市民と市長の地域対話集会(開成校区)でのご意見と市の回答・見解
- 平成21年9月5日、みずき街集会所で「市民と市長の地域対話集会」が開催されました。
対話集会の中で校区からいただいたご意見と、回答送付時における市の回答・見解は以下のとおりです。
青色パトロール車の駐車場所について
- 校区では地域づくりデザイン事業で、市内で8番目(実際は9番目)の青色パトロール車の導入を進めているが、車庫の問題を抱えている。候補地を何カ所か打診したがいずれも断られ、適当な場所がない。
開成小学校の体育館がちょうど建て替えられるので、その敷地に青色パトロール車を置かせてほしい。
市の回答・見解
- 学校への車両乗り入れは、児童・生徒の安全確保の観点からから原則禁止しているところであり、給食配送車などの必要不可欠なものに限っています。
地域づくりデザイン事業での取り組みには市も協力して進めていきたいと考えていますが、駐車場所については地域での確保をお願いします。
災害時要援護者の把握と個人情報保護の問題について
- 民生委員は、「災害時ひとりも見逃さない」運動を進めているが、支援が必要な方がどこに住んでおられるのか、個人情報保護法がネックとなって、なかなか把握しきれない現状がある。
市は、この問題をどのように受け止めているのか。
また、社会福祉協議会から出された名簿についても、当初は地域コミュニティと連携して活用すると説明されていたが、今では情報を共有してはいけないことになっている。
市の回答・見解
- 個人情報は法律で保護されており、市としては法律に則った対応が求められます。
しかし、その一方で、地域の助け合いの仕組みづくりは非常に重要な課題です。これに関して条例化の動きのある市町村もありますので、本市でも情報を収集しながら検討していきます。
枚方市内の府立高校のレベルアップについて
- 高校進学については、ひと昔前は地元集中制であったが、現在では第4学区からも第2学区の高校が受験できるようになった。受験生にとっては選択肢が広がるが、枚方市としては優秀な人材が市外へ流出することになる。
これについて、市長の見解を聞かせてほしい。
市の回答・見解
- 私自身は、教育の世界に全くの自由というのは良い方法ではないと考えています。
しかし、一方で厳格な地元集中制にも問題があり、学区外に進学したいという道を閉ざしてしまうことになります。大阪府では、そういうバランスの中で4学区制を採用してきた経緯があります。 枚方市には7つの府立高校がありますが、学校間の極端な学力格差はありません。これは地元集中制のメリットであると考えています。その歴史を踏まえ、このまま大きな格差が生じないよう進んで行ってほしいと願っています。
また、枚方市内の府立高校を、生徒の多様な志望に対して学力を保障できるような学校にしていくために、市長・教育委員・各学校とで意見交換会を持ち、また、 保護者に対する学校説明会を合同で開催するという取り組みを行っています。
生活道路の通行障害について
- 枚方市駅から藤田川のバス停に向かって香里橋を左折した先にある疏水沿いの生活道路は、通学路であるが交通量が多く、多くの車両が流入してくる。
特に、店舗への納品時に、トラックを道路に止めて荷物を搬入しているが、子どもたちの通学時間帯と重なり、見通しがわるくて危険である。店に対して、 納品時には店員が交通整理をするなどの対策をとるよう行政指導してほしい。また、路面に駐車禁止と書いてほしい。現場の状況を実際に確認してほしい。午前9時20分から10時の間と、午後2時15分から4時の間である。
市の回答・見解
- 店長と面談し、地域からのご要望を伝え改善を要請しました。
また、「駐車厳禁」の啓発看板を近くの電柱に設置します。
香里団地の開発計画について
- 香里団地の建て替えが行われているが、都市計画や建築確認において住民の声はほとんど聞かれていない。もっと、地元の声を反映させて進めてもらう訳にはいかないか。
特に、緑地がどんどん削られていくのが気になる。そのことについては行政とURが協議しているはずなので、地元に何らかの説明があってもよいのではないか。
市の回答・見解
- 地元の方々が地域の空洞化に不安を抱かれないよう、的確な情報提供とあわせ、引き続き周辺地域へ説明責任を果たすよう都市再生機構に申し入れていきます。
一定の開発行為等を行う事業者は、「枚方市開発事業等の手続等に関する条例」により、地元住民の方々に説明を実施することを義務付けています。市はこの条例に基づいて事業者を指導しており、 これからも適正に指導を行っていきます。
ふれ愛・フリー・スクエアの今後の方針について
- 土曜日のフリースクエアが始まって平成21年で7年目であるが、各学校での実施内容を市は把握しているのか。
ごく一部の人によって運営が回っている実態があるのだが、市はこのまま現状維持の方針なのか。それともなんらかの方向転換を考えているのか。
市の回答・見解
- ふれ愛・フリー・スクエアは、地域の中で子どもを中心とした世代間交流を図ることを目的に、これまでの多くの方々のご協力・創意工夫をいただきながら実施してきた事業です。
しかし、現在、参加児童数にも各学校で温度差があり、運営を担っていただく地域の方の負担も大きく、今後の継続について検討する時期に来ていると考えています。
平成21年6月に教育委員会に設置した委員会において、土曜日等の児童の過ごし方について検討していますが、ふれ愛・フリー・スクエアについても今年度中に方針を出していきます。
子どもが自由に遊べる場所の確保について
- 開成小学校は児童数がいっときの倍になっているが、マンションが多く建設されて、子どもが遊べる場所がなくなってきている。
中学生についても、四中の生徒たちのストレスが溜まってきているのを感じるので心配である。中学生が自由に遊べる場所も必要である。
また、幼い子が遊ぶ広場もない。幼児がよく路上で遊んでいて危険である。これはもちろん、保護者のモラルの問題もあるのだが・・・。東大阪市にはドリーム21という複合施設があり、小さな子どもが活発に遊ぶことができる。 枚方市には子どもが遊べる施設がない。
子どもは年齢に応じた遊びをしてこそ発散でき、しっかり遊ぶことで良く育つことができる。
市の回答・見解
- ご意見の趣旨は子どもたちにとって日常的な遊びの空間についてではないかと思われますが、開成校区は、市内でも公園等の配置が整っている地域です。これらを、子どもたちの健やかな成長のために、
地域で知恵を出していただき、有効に活用していただければと考えます。
中央公園のグランドの解放について
- 中央公園の小公園は土日でも開いており、子どもたちは嬉々として遊んでいるが、大きなグランドは有料で、土日は開いていない。中学生くらいの子が遊べるよう、中央公園の開放の方法を工夫できないか。
市の回答・見解
- 近隣公園である香里ヶ丘中央公園の有料運動広場は、地元のご要望に基づき月1回(第1日曜日)、毎週月曜日(但し、春、夏休み中及び祝日・休日は除く)の無料開放を行っています。無料開放日については、
市ホームページやひらかた便利帳には掲載していますが、現地に新たに看板を設置し、皆さんにお知らせするよう努めていきます。看板は平成21年11月中には設置する予定です。
全国学力テストの結果について
- 文部科学省が実施した全国学力テストで、大阪府は秋田県と20点もの差がついているようだが、親としてはなぜかと思う。市長のお考えを聞きたい。
市の回答・見解
- 全国学力・学習状況調査の目的は、各学校が各児童生徒の学力や学習状況を把握し、児童生徒への教育指導や学習状況の改善等に役立てることにあります。調査の結果は得点ではなく正答率で表されますが、
大阪府の課題は無解答率が高いことにあります。無解答の要因としては、児童、生徒の学習意欲もさることながら、問題に対する不慣れなどさまざまな原因が考えられます。なお、全国学力・学習状況調査の結果が、
いわゆる受験学力と直接に結び付くわけではなく、例えば大学入試のセンター試験の都道府県別の成績においては、大阪府は全国の中でも上位となっています。
枚方市では調査の成果と課題を検証し、子どもたちの学力向上に向け、教育委員会と連携して取り組んでいます。
南部生涯学習市民センターを一時避難所に指定することについて
- 香里ケ丘一丁目については、藤田川を挟んで開成小学校が避難場所になっているが、平成20年8月の豪雨では、なかなか避難場所まで行き着くことができなかった。
香里ケ丘は高台というイメージがあるが、この地域では雨水が藤田川一本に集中するので、水の逃げ場がなく、大雨が降ればあっという間に浸水してしまう。
大雨に限らず南部市民センターを災害時の一時避難場所と定めてもらえないか。地区には高齢者が多く、川を渡るのは無理である。
市の回答・見解
- 災害時の一時避難所は開成小学校を基本としています。南部生涯学習市民センターにつきましては、開設時間帯には一時的に避難していただくことはできますが、大雨の時には災害の状況により、
避難のために外出されること自体が危険であり、自宅で待機されるのが正しい対応である場合がありますので、充分ご注意ください。
市民活動災害保障保険について
- 市民活動保険が打ち切られると聞いているが、継続させてほしい
市の回答・見解
- 市民活動災害保障保険は、市民活動を支援する制度として必要なものと考えていますが、市民活動の範囲が広がりすぎて損害率の増大から、
現在契約している保険会社から次年度以降は取り扱いができない旨の申入れがありました。今後は、対象の範囲などの精査を行い、制度の継続ができるよう、検討を進めていきます。
市民病院の建て替え計画について
- 市民病院の建て替え計画において、診療科目、特に小児科医療について教えてほしい。市内には関西医大もあるが、市民病院との提携はどうなるのか。
市の回答・見解
- 新病院整備実施計画」において、建て替え後の市民病院は19の診療科目を備える予定です。特に重点を置くのは、小児医療、安心して出産ができる周産期医療、また、
患者の心身の負担が少ない内視鏡による手術の機能の充実です。
特に小児科診療については、24時間・365日の小児救急を行っているのは、北河内では本市の市民病院だけです。民間の病院でこれを実施することは、医師の確保や採算性からも困難であるため、 厳しい財政状況ではありますが、引き続き市民の皆様のご支援を得ながら、市民病院の小児救急機能を確保していきます。
また、関西医大との連携についてですが、関西医大は大学病院であることから高度医療を行い、救急についても重篤患者を受け入れる三次救命を担っています。
市民病院は入院機能を備えた二次救急医療機関としての役割を担っていくことになります。
各病院には、それぞれの機能に沿った役割があり、責任を分担しながら地域医療のネットワークを形成しています。
枚方・高田線の渋滞緩和について
- 電車通勤をしているが、朝、香里橋から国道一号線までの渋滞がひどく、枚方市駅まで40分もかかることがある。夕方も渋滞している。枚方・高田線について、
部分的にでも道路の幅を拡げるという計画はあるのか教えてほしい。
市の回答・見解
- 市道岡東山之上東1号線の国道1号から450メートルの間は、大阪府の事業として都市計画道路枚方高田線の拡幅計画があり、本市からその整備要望を毎年していますが、新規事業の着手は困難との回答を受けております。
今後も大阪府に対し、要望を行っていきます。
なお、当該道路と並行する国道168号と国道1号の天の川交差点において、左折専用レーンを新設したことで、国道168号から市道岡東山之上東1号線への流入が減少し、交通渋滞の緩和が図られたと考えられます。
今後、当該個所の渋滞解消については交通量調査等を行い、可能な対策の検討を行います。
学校施設の地下の防火水槽建設について
- 震災時の防火に備えて学校施設の地下に防火水槽を建設してはどうか。ちょうど小学校の体育館が改修されるので、その工事に併せて検討できないか。
市の回答・見解
- 小学校における防火用水利については、防火水槽よりも大量の水が確保できるプールが整備されており、万が一の場合は、プールの水を活用することにしています。
外国人に対する防災情報の提供について
- 枚方市には75カ国から4300人を超える外国人の方が来られている。外国人の方々は、災害時には言葉が通じないので災害弱者となる可能性がある。数ヶ国語で、防災ガイダンスやパンフレットを用意してはどうか。
市の回答・見解
- 英語・ポルトガル後・中国語・ハングル版による「防災マップ・洪水ハザードマップ」を市役所別館3階危機管理室で無料配布しています。マップには、災害時の避難場所や災害に備えるための情報を掲載しています。
このことは、これからも市広報紙やホームページに掲載し、広くお知らせしていきます。
最終更新日:平成21年(2009年)11月24日
Copyright(c) Hirakata City. All rights reserved.
- 校区では地域づくりデザイン事業で、市内で8番目(実際は9番目)の青色パトロール車の導入を進めているが、車庫の問題を抱えている。候補地を何カ所か打診したがいずれも断られ、適当な場所がない。
開成小学校の体育館がちょうど建て替えられるので、その敷地に青色パトロール車を置かせてほしい。
