罪のない、誰もが安心して心豊かに暮らせる地域社会を築いていくためには、被害者の心の痛みを社会全体で受け止めていくとともに、罪を犯した人の苦悩を支え、再チャレンジの道筋を示していくことが必要です。そうした中で、更生保護の取り組みは、非常に重要な役割を担っているところであり、皆さんには地域に根ざした幅広い活動を引き続き展開していただきたいと思っているところです。
枚方市としましても、「社会を明るくする運動」をはじめ、地域、学校、関係団体と一体となって防犯や防災の体制をさらに強化し、安全で安心できる地域社会の実現に力を注いでまいりますので、より一層のお力添えをいただきますようお願い申し上げます。

結びにあたり、枚方地区保護司会をはじめ、関係の皆さん方に厚くお礼を申し上げますとともに、本日ご参会の皆さんのご健勝、ご活躍を心から祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。




最終更新日:平成20年(2008年)08月01日