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    枚方市内の財産区について

    • [公開日:2016年4月7日]
    • [更新日:2021年7月14日]
    • ページ番号:210

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    財産区とは

    市町村合併の際、合併前の旧町村の財産または公の施設は、本来、新市町村に継承されるべきものですが、例外的に旧町村に残されたもので、その区域を「市町村の一部」として法人格を認めたものを「財産区」といいます。

    財産区の権限と能力

    「財産区」は、特別地方公共団体であり、市町村と同じく法人格を有しますが、市町村のように広汎な事務を処理する権能を有するものではなく、財産区財産の「財産の管理」または「処分」もしくは「公の施設の廃止」についてのみ、行為能力を有する特殊な公的法人です。

    財産区の種類

    財産区は、その成立時期を基準として、いわゆる「旧財産区」と「新財産区」に分類されます。

    ア 旧財産区(市制町村制施行以前からのもの)

    市制町村制施行以前から一定の地区(旧町村)が所有していた財産をもって財産区となったもので、明治22年新たに近代的地方行政(自治)制度として、市制町村制を施行するにあたり、全国的に町村の大合併が行われ、従来から旧町村が有していた特定の財産などのうちで、新町村に統合されなかったものについて、従来から旧町村が有していた権限を限度として、旧町村の区域を「市町村の一部」として法人格を認めたものを「旧財産区」といいます。

    枚方市では市制町村制施行前は旧村37カ村ありましたが、現在もその多くに旧財産区(31財産区)があり、そのうち、「管理会」が設けられた財産区が23財産区あります。

    イ 新財産区(市制町村制施行以後のもの)

    市制町村制施行以後に市町村の廃置分合または境界変更が行われた場合に、その旧市町村の区域に存する財産などの管理処分の権限を旧市町村に所属させ、「市町村の一部」として法人格を認めたものを「新財産区」といいます。

    枚方市では、昭和15年11月15日に氷室村、津田村、菅原村の3か村が合併し、津田町が設置された際、氷室財産区、津田財産区、菅原財産区が設置され、昭和30年10月15日に津田町が枚方市に合併された後、現在に至っています。3財産区とも議決機関として「財産区議会」が設けられましたが、令和2年度末をもって菅原財産区議会が廃止され、「管理会」へと移行しています。

    お問い合わせ

    枚方市役所 総務部 総務管理室 財産管理課 (直通)

    電話: 072-841-1347

    ファックス: 072-841-3039

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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