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あしあと

    家庭でできる食中毒予防のポイント

    • [公開日:2021年8月11日]
    • [更新日:2022年3月20日]
    • ページ番号:20542

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    「食中毒」というと、レストランや旅館などの飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも食中毒は発生しています。しかし、家庭における食中毒では症状が軽かったり、家族全員に症状が出なかったりするため、食中毒とは気づかないことが多いようです。

    食中毒の予防には、「清潔」で「衛生的」であることが大切です。
    毎日の買い物から食事の後片付けまで、次の6つのポイントをきちんとおさえて、食中毒を防止しましょう。

    家庭でできる食中毒予防の6つのポイント

    ポイント1:食品を購入するとき

    • 生鮮食品は新鮮なものを購入しましょう。
    • 期限表示を確認して購入しましょう。
    • 肉や魚は汁がもれないようにビニール袋などにそれぞれ分けて包み、持ち帰りましょう。
    • 冷蔵や冷凍の必要な食品は最後に購入し、購入後は早く持ち帰りましょう。

    ポイント2:食品を保存するとき

    • 食品を持ち帰ったらすぐに冷蔵庫・冷凍庫に入れましょう。
    • 冷蔵庫の詰めすぎに注意しましょう(7割くらいが目安です)。
    • 冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保ちましょう。
    • 肉や魚、卵を取り扱う前と後には手を洗いましょう。
    • 肉や魚は、汁がもれないようにビニール袋などに入れて保存しましょう。
    • 流しの下など水漏れのある場所で食品を保管する場合は密閉容器を用いましょう。

    ポイント3:調理の下準備をするとき

    • こまめに手を洗いましょう。特に生の肉や魚、卵を触った後には必ず手を洗いましょう。
    • ラップされている野菜やカット野菜なども洗浄してから使いましょう。
    • 肉や魚の汁が、果物やサラダなど生で食べるものや調理済みの食品にかからないようにしましょう。
    • 包丁、まな板、ふきん、スポンジは洗浄・消毒し、いつも清潔なものを使いましょう。
    • 包丁やまな板は、肉・魚・野菜用と別々にそろえて使い分けるとさらに安全です。
    • 食品の解凍は使う分だけ行い、解凍は冷蔵庫の中か電子レンジで行いましょう。
    • 井戸水を使っているときは、定期的に水質検査を受けましょう。

    ポイント4:調理をするとき

    • 調理前に手を洗いましょう。
    • 加熱調理する食品は、十分に火を通しましょう。特に、お肉は中心の色が完全に変わるまで加熱しましょう。
      (中心部の温度が75℃で1分間以上(ノロウイルス対策には85℃~90℃で90秒間以上)加熱することが目安です。)
    • 調理中は室温で放置しないようにし、途中で調理をやめる時は冷蔵庫に入れましょう。また、再び調理する時は、十分に加熱しましょう。
    • 電子レンジを使う場合は、電子レンジ用の容器・ふたを使い、調理時間に気を付けるとともに、熱の伝わりにくい物は時々かき混ぜるようにしましょう。

    ポイント5:食事をするとき

    • 食事の前には必ず手を洗いましょう。
    • 清潔な手で、清潔な器具を使って、清潔な食器に盛りつけましょう。
    • 温かく食べる料理は常に温かく、冷やして食べる料理は常に冷たくしておきましよう。
    • 調理後の食品は、室温に長く放置しないようにしましょう。

    ポイント6:残った食品の取扱い

    • 残った食品を扱う前にも手を洗いましょう。
    • 残った食品は、早く冷えるように清潔な浅い容器に小分けし、冷蔵庫に保管しましょう。
    • 時間がた経ち過ぎたり、ちょっとでもあやしいと思ったりした食品は、思い切って捨てましょう。
    • 食品を温め直すときも、中心部までしっかり加熱しましょう。

    参考