血管撮影室
血管造影(アンギオグラフィー )は、通常のレントゲンでは写らない身体各所の血管を撮影する特殊な検査です。
狭窄や動脈瘤などの血管病変がないかなどを詳しく調べることができます。
また、癌に入り込んでいる血管を写ることにより、癌の広がりや周辺の臓器との関係がわかり、どういう手術を選択するのがよいかを事前に検討することが可能です。

検査時間は心臓カテーテル・脳血管造影・腹部血管造影などの検査時間は約30分〜1時間くらいですが、治療を行う場合は2時間程度かかる場合もあります。
カテーテル検査について
近年では、カテーテルを用いた薬剤投与や腫瘍血管の閉塞、さらには血管を拡張させる方法など、治療面でも広く利用されています。
脳梗塞や心筋梗塞では原因の血管近くまでカテーテルを進め血栓溶解剤を注入したり、狭窄を生じている冠動脈をバルーン(先端に風船がついている)で拡張(PTCA)させたり、金属製の筒(STENT)を留置したりしています。
肝臓癌では肝動脈に抗ガン剤を直接注入したり、動脈を閉塞させる物質を注入して栄養が行かないようにしてガンを死滅させます。
また、消化管では出血している動脈を閉塞させて止血することも可能です。
当院では、平成17年5月から、従来の血管造影装置(アンギオグラフィ)を新世代のデジタルアンギオシステムに更新いたしました。
特徴

造影剤注入後の像から注入前の像を差し引く処理によって血管だけがよく観察できるデジタルサブトラクション(DSA)は、装置を回転しながら行えます。
FPD(フラットパネル)搭載により、従来の I.・I方式より少ないX線の被曝と、少量の造影剤で検査が可能です。
また、短時間で高解像度の画像データ処理ができ、検査や治療時間の短縮が可能になります。
最終更新日:平成18年(2006年)4月3日
